さて。
一夜明け、今朝の息子さんの様子をご報告。

朝、6時半に起床すると、息子はぐずぐず言い出しました。
私が起きてお弁当を詰めていると、ダイニングテーブルにやってきて、
メソメソと泣き出しました。

息子:行きたくない・・・

さめざめと泣いています。

私:うん。行きたくないのは知ってる。でも、いかなあかんよ。

息子:明日から歩いて行くから、今日は車で行く。

私:いやいやいや。今日行けないのに、なんで明日行けるの?

息子:行けるもん!(怒)

今度は怒り出しました。
いすはガンガン蹴り倒すし、机の足も蹴り放題。

私:黙ってるからって、私がそれ(蹴ること)を許してるって訳にはならへんねんからね!

今度はしょぼんとする息子。
時間は刻々と過ぎていく。
私はぎりぎりでお弁当を詰め終わり、息子の鞄にお弁当を放り込む。

私:時間やで。歯磨いて顔洗っておいで。

息子:解ってるわ。

このあたりで、とうとう息子は腹をくくった様子。
泣き落としても、怒り狂っても、すねても、結局私は譲らないと察したらしい。

玄関に行き、靴を履きました。

私:いってらっしゃい。気をつけてね。

息子:行ってきます。



と、言うわけで、案の定、行き渋りましたが、
心を鬼にして息子を放り出しました。

本当は、もっと色々言っています、私。

イヤなことから逃げるんじゃないとか、
泣き虫の逃げ虫って言われて悔しくないのかとか、
あれやこれやと酷いことを言いました。
悪いことをしたなぁと思いますが、
私は息子に悔しい!と、奮起して欲しかったのです。

行かせたモノの、心配ではありました。
同じ登校班の子たちに、色々言われてないかなぁ?
一人でぽつんと歩いてないかなぁ?
母は強気で息子を放り出したけれど、
胸中は穏やかではありませんでした。

でも、帰ってきた息子は、すごくいい顔をしていて、
今日もらって帰ってきた新しいソプラノリコーダーを
ピーピー吹きながら帰ってきました。
ふふふ。