結論から言えば、、緊縮財政しながら、デフレ脱却も、コストプッシュ型インフレ脱却もできないわよ。

 

で、なんでこうなったのかをしらないとね。。。

 

中野剛志先生の本「奇跡の社会科学」、、衝撃だったわけよ。。。

 

その中で、エドマンド バーク(イギリスの思想家、哲学者)についてね。

 

 

保守主義の始まりは、、バ-クがフランス革命勃発時に、ド-バ-海峡の向こうでの出来事に、「こりゃ大変なことになるわ」

 

となった、、、本来バ-クはフランス革命(自由で平等で博愛の社会を作るんだ)に賛成するのでは?と言われていたから、意外だったようで。。

 

世の中をよくするとか言って、まっさらなグレ-トリセットみたいなことをするのか、あるいは保守(メンテナンス)していくこと

 

をしないと、余計大変なことになる。なぜなら、社会全体を人間の知覚ですべて、把握できないから、すべてリセットなんてしたら、

いろんなこと問題が出てきてボロボロになる!と予言した。

 

フランス革命とは、、、抜本的改革!!グレ-トリセットですよね、教会は何のためにあるんだ!ぶっ壊せ!!

 

貴族の既得権益を奪え!!最後は国王に至る。。。一見世の中をよくするんだからいいじゃん!!となりそうだけど、、

 

この結末は。。。ご存じ、、ナポレオンの独裁を招いて自由がなくなったのね。

 

これをバ-クは見抜いていた。。。

 

 

抜本的改革に反対するのが保守、、、反共だから保守ではないのよね。

 

共産主義的抜本的改革に反対しながら、新自由主義的改革に賛成するのは、、、保守じゃないからね。

 

小泉政権の時の構造改革ね。。構造そのものを変えるなんてね。既得権益排除とかね。。既得権益どかすには、相当の権力が

 

いったでしょうね。したがって権力集中して、独裁になるわけね。。新自由主義の正体、、、権力の独裁ね。

 

大阪維新のやり方がこれよね。。

 

決められない政治(二重行政云々)が無駄である!!といまは、維新の独裁状態で、何でも維新がきめる。。

 

決められるリ-ダ-のところに、改革とか既得権益を潰して利益を得たい人たちが、入り込み、構造改革のようなことをやろうとするわけね。

 

都構想や、カジノ、、、地下鉄民営化、水道民営化。。。

 

決める政治とは、独裁を意味する。何を決めるかを議論するのが自由ですよね。

 

正しいことを決めるために議論するのにさ。。議論すっ飛ばして、カジノ建設に突っ走る。。。署名20万筆を踏み潰す。。

 

維新の独裁です!!

 

この10年、大阪はますます貧乏に。。。悪の巣窟になってしまった。。。

 

岸田政権の「検討します」も、、、決めろ、決断しろ、ブレた、ブレない、、、とすぐに言いたがるが、

 

方針がぶれない、、、ということはよく考えたら、議論しません!!ということですよね。

 

そうすると今度は強権的となる。

 

だから、独裁させないような政治にするには、、、なんかかんだ議論して、決断はおそくなるし、あいまいになる。。簡単に

 

物事がきまらない。根回しするとかそれが、民主主義だったのに、、、日本的だ!曖昧でなし崩しにする!とかいって、批判してきた。。

 

なかなか決まらない国、、、それが発展する国。。議会制民主主義ですね。

 

西洋は、個人的、終身雇用もなければ、会社で社員旅行もいかないし、しがらみもない、起業するんだ!みたいなね。

 

それって個人主義よね。。

 

でもバ-クは、個人主義はダメだ!と言っている。。中間団体(職業団体のようなもの)に所属をして、しがらみをもたないと自由になれない!!とね。

 

しがらみから解放された人間は非常に弱くなる。特に強大な国家権力なんかには、言いなりになってしまう恐れがある。

 

中間団体で権力に抵抗できなくなった弱い個人のあつまりが、独裁者を助長させる。

 

西洋の社会科学を輸入してきた日本だけど。。最先端の社会科学(ポラ-二-、デュルケーム、マックスウエーバ-)、では、個人主義はダメ!集団主義でいこう!となってますの。。

 

日本で構造改革を煽っていた社会学者、政治学者、国際政治学者(三浦瑠璃ポンとかね)が、、審議会の委員になったりさ、、

 

いい加減な学者たちが、「日本人は、個が確立していないからダメ、しがらみに縛られてるからだめなんです。」とかでたらめ

 

を言い続けてきたのよね。はい、、、これからは騙されないようにしましょうね。

 

それって、戦後「軍部のいいなりになり、個が確立されず、合理主義的じゃなかったからだ!近代化しなかったから

 

バカな戦争になった」という議論も後押ししてね。まあ近代化(共同体をバラバラにして、個にした)したから戦争になったのかもね。

 

デュルケーム(エミ-ル デュルケームフランス社会学者)は、個を確立したら自殺者が増える!と言いました。

 

共同体から切り離された個人は、貧困、ルサンチマンを語り合える人すらいない。。となるとどうなる?

 

経済的危機もあるけど、共同体がしっかりしているところは、自殺が多いわけではなく、失業でお金がなくなるというよりは、

 

家族は養えなくなったり、家族がぶち壊れたりすると、荒れたり。不安になり自殺者が増える。。。

 

戦争とか起きると逆に自殺が減る、、、共通の敵があると、共同体意識が強くなり団結する。

 

だから、つながれた。。コロナの時も一時自殺者は減った、、、でもそこから経済が復活し出したら、また、自殺者が増えた、、

 

共同体意識が薄れたのね。。

 

デフレ脱却するのに、緊縮財政では無理!!早急に対策を!国会を開いて!!

 

イギリスでも物価高騰対策費25兆円、ドイツ9兆円、、、日本は6000億円て。。。しょぼすぎ。。。

 

ほんま、、、特別給付金10万円、季節ごとに配布せよ!

 

消費税を廃止せよ!企業への粗利補償80%せよ!

 

 

は、、今日も美容の話しできんかったわ!!

 

美容の話しはこちらで、、