私は、こうしてドラマの感想記事を日ごろ書き、つまらないものはつまらないとハッキリ書いているため、私のことをよく思わない方がたくさんいらっしゃることを自覚しています。
でも、自分の気持ちに嘘をつくような記事にだけはしたくないという一心でいつも記事を書き、いただくコメントにもお返事しようと決めています。
ただ、そんなことができるのも、私が一般人、無名の人間だからです。
プロフィール欄に、いちおう好きなタレントを男女書いていますが、実を言えば特別に、
「この人が出るから観る！」
というようなタレントさんや俳優さんは実際のところいないことに気づきました。
経済的に余裕がないせいもありますが、誰かのファンになってその方のためにお金を使うことができないですし、会いに行ったり（例えばライヴとか、ファンミーティングとか）、出ている雑誌を買ったり、歌手であればCDを買ったりは容易にできはしないし、ファンになること、ファンであることを、諦めた・・・とでも言いましょうか。
作品を観て、その中で役として生きている方を好きになることは多々ありますし、そんな役者さんをファンとして応援する方々が、眩しくうらやましく感じることはありますが、私は敢えてファンではない感想ブロガーとして、色んな役者さんを応援したい、そんな風に思って記事を書いています。
本当のファンとは、一体どんな存在なのか、少し前の、波瑠さんのファンの方々の素性を見てしまったりすると、ファンの定義が、揺らぎます。
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俳優の小出恵介さんが、未成年の女性と飲酒し、淫行に及んだということを認め、所属事務所がその活動を無期限で休止すると発表しました。
正直なところ、フライデーを買って読みたいという気持ちはありました。
小出さんのことを、俳優として好きだったからです。
でも、購買すれば、フライデーの売り上げに貢献することになる、と、買うことはしませんでした。
Twitterやネットニュースで、お相手とされる女性の素性（らしきもの）も明らかになっていますし、当初は「JK」＝「女子高生」とされていましたが、高校生ではないことも分かってきました。
そもそも深夜に、１歳の子供がいる身で誘われて出かけていける１７歳というのは一体どんな身分なのか。
自身のTwitterでこうつぶやいておきながら、フライデーにこの写真を提供するというのはどういう神経なのか？
それでも、あえて、言わせて下さい。
小出さん、あなたは、ファンを裏切ったんです。
社会人として、契約を破ったのです。
人間だもの。
欲望はあっても構わないし、当たり前だし、若い子が好きでもいいし、遊んだっていい。
ただ、連ドラの主役という重責のロケ中に、あなたは一体何を考えていたのですか？
何かあれば、共演者、スタッフ、放送局、事務所に迷惑をかけ、そして誰よりもファンを悲しませるとは、思わなかったのでしょうか？
今回、相手が悪かった、そう私も思ってはいます。
それでも、こうなれば、男性のほうに非があると言われてしまいますし、法律上も未成年が相手となれば刑事事件にもなり兼ねません。
有名人は、ファンとアンチで成り立っていると私は日ごろから思っています。
好きでも嫌いでもない人に、誰も興味を示すことはないし、そういう対象を見たいとは思わないし、誰からも興味を示されることがなければもはや「有名人」ではないからです。
アンチはともかく、ファンが存在するお陰で芸能人はお金を得ているのです。
暮らしているのです。
”有名であること”が仕事であり、人から常に注目されることが生業なのです。
であるならば、小出さん、あなたは、仕事を放棄したとみなされても仕方ありません。
芸能人を追っかけるパパラッチのような存在は、時に許せないような行為に及びますし、彼らのことを私も好きではありませんが、噂され、追いかけられるうちが華なのです。
「有名人（芸能人）であること」
この自覚が、足りなかったのではないですか？
相手の女性が許せない気持ちと同じくらい、私は小出さん、あなたに怒っています。
どんな趣味があっても構わない。
俳優の顔のあなたを、好きだったから。
そして、今回の出来事が、麻薬でなかったことが、今の私の救いです。
この汚名は、演技でしか取り戻せません。
いつか、時間がかかってもいいから、素晴らしい演技で復帰してください。
その日を、願ってやみません。