決勝   姫野


 第56回全日本相撲選手権は9日、東京・両国国技館で社会人、学生、高校生計66選手が参加して行われた。32年ぶりにベスト4を社会人が独占し、25歳の姫野孝(大分・宇佐産業科学高教)が初優勝した。


 姫野孝は大分・楊志館高から駒大に進み、タイトルは大学4年で東日本学生選手権だけ。


 決勝で敗れたが、日大出身の石前も健闘した。個人的に石前男前だと思う(笑)


 あと、高校3年生ながらベスト16に残った山口雅弘の活躍に注目したい。日大の深尾光彦を破ったりもしたので実力は本物だ。





▽準々決勝 
石前(鳥取県体育協会)  上手投げ  冨田(三研ソイル)
坂本(大分・佐伯豊南高教)  寄り切り  堀(近大)
姫野(大分・宇佐産業科学高教)  押し出し  三浦(近大)
田中(摂津倉庫)  寄り切り  加藤(静岡・焼津市役所職)


▽準決勝
石前  すくい投げ  坂本
姫野  押し出し  田中


▽決勝
姫野  押し倒し  石前