エレキギターのネックをホームセンターで買える木材を使って、作成しようして探してみると、候補になる木材はかなり少ない。

というか無い。

木材が充実しているホームセンターがあればいいのだが、あいにく近所には無い。

正直なところ、普通のネック材は愛知木材でネット購入出来るので(しかも安い)、無理してホームセンターで揃える必要は無いんだが、それじゃ面白くないし、メイプルとか普通の木材を使うなら、態々自作する必要も無いだろう。

そんな中で、候補になったのがラワンベニヤ。

ベニヤなので当然の事ながら強度に優れる上に、反りも出にくく価格も安い。

ちなみに、ラワンというのはフタバガキ科に属する数種の広葉樹の総称(フィリピン名)。

柔らかくて比重が軽目。

東南アジアの熱帯になる木なので、成長が一定となり木目がはっせきりせず、独特の雰囲気を持っています。

ギターに使用した場合の音は、まぁ接着剤の体積が多くなるので、純粋な木材の音にはならないでしょう。

なので、木材というより、ラワンベニヤという材料を使ったらこうなるよという検証です。

早速、その辺に放置されてたラワンベニヤをカットして接着。



そこからネックの幅に成形


成形して解ったのは、割れやすいって事。これは大きめに成形した上で、サンディングで寸法を出した方が良いかも。

あと、空洞になっている部分があるので、グリップを整形した時に、凸凹は絶対に出るなコレ。

まぁそれも味という事で気にしない様にしよう。

そして、反りにホントに強いのか検証する為、梅雨時期の湿度が高いところで数週間放置。

その結果。


全く反らない!

同じところに置いておいたメイプルは、反りと捻れが出たので、これはかなり期待できそう。

次は、トラスロッドの埋込みです。