「鏡」
これから話すことは、どこのツイン記事にも書かれていない「私たちだけ」の話です。
ツインの相手は「鏡の法則」で現れる存在として記事に書かれることがありますが、私たちの言う「鏡」はそういうことではありません。
もちろん、鏡の法則に則って「くぅぅぅ(´;ω;`)」となる時も無きにしも非ずなのですが、今はその話とは別の「鏡」の話をさせてもらいます。
それは「見ている世界が完全にミラー」という話です。
これまでに何度も言っていますが、私はライターで、相手はレイターです。
小説を書くのが私で、その世界を描き起こしてくれるのが相手です。
基本的に、彼女は小説を読んで自分の中に見えた世界を絵に描き起こしてくれるので、「見えない物」に関しては描くことが出来ませんし、小説を読まないまま描く、ということもしないタイプの絵描きさんです。
でも、全ての作家が書く全ての作品が同じように綺麗に見える訳ではないようなんですよね。情景が全く浮かばない作品もあるようです。
例えば、肝心のキャラクターの姿が見えないのに風景だけはやけにはっきり見える作品とか、なんならもう空間が歪んで見えてしまう作品とか、作者の「どうだ、このシーン面白いだろ!」というドヤ感が透けて見える作品もあるようなんですよね(苦笑)。
作家としてかなり耳の痛い話ではあるのですが(笑)、だからこそこちらも手抜きできないというプレッシャーがあって、とてもいい意味で上手くその能力が私に刺激を与えてくれています。
そんなわけで、彼女には作家さんとの相性、というものがあるわけです。
(もっともそれって彼女だけに限った事ではないと思いますけどね。読者と作家の間にだって相性は存在していると思うので)
それでも。
それでも、「描いてください」という依頼物に関しては、例え見えなくても描くしかないわけです。
ちなみに、私の小説に関しては「見えない」ということが(たぶん)ないんじゃないかな、と思ってます。
何故なら、彼女が「このシーン描きたい!」とか「このシーンは読者に(絵として)見せるべきシーン!」と言って描いてくれた挿絵は、自分のイメージそのまんまだからです。
なんか違うな、って思った事がないので、ガチで私の思い描いている情景が見えているんだろうと思うんです。でもそういう挿絵は、かなりの高確率で私のイメージと反対に描かれているのです(笑)
左向いてるつもりだったけど絵で見ると右向いてるなとか、ベッドは玄関入って左のつもりだったけど、あらまぁ右なのね、とかwwww
もちろん、左右が反転していても物語に支障がない時はそのままスルーして、描いてもらった挿絵を作品に使用させてもらっていたのですが、ビックリするほどイメージ通りなのに、何故か毎度毎度イメージと反転しているので、ある日勇気を出して「反転してるんだよね」と白状したんです(笑)。もしかすると今後作品に支障が出る可能性が来るかもしれないですしねww
私の言葉に彼女は「反転~??!」と驚いて(笑)、でもそれ以来挿絵を作成する時は左右逆になってないか確認してくれるようになりました。まぁもちろんのこと、安定に反転しちゃっているわけですがwww
でも殆ど問題がないので、そのまま仕上げてもらうのですが、この「鏡」の現象は、私たちだけに起きていることなのか……。どこのツイン記事を読んでもそういう話が書かれていないので、他のツインの人達はどうなんだろうな~と思っています。
でも、この話はあまり聞いたことがないので、私たちだけなのかもしれないんですが、あるあるなら、それはそれで楽しいなー🎶なんて思っています。
この反転現象。ひとつのシーンを、あっちとこっちで見ている感じなんですよね。隣に並んで見てないんですよw 向かい合わせでスクリーンを挟んで映画を見ているような感じです。
これは、創作物だけに限ったことではないのがまた特徴的で、互いの「家の中」のイメージが反対なんですよね。
彼女が初めて我が家に来た時、部屋の配置が逆だと思っていた、というような話をしてくれました。
「また鏡か~」て笑っていたのですが、いざ私が彼女に家に遊びに行くと、東西南北が分からなくなって混乱する、という現象に襲われました。
今でも冷静に考えないと方位が分からなくなります(ノд-。)あぅ。。
何故、私たちは「見ているものは同じ」なのに、ほぼ全てが「反転」しているのか。
謎は全く解明出来ていません。
ツインの「不思議」って、なかなか解けませんね。
分かったことは、今のところたったひとつだけ。
「あなたは絵を、私は物語を。それを目印にしよう」と約束したことだけ。
他はなーんにもわかんないです!(笑)
謎が次々増えるばかりです(´∇`;)
では、今日はこの辺で終わります。
次回は~、何を書こうかな……。
初逢瀬の時の話でも書くことにしようかな。不思議なこと、いくつか起こったので(´艸`*)ふふ
それではまた~♪ 良かったら読みに来てくださいね!