誰が地獄のエンマ大王様になったのか? | むーきんぐといっしょ

むーきんぐといっしょ

11歳のむーきんぐとの日々の生活の様子を紹介しています。
お金はないけど、こころ豊かな楽しい暮らしを目指していますが……





先週の夏休み最後の週末、宿題地獄に取り掛かる前の話です。

今夏、リオデジャネイロオリンピックが開催されたため、いつも聞いているFM放送でもオリンピックの中継をやっていました。
「朝の7時のニュースもやらないで」です。
7時から25分間、ニュースは流すべきではないのかヽ(`Д´)ノ

いつもは6時~7時はラジオ第2、7時以降はニュース(天気予報とホークスの試合結果)を聞くためにFM放送に切り替えるのが我が家の常なのですが、ずーっとラジオ第2を聞き続けるようになりました。


そんな、夏休みの週末の朝、ラジオ第2では、「古典講読「むかし語りへのいざない~宇治拾遺物語~」(21)」をやっていました。

日頃からウソをつく、素直に謝らない等で怒られてばかりいるむーきんぐは、地獄のことが気になって仕方ない様子。
思いついたように『地獄(じごく)』の本を引っ張り出しては読んでいます。
恐らく家にある本の中で一番たくさんむーきんぐが読んでいる本です。

何度も読むうちに、むーきんぐが、「じごくのエンマ大王はだれがなったの?」と聞くようになりました。
しかし、私にはわかるはずもなく、「知らない。わからない。」と答えていました。


その日は、そのお話の中で、むーきんぐが以前から疑問に思っていたことの答えが判明したのです。

エンマ大王様と地獄からこの世に戻ることになった男の話でした。
その男が閻魔大王様の正体を聞きに戻りました。

閻魔大王様はお地蔵様ということでした。


神社でいつも熱心に拝んでいるむーきんぐ。
今後は、お地蔵さんを見つけたら、必ず、「むーきんぐがじごくにおちませんように。」とお祈りするようになると思います。


絵本地獄―千葉県安房郡三芳村延命寺所蔵