吉村ハン、、、好きやね。。この2つ。
ほんまに理解してんのかね。。
成長戦略て言ってもさ、、2つのタイプがあるわよね。
アメ型、賃金主導型か。。ムチ型、利潤主導型ですね。
アメ型は、賃金の上昇を労働者に対するアメにして、経済全体を成長させようとする成長戦略です。
ムチ型は、賃金のカットをムチ、つまり脅しにして、企業の利潤を増やすことで経済全体を成長させようとする成長戦略です。
アメ型、、賃金上昇が経済成長の推進力になる、賃金が上昇するのは、人出不足の時。
高度経済成長期の日本は、慢性的な人手不足でしたね。
少子高齢化が進み、生産年齢人口が減少している現在も、人手不足。。こういうときは賃金上昇のチャンス。。
賃金上昇--企業は設備投資やイノべ-ションを進めて、新製品を開発する。---労働者は利潤を増やす---労働者は
賃上げを要求し、賃金がさらに上昇する。。1970年くらいまではこんな感じでした。。
ムチ型。企業利潤を増やすことが経済成長の推進力になるという考えね。
ではどうすればいいか。。。一番手っ取り早いのは、人件費カット、非正規化、、
賃金を引き下げて、生産性の低い労働者は容易に解雇できるようにする、
労働組合の力も緩めておく、、その代わり、企業利潤拡大を要求する圧力集団(投資家)の発言力が強まる。。
企業が利益を増やし、労働者は所得が減る。。
労働者の所得が減れば、需要は縮小し、企業の製品は売れなくなる。。そこで海外へ製品の売り先を求める、、
工場を建てる(チャイナにね)、これがグロ-バリゼ-ションよ、
で、、もっと利潤を得るなら、賃金の安い海外の労働者を雇うといいわね。。
そうすれば、競争が起きて、国内労働者の賃金も同じ水準まで下げられる。
企業の利益は増えるけど、、、労働者の賃金は上がらない。。。これ格差拡大ね。
企業利益が上昇する(人件費カット)---企業は利益を配当に回す(投資家は儲かる)---労働者は豊科にならない---⁻
企業は外需を獲得して利潤を増やす(グロ-バリゼ-ション)--投資家のさらなる利益の要求やグロ-バリゼ-ションが
賃金を押し下げる圧力となる。
どちらがいい??日本がこの30年やってきたのはどっち??で、どうなった??
人件費を圧迫する消費税を3回も上げた!!
1999年--労働者派遣事業が、製造業を覗いて原則自由化、、2004年には製造業も!非正規雇用拡大!!
2001年---確定拠出年金制度導入。自己責任で年金を運用せよ!!となった。。リストラによる人件費削減OK.
1997年---改正商法で、ストックオプション導入(自社株購入できる権利)でもこれにより、経営陣は、
利益の配分を賃上げや設備投資や技術開発ではなく、株主への配当や自社株買いに回すようになった。
2003年--また改正商法で、アメリカ的な社外取締役制度導入、、、外資による日本企業の買収が容易になった。。
2005年---株式交換外資に解禁---今や日本企業の30%以上が海外投資家の持ち物。。
2015年---コ-ポレ-トガバナンスコ-ド制定(上場企業に対する外部ガバナンスの規律)これにより益々
株主重視の経営となった、、
2018年---出入国管理法改正、、、2019年さらに外国人単純労働者受け入れ。。
はあ、、、株主様への配当金は20年で6倍以上、、、企業の利益は増えても、設備投資や従業員への賃金はむしろ減ったの。。
だからいまさらムチ型を押し付ける維新は、ほんま無知!!
日本に必要なのは、、アメ型と財政出動ですよ!!
消費税廃止!!社会保険料減免!!マイナ保険証廃止!!
万博&カジノは中止!!
当たり前です!!サッサとしなさい!!