「ユタの7年修行」、これは必ず経なければならないわけですが、祭壇を整え、毎日拝みを行う必要があります。


ただ、7年の間に気の緩みが出てくるのです。流れ作業のように拝みを行ってしまう時がありました。


7年修行の間も生活のために働かなければならないわけですが、仕事を理由に拝みがおざなりになってしまうことがありました。全く心がこもっていない。


これを神様は見逃しません。


結果、2年間も修行先の指示が来ませんでした。

神様に見捨てられたのだろうか…と不安になり、感謝の心を込めて拝みに臨んだところ、やっと認めてくださり、指示をいただきました。


7年修行成満後も常に神様には見られています。いい加減な気持ちでいると神様から厳しく接せられ、巫病が再発してしまいます。


初心を忘れず、毎日拝もうと思います。

12月から判示を再開し既に数件の相談があり、呪術の相談もありますが、未だ呪術の依頼は1件も受けていません。


というのも私の方から「今の時点で神様にお繋げしても棄却されると思います」とお断りしているためです。


人間ができることは全て行い、これ以上はどうしょうもない、という時点で神様は聞き入れてくれます。


ただし、生霊・死霊が原因の不幸に関してはこの限りではありません。迅速な「呪い返し」の呪術が有効な場合があります。

原因がよくわからないが、長期に渡り不幸が続いている場合はご相談ください。

祭壇用の海水が尽きたので、錦江湾に来ました。



本来海水は奄美大島でいたたくのですが、奄美大島からは既に神様が避難されていると思われるので、代わりに先祖に関わる海でいたたきました。父方が島津斉彬派の武士で、奄美大島に流されたそうです。


海水をいただく際の呪詞を唱え、海に入り海水をいただきました。

百霊山参拝成満後、想像以上に体調が回復いたしました。


そこで来年年始の再開を前倒しして、12月1日から判示の受付を再開することにいたしました。


相談ご希望の方はメールにてご連絡ください。


silverfloor44@gmail.com

呪術を原因とする体調不良から脱すべく一昨年から行っていた「日本百霊山参拝」


冬に入る前にとうとう全て参拝いたしました。


山の神様の力をお借りし、体調不良はだいぶ改善されました。


今年は受けられる呪術依頼数は15件が限界でしたが、来年は20件を目指したいと思います。



鳥海山(山形県側より)

利尻岳(北海道)

大山(鳥取県)

劔岳(富山県)

英彦山(福岡県)

湯湾岳(奄美大島)

最近3人の方から「子神にして欲しい」という連絡がありました。


大変光栄なことです。


ただ、私は子神受け入れの基準を設けています。


それは、同志となり得る人物か、というものです。


詳しくは、

・「神々が島から避難された」という奄美沖縄が抱える問題に共に取り組めること

・ユタマンチャー、ユタ崩れの問題に共に取り組めること


これらを面談で確かめさせてもらいます。


その上で、以下の要件を満たす方

・奄美に先祖がいたことが確認できる(墓、戸籍謄本など)

・大卒(在学中・進学予定可、中退応相談)


願書を出せば入れる大学は現在はいくらでもありますから、面談でどれだけ大学で教養を身につけたかを確認させてもらいます。


全ては、ユタの世界を正常な状態に回復させ、神々に島に帰ってきていただくためです。


ご理解いただけると幸いです。

奄美大島瀬戸内町南部のある場所に避難されている神々ですが、島を離れてしまったかもしれません。


次の儀式の際に確認します。


島の人々が神々を大事にしていればこのような事態を避けられましたが、仕方がないことです。責任は自ら取ることになるだけです。


避難が確認された場合、奄美で神様が鎮座できるのは、残るは湯湾岳のみです。






ユタは表舞台には立ちません。

※ユタの習俗を残すために民俗学研究者の取材を受けることはありますが、テレビやYouTubeなどに出ることはありません。ましてや、占いアプリなど絶対に作りません。


これは私達ユタは陰陽でいう「陰」の存在であり、表に出たとたん神様から能力を奪われるからです。


現在、ユタマンチャーやユタ崩れにより破壊されている琉球の神の世界ですが、歴史を振り返ると、金や名声、信者をむやみに求めてはならないという戒律がありました。


結果、神事は利用されず、聖地は荒らされるれることが無く、神様は島に鎮座することができたのです。


先人達は戒律を守り、奄美沖縄に神様が住める場所を守り続けて来たのですね。感謝しかありません。


次の世代に繋げたいと思います。

※引き続き相談の問い合わせが数件ありましたので、再掲します。


受けられる呪術の依頼数が上限に達したため、しばらくの間依頼はお断りいたします。

呪術は身体への負担が非常に大きいためです。


これに伴い通常の判示の受付も停止いたします。


年明けの再開を予定しております。

その際はまたブログでご案内いたします。


※ブログ更新をしばらく停止しますので、御用の方は以下にご連絡ください。


silverfloor44@gmail.com


浄め塩についての相談も多いので、皆さんに注意していただくためにこちらに残します。


①浄め塩を作ってもらおうと思い持参したが、作ってはもらえず、塩を返してももらえなかった

②浄め塩数十グラムで数千円請求されたが、これは妥当な額か?

③(浄め塩の現物、または写真を見せてもらい)これは本物か?


などの相談があります。


①について

まず浄め塩は何のために作るのかというと、死霊を祓うためです。

そもそも死霊が憑いていなければ浄め塩を作る必要はありませんから、そのまま返却します。ただ、お守り程度に作るユタはいます。

バスソルトとして使うなど神様への不敬にあたります。


②について

ユタが相談者を視た際に、死霊が憑いているとわかれば、「無料で」作成します。


塩と焼酎は相談者が持参することもありますし、ユタが自費で準備する場合もあります。


塩はスーパーで売っている安い物で十分です。それを数十グラム数千円で売るというのは明らかな破戒でありボッタクリです。ユタマンチャー(偽ユタ)やユタ崩れ(神様に見限られたユタ)がやっています。


③について

ユタマンチャー(偽ユタ)によくあることですが、浄め塩の作り方は見よう見真似で習得できます。何度もユタに通うことで作り方を盗みます。


ただ、ユタマンチャーが作る塩には決定的な「あるもの」が足りません。塩と酒だけでは作れないのです。神様の力が降りていらっしゃらないのです。


その「あるもの」はこちらには書けませんが、塩だけの浄め塩は偽物と考えて結構です。