ずっと、行こう行こうと思いながら結局会期終わりに駆け込む・・・最近、このパターンが続いています。
余裕をもってスケジュール調整しましょうね。
はい。。。。無理です。
~グリム、世界の昔話、ゆかりの作家と神戸の出版文化
六甲アイランドにある”小磯記念美術館”に久しぶりに伺いました。
この美術館、大好きなのです。
鑑賞スペースの広さが私にはちょうど良くて、毎回、小磯良平さんの作品展も鑑賞できるおまけつきなのもお気に入りポイントです。
今日の神戸は相変わらず蒸し暑い一日でした。
六甲ライナーを降りると、湿気がまとわりつくようです。
それが会場に足を踏み入れた途端、世界が変わりました。
一瞬で色使いの美しさと穏かな画風に見入りました。
絵本業界では老舗のBL出版さんが兵庫区にあることも誇らしく感じながら作品を鑑賞しました。
兵庫県、神戸市出身の作家さんや在住の作家さんがたくさんおられることも嬉しかったです。
全て、原画です。
カラーインク、水彩絵の具、アクリルガッシュ、色鉛筆、クレパス、油彩や切り絵もありました。
絵本としてページをめくる時、当たり前ですが、手に取っているのは印刷物です。
その印刷物でも素晴らしくキレイで美しいページの原画が目の前にある感動!!
原画の持つ迫力を思い知った展覧会でもありました。
中でも印象に残ったのは”こうみょうなおみ”さんの作品、「ひとつぶのえんどうまめ」でした。
こうみょうさんは目の病気を患っていた時にあの阪神淡路大震災に遭遇して失明してしまいます。
それでも絵本への夢を捨てきれずにリハビリを続けながら完成された作品です。
針金で輪郭をとって作り上げた絵本はかわいいエンドウ豆の冒険のお話です。
実際の絵本は凹凸を感じられるように特殊な印刷技術を使っているとか。
絵を描かれた作家さんも、その作品を絵本として世に出してくださった会社の方からも溢れるほどの優しさを感じました。
私の知らない素敵な絵本がまだまだたくさんあるのだろうなと思うとワクワクしてきます。
そして、そして、大好きな長谷川義史さんの「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」の原画にも会えて感激でした。
すごいな~ この絵があの絵本になったんだな~
私が作ったわけでもないのに、何だかとても感無量な気持ちになってしまいました(笑)
まだまだ語りたい作品がたくさん展示されていて、ずっと会場にいたいくらいでした。
もっと早くに行けば良かったのよね。
そしたら、ひょっとしたらもう一度改めて訪問することもできたかもやのに・・・と思うとちょっと悔しいです。
それでも、駆け込みでも、行けて良かった展覧会でした。
帰り際、物販コーナーで何冊か買いかけて思い留まったワタシを誰か、褒めて~
出品目録を持って図書館に行きましょう。
原画を思い出しながら、もう一度その作品に触れてみるのも楽しそうです。
次回の「こどもワクワク食堂」は
2024年9月28日(土)12時~14時
場所 国際交流シェアハウス やどかり
神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
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