金曜日に、両親が祖母の入っていた施設に行き、
遺品を整理してきました。
その中にアルバムが3冊ほど。
でも、今までの写真全部というわけではなく
収められてる写真も数枚で。
どういう基準で持っていたものかがわからないのですが、
昔亡くなった息子の写真とか踊りの舞台写真とか・・・
年代も内容も統一なく収まってました。
まるで、正式なアルバムに収めきれずに
余ってしまった写真を入れておいたって感じ。
でも、その中に私の七五三の写真が1枚。
祖母の家の庭で写したもの。
そういえば、七五三の時の着物、
おばあちゃんが一式そろえてくれたんだっけ。
孫の写真はほとんど入っていなくて
唯一、私の写真だけがなぜかありました。
それを見た時、泣きそうになった・・・。
私は祖母とはあまり親しいわけではなかったし、
同居していたいとこや、半年違いのいとこの方が
仲良しでかわいがられていたから、
最後まで持っていた写真の中に私がいるなんて
思いもしませんでした。
もしかしたら
私自身ではなくて、祖母が自分でそろえた着物が気に入ってて
写真を持ってただけかもしれないけど・・・(^_^;)
半年違いのいとこは私と同じ字で、同じ名前だから
勘違いしてたのかもしれないけど・・・(;^_^A
それでも、なんだか嬉しかった。
そして、持って返ってきた写真類の中には
施設で写した祖母自身の写真もいくつかありました。
施設の方が今までに撮ってくださった写真は
かなりの枚数がありましたが、実はこれを見て驚いたことが。
というより、その写真を見る前に
祖母の遺影を見た時点で驚いていたのですが・・・
それは私だけでなく
通夜や告別式に来た親戚一同がみんな思ったこと。
『おばあちゃんの顔が、昔と違う』
遺影は数ヶ月前に撮ったものを使ったので、最近の顔でした。
でも、長いこと会っていなかったとはいえ、
私の記憶にある祖母の顔の面影はその写真からは見出せず、
「これ、本当におばあちゃんなの?」
っていうのが正直な気持ちでした。
棺の中の祖母の顔も
とても優しげで、穏やかで・・・
私の記憶の中の祖母は、かなり勝気な感じで
顔も少しきつい印象でした。
それが、とっても丸くなっていたのです。
祖母は長男夫婦と同居していました。
もともと性格が勝気だったうえ、
色々なことをして人生を楽しもうとするような人だったからか
お嫁さん(つまり、私の叔母)とはあまり仲が良くなく、
喧嘩もしばしばしてたみたいです。
6年前に自らの希望で施設に入り、
周りは自分と同年代のお年寄り。
もとより、話し好きで積極的な祖母のことですから、
お友達と話をしたり、様々なイベント等への参加で
施設での生活は楽しかったのでしょう。
入所した頃の写真は、私の記憶にある祖母の顔。
でも、その後
少しずつ顔が変化していってるのです。
おそらく・・・
日々、いがみ合って不満を抱えて生活していた家での環境と
楽しく、何の問題も無く生活していた施設での環境・・・
その違いが祖母の顔に表れたのだと思います。
それくらい、祖母の顔は変わっていました。
晩年の写真を見ると、とても満足そうな笑顔で
生活を楽しんでいたことがうかがえました。
私は祖母に会いに行くことはなかったけど、
人生の最後を、ゆったりした気分で穏やかに過ごせて
良かったと心から思いました。
自分をとりまく環境や精神状態が、
その人の顔まで変化させる・・・
人間って不思議。
はたして
今の自分の顔は、いい顔なのかな。
出来がいいかどうかは別問題として・・・(笑)
最後の最後に
祖母から大事なことを教わった気がします。