私は滅多に人を嫌いになったりしないので、
私に嫌われる人ってよほどの人かと思う。
(たぶん)

顔に表情がない人って、私はかなり苦手で、
無愛想な人は怖いので苦手だ。

だけど、嫌いな人っていうのは本当にあまり居ない。

そんな私が嫌いな人っていうのは、
不誠実な人、
平気で嘘をつく人、
自分の意見や考えをガンガンごり押ししてくる人。
だろうか。

私は、結構いい加減な人や不誠実な人にも
寛大に接してきたつもりだが、
最近は、そういう匂いのする人には
近づかないことに決めている。

とにかく、自分が傷つくと解っていながらにして
人と接するのはかなりのエネルギーが居る。
よほどのことがない限り、自分が傷つくと解っている
相手になんか近づいていられない。

学生時代、私は幾人かの友人に酷く傷つけられたことがあった。
今にして思えば、友人と言って良い物かどうか、
それすら考えてしまう。
私に甘えていたのであろう彼らは、
自分の機嫌の悪さを私に吐き出していた。
やり方は色々であったが、私はとにかく、耐えていた。
友人と言うからには、もちろん楽しい時間を共有したりもした。
でも、時には、彼らが楽しむために私が犠牲を払わなければ
ならない時もあった。

自分のことだからずっと我慢していたが、
私の親友なんかが同じ事をされていたら
間違いなくぶち切れていただろう。


最近、誠実さってなんなんだろうなぁ・・・って
考えることが時々ある。
嘘が大嫌いな私だが、誠実であるためにつく嘘ってあるのかもしれない。
とか思ってみたり。

隠し事って、後々解った時にすごく傷つくけど、
その時は私を傷つけまいとして隠してくれていたのかなと思うと、
なんだか憎みきれなかったりもする。
そりゃ、出来れば、死ぬまで隠し通して欲しいけど、
隠し事ってのは結構、後々解っちゃったりするもんだ。

難しいよね。