昨日、今日は作業所の通所日でした。

 

昨日は2時間のうちの1時間は相談の時間となりました。

 

 

具体的には、

 

今後、私の作業の日数や時間数をどうするか?

 

という話。

 

 

私が、皆勤を狙っているので、

 

どういうスケジュールの組み方をすれば、皆勤できるか?という話でした。

 

 

もう、何から書けばいいのやら…。

 

 

結論から言うと、

 

支援員さんは、私が皆勤するのは無理だろうと思っておられるということ。

 

私の1週間のスケジュールを見て、

 

通院の日の一日の流れや、

 

週末の過ごし方などを見て、

 

私には負荷が大きすぎて、やっていけないだろうとのことでした。

 

 

皆勤、というのは、その月の日数から8日を引いた日数のこと。

 

つまり、今月は30日までなので、8日をひいて、

 

22日作業ができれば皆勤ということになります。

 

22日で皆勤ですが、

 

私の場合、月に2回の心療内科、月に1回の内科、つきに1回の婦人科、

 

そして、月に1回の思春期外来への通院があるので、

 

それをこなしながら22日、作業日を作らなければなりません。

 

心療内科の日は、朝早くに出て、夕方に帰りつくので、

 

通所も在宅もできません。

 

婦人科も少し遠いので、在宅を入れるのがかなり厳しい。

 

婦人科の日には、ついでに食料品の買い物もしているので、

 

大急ぎで帰宅して、なんとか在宅の時間に間に合わせるという感じです。

 

 

作業の時間というのが、10時から15時までなので、

 

14時開始の時間に間に合うように帰ってくるのがなかなか厳しい。

 

在宅開始が15時とか16時でもオッケーなら、

 

かなり幅が広がるのですが、

 

いかんせん、時間の制約が厳しい。

 

なので、通院の日は、かなりタイトなスケジュールで在宅をこなさなければなりません。

 

平日、心療内科がある週は4日しか作業ができないので、

 

おのずと土曜日の作業もせざるを得なくなります。

 

本当なら、土日祝日は休みたい。

 

でも、皆勤を目指すなら、土曜も祝日も働くしかないのです。

 

 

このスケジュールを見て、支援員さんは、

 

 

「こんなことしても、すぐに破綻しますよ?

 

自分でもわかってるんじゃないですか?」

 

 

とおっしゃられました。

 

 

私が皆勤にこだわるわけ。

 

それは、お金なんです。

 

私は、B型の作業所で作業をして、「工賃」をいただいて働いています。

 

その工賃は、1時間に120円なんです。

 

何も知識がない私の浅はかな考えですが、

 

いくら作業内容が簡単だとか言っても、

 

1時間働いて120円は、結構きついよなぁと思います。

 

一般就労の経験もあるのでなおさら、

 

1時間120円で働く、というのは少々疑問も感じるんです。

 

いろんな理由で一般就労できず、作業所で頑張っておられる方がいます。

 

人それぞれ、力量もあるでしょうし、

 

作業内容もいろいろでしょう。

 

でも、1時間の拘束時間があって、それなりに作業をしていても、

 

120円にしかならない。

 

これが、現実なのだから、仕方がないのですが、

 

もう少し、なんとかならないのかなぁ?と、就労支援の在り方に

 

疑問を感じずにはいられません。

 

 

さておき。

 

1時間120円の工賃で、1日2時間通所したところで、

 

1か月にいくら稼げますか?

 

 

「稼ぐために行ってるわけじゃない。」

 

 

と言えば、そうなのですが、

 

働く以上はお金もついてくるものではないでしょうか。

 

で、私が皆勤にこだわるわけっていうのが、

 

皆勤には、皆勤手当てというのがつくからなのです。

 

今の私のコンディションを考えたとき、

 

もし、時給が600円なら、(それでも安いのだけど)

 

ここまで皆勤にはこだわらなかったと思います。

 

 

でも…

 

支援員さんがおっしゃることは、正論なのです。

 

お金も大事だけど…とおっしゃる支援員さん。

 

私の体を心配してくださっているのは重々承知の上です。

 

私の体力や特性、メンタル面などを考えれば、

 

皆勤なんて、土台無理な話なのでしょう。

 

でも、やってみないとわからないんですよ、私。

 

 

支援員さんは、こんな提案もしてくださいました。

 

通院の日、家を出るのが9時35分なら、

 

