テレビや新聞で、『レ・ミゼラブル』という映画をやっていることを知り、そういえば世界文化社の世界の名作の中に『ああ無情』があったなと思い出しました。
どんな話だったかもすっかり忘れてしまっていたので、図書館にリクエストして、近隣の図書館から取り寄せてもらっていたのですが、16日の返却日になってからむーきんぐに読んであげました。
昼食後にむーきんぐを前にして、朗読を始めました。


ジャン・バルジャンが最期を迎えるシーン

主人公の名前がジャン・バルジャン、ジャベル警部が出てくることくらいしか覚えていなかったので、お話の内容を思い出し、最後にはちょこと涙も出てしまったのですが、内容について色々質問していたむーきんぐも、読み始めて半分もいかないうちに夢の国へと旅立ち、むーきんぐの耳に入っていることを祈りながら、30分ほどかけて読了したのでした。
本のあとがきに、元々かなり壮大なスケールのお話を子ども用にまとめるのに苦労したと書いてあったのですが、確かに場面の遷移が多くてちょっとわかりにくい印象がありました。
でも、すばらしいお話です。
この世界文化社の『ああ無情』も絶版になっています。
世界文化社 世界の名作、22巻すべて復刊して欲しいと、再び思いました。
物語に出てくるジャベル警部というと、かなり昔にNHKの海外ドラマでアンソニー・パーキンスが演じていました。川に身投げするシーンを今でも思い出します。
世界文化社の『ああ無情』は夕方むーきんぐと一緒に図書館に返しに行きました。



