「フンフフンフフーン♪
掘ぉりホーリ、掘ぉりホーリ、たぁーのしーいなぁー!っと。
ピーねぇ、こうやってアンヨでお庭の砂利をぜぇ~んぶ除けて、
下に敷いてある「防草シート」を丸出しにすゆのっ。
そんでねぇ、まぁるい『秘密基地』を作るんだぁー!
わっせっ、わっせっ!」
妹ピータン(右)「わぁーい、できたぁ! ネネ隊長も試しにどうです?
さぁさ、ヒミツの穴ぐらで一緒にまったりしませうよ! エヘヘ、なかなか居心地がいいでしょう?」
姉ネネ(左)「ウム、苦しゅうない。
どれどれ?おっ!コレはなかなかイケるではないか。
おぬし、でかしたぞ!褒めてつかわそうぞ。」
ネネ(手前) 「ほぉーお。こうしてヨコになって頭を防草シートにこすり付けると益々エエ気持ちじゃわい!」
ピー(奥) 「そいじゃぁ、アッシは、その辺を見回りしてきやすからゆっくりくつろいでくだせぇ。」
(・・・ちぇっ。ちょっと貸してあげるつもりが全部取られちゃったピヨー。
リアル「庇(ひさし)を貸して母屋を取られる」だピヨー。)
ネネ(右)「なぁーんてねっ! カワイイ妹が頑張って作った『秘密基地』を全部横取りするわけないでしょ。
ちょっと借りただけ。 さっ、今度はピーの番よ!」
ピー(左)「よっ、ヨカッタぁ。えへへ、ピーのトクベツな場所、楽しいなぁ。
秘密基地もネネお姉ちゃまもダ~イスキ!」