9時から9時半まで作業をして、片付けは帰ってからする。

 

30分の作業を終えたら、報告だけして家を出るっていう方法もある、と。

 

物理的には可能な提案だと思います。

 

ただ、これをやる日の朝の私の精神的負担を考えると…

 

かなりきついなぁ・・・とも思いました。

 

あと、婦人科の日の買い物をせず、婦人科だけで帰ってきて在宅をする。

 

そして、買い物は、作業所とは別に、

 

日中移動支援を申請して、買い物は日中支援の日に(通所の前後などで)済ませる。

 

この方法は、買い物に行くお店は限定されます。

 

支援員さんを待たせるという心理的負担もあります。

 

 

要するに、何を優先するかだよなぁ…と、思います。

 

 

支援員さんの言葉に、

 

いろいろと追い詰められてしまった私は、

 

思わず涙がこぼれました。

 

自分がわがままなこと、

 

支援員さんの望むような生き方ができない自分、

 

自分一人でできることがもっと多ければ、

 

自分に体力がもっとあれば、

 

情けない、ふがいない、でもどうしようもない。

 

いろんな気持ちがあふれてしまいました。

 

 

支援員さんは男の方で、

 

話の内容は(語り口も)とても論理的で、正論で、

 

システマチックです。

 

でも、そんなふうに、システマチックには生きられない私。

 

主婦の方なら、少なからずわかってもらえることもあるんじゃないかと思うようなことを

 

いっぱいいっぱい言われました。

 

これが、私が独身で、一人暮らしなら、

 

言われたとおり、規則正しく、いつも同じようなペースで、

 

システマチックな生活もできたかもしれません。

 

でも、子供がいて、家事もあって、毎日が同じとはいかない。

 

そういう気持ちが、心の中にはあふれかえるけど、

 

わかってもらえないと思うし、それを言うのは私のわがままだとも思うし、

 

言ってくださっている支援員さんの労力を思うと、

 

期待に応えられない自分が嫌で、たまらなく苦しくなりました。

 

 

帰宅後は、本当に、かなり疲れました。

 

もう、作業所に行くのが嫌になったし、

 

何のために行っているのかわからなくもなりました。

 

 

いろんな思いがあるのは確かです。

 

たとえ、作業所の作業だったとしても、

 

子供に、自分が働いている姿を見せたいと思う気持ちがあります。

 

実際、私が働き始めてから、

 

息子はすごく変わりました。

 

何よりうれしい変化でした。

 

元夫も双極性障害で、無職なので、

 

息子は、働く親の姿をほとんど知りません。

 

私が働いていたころのこと(小4)、もう、覚えていないみたいです。

 

彼が、いろんな意味で頑張りがきかないのは、

 

私のせいでもあるのだろうと思っています。

 

本当は、パートでもいいから、一般就労をしたほうがいいと思っています。

 

でも、今の私にはまだ、一般就労は無理な気がします。

 

今の作業所をこなせて初めて、一般就労ができるのではないかと思っています。

 

ただ、先ほども書きましたが、

 

月に23日で皆勤って、一般就労でもなかなか難しいのではないかなというのが

 

正直な私の気持ちです。

 

週休2日、祝日もお休みのところも多いと思います。

 

それなのに、障害者の就労支援で、

 

工賃は120円(これは、自治体によって違うはずですが)、

 

皆勤は月に23日っていうのは、かなり厳しいなぁと思います。

 

 

今、私が作業所で就労支援を受けているのは、

 

息子に、私が働く姿を見せたいという気持ちが一番大きいです。

 

でも、時給120円の仕事、バカらしくなる時もあります。

 

何のために、こんなことしてるんだ?と思う日もあります。

 

自分の趣味や好きなことをしたい。

 

相方さんとの時間も大切にしたい。

 

でも、絶対的に、気力と体力、そして、時間に余裕がない現状。

 

いろんな面のはざまで、毎日頭を悩ませています。

 

 

そんなわけで、昨日の通所はかなり疲れました。

 

帰宅後、相方さんに相談の話をしたら、

 

相方さんも、支援員さんと同じようなことを言っていました。

 

システマチックで、論理的で、正論で、追い詰められる感じ。

 

たぶん、それが正しいんだと思います。

 

私には想像ができないけど、

 

彼らには、もう、やらなくても見えているんだと思います。

 

私にも、そういう力があったらな…

 

それがまた、私を苦しくさせるのでした。