先月の出来事。

もう安定期だと安心しきりの毎日を送っていましたが、26週の際に4Dエコーを検診とは別に受けましたが、その夜から急にお腹に痛みと張りを覚え、2日間様子を見たのですが、寝ても、起きても、座ってもお腹の痛みは治らず、3日目に結局病院にいきました。

私はもともと子宮筋腫が六つありました。
どれも妊娠前は小さいもので、妊娠には差し支えないと診断されていました。
ところがいざ妊娠すると子宮が大きくなるにつれ、筋腫も仲良く一緒に大きくなってしまい、7か月目には二つの筋腫は特に大きくなってしまい4cmくらいになっていました。

ただ産道を妨げる場所ではないので特段何か治療は必要ないと言われ続けましたが、とうとう、腹痛に耐えられず病院に向かうと、診断は緊急入院、、、

子宮筋腫が子宮と同じように血液を吸い上げ大きくなってきたものの、子宮のさらなる大きくなる勢いに押され、筋腫に通う血液が途絶え始め、筋腫が炎症を起こして腹痛を引き起こしていました。

症状では熱はなく、ただ腹痛、張りを感じるだけでしたが、血液検査では白血球の数値が高くまさに炎症を起こしていることの証明でした。

処置としては入院しての1週間くらいの抗生物質の点滴投与と絶対安静。
炎症が治れば退院でした。

実際筋腫の炎症ですが、身体から炎症を取り除こうとするのが身体の本質なので、そのまま炎症に対処しなければ、子宮自体が赤ちゃんを外に出そうとする、切迫早産につながる恐れがあるという診断でした。

まさに予想もしない出来事。

しかも人生初の入院。
準備もなく突然病院のベッドで一日中寝ながらの治療。本当に心細くて、、、
出産で入院ならまだしも、、、涙。

でも入院の際は相部屋だったので
他の妊婦さんの症状も皆さん違い、悪阻がひどく食事ができなくて栄養とれないためにずっと入院されている方や、とにかく張りと痛みが辛くて起き上がるのが辛い方もいたり。
そんな中でも赤ちゃんはお腹の中で無事に育っていて、、、。

私も抗生物質がただでさえ苦手なのに、赤ちゃんには影響ないのか心配で何度も先生に噛み付いたり、でも赤ちゃんには安全な抗生物質だと説得をされ、実際日に日に炎症が治り、しかも赤ちゃんは変わらず元気に成長していて、、、、

入院の際にも、先生に私はあと一日だけ仕事したら入院しますからとダダをこねた際に、仕事と命とどちらが大切ですか?と言われ、はじめて自分の症状が赤ちゃんを危険にさらしている認識をしたくらい、突然の知識のない症状で、とても反省したのを覚えています。

まれに起こる子宮筋腫の悪さらしいですが誰しもが私は大丈夫。
私に限っては、、、と思うのが病気だったりしますよね。

命が命を生む、とても神秘的で、奇跡であり、簡単な事ではない、大きな責任をともなうものだと改めて感じる機会になりました。

4日程で早く回復して無事に退院でき、
それからはガラっと生活を変え、安定期といえども疲れないようにしたり、張りを感じたら横になり、命を第一にストレスのない、栄養バランスの取れた食事と適度な運動を心がけ、今は赤ちゃんも問題なくスクスク育ってくれています。

何が起こるかわからない、そんな緊張感やも妊娠にはつきものだなと改めて感じました。
 
{75270981-46F2-4180-A7DD-73345051D762:01}
完全にべそかき状態、、、
でも何より赤ちゃんが大事だと強い気持ちと早い回復を祈る日々でした

{DCCF6319-95E0-405B-8DD9-FD95DDED8E45:01}
点滴に、、、ガビーん。



{CBD20825-D99E-4FD9-8544-4B9326E7AB15:01}

初めての入院食事に、、、泣く。