サラウンドスピーカーは、KEFとした。

在庫を聞いたら、いくらでもある、ということだったので、
設置を含めて販売店にお願いした。なんと、明日ならいける
ということで、すでに設置が終わっちまった。

まる一日かかったけれど、自力でやったら1週間くらいかかっただろう。さすが、プロは違う。

そこまでは良しとして、なんだか、期待と違う。

Auro-3Dでいろいろなネイティブソースをかけても、今まで方がずっとよい。

音そのものが悪いわけではない。

透明度がある音声も、重々しい音も、再生音としては出る。

だけれど、何か今までの方がよかった。
ヴォーカルをかけると、突然音が悪くなる。

声色が、サラウンドをかけると大きく変化するのだ。

スピーカーが新品なので、時間がかかるのか。

たぶん、この違和感は、違う理由である気もする。

KEFはツィーターがアルミなので、メインスピーカーと異なる。

メインが奏でる楽器や声と、サラウンドが出す質が異なる。

それが理由である気がして、ならない。

この段階では、デジタル補正をかけていない。

なるべく、スピーカーの素顔の状態で、あれこれ調整して、そのあとに、必要に応じてデジタル補正をかけるべきなのである。

デジタル補正をかけて、声質がそろったとしても、それはまがいものである。

念のため、インストーラーにも聞いてもらったが、違和感はないという。

 

良い音ですよ、といわれた。
失礼なオレの声>(こいつ、耳が悪いな)

これなら、今までの方がよかった。

直感が、KEFを変えるべきである、と言っているのだ。

ツィーターを、チタンにせよ、と言っているのだ。

もしかすると、イギリスのスピーカーはキライ、とフランスのメインSPが言っているのかもしれない。

この時、頭をよぎったのは、パイオニアの同軸だった。

B&Wも、KEFも合わないのは、ツィーターのせいではないか。

そういえば、どちらも英国だな。

もしかして、英国のSPだからかもしれない。

 

直感が僕の行動を支配した。

インストーラーが帰る前に、planBを実行することにして、仕事をお願いした。

KEFはそのままにして、パイオニアもインストールする。
しばらく比較して、どちらかを残す。

これがplanBだ。

これしかない。

しかし、そもそも、パイオニアのSPなんて、手に入るのか?

入るのだ。

あれこれ聞いた範囲では、なぜか新品やら新古品やらが、全国に散らばって存在しているのだという。

さっそく、必要数を手に入れることにして、インストールをお願いする。

おもしろくなったのはなった。

 

が、時間がなくなってきた。

年内と自分で定めた期限は、もう2か月を切った。