「青春18きっぷの旅」再び③〜敦賀に来たらまずは金崎宮へ?!〜 | ヨシベエの観劇感激日記

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ミュージカル好きのヨシベエのブログです。特にミュージカル俳優の平方元基くんの大ファンです。映画と音楽も…あ、それからプロ野球の広島カープも大好きで、観劇と映画鑑賞の感想を中心に、時々カープのことも熱く語りたいと思います。よろしくお願いします。

新年度一番のイベントも無事終わり、ほっと一息…照れ


今週来週はまだその後の一連の関連行事が続きますが、なんとかこれから一年間、新しい顧客様たちともうまくやっていけるかな…σ(^_^;)

(ナンカ不安シカナインデスケド…アセアセ




…ということはさておき!?口笛


先週の土日の「.福井県敦賀市への旅」の話の続きです!ウインク



(この記事の続きです↓)





4月7日(日)


昨夜の宿は、敦賀駅からちょっと離れた小高い山の中腹にある「北国グランドホテル」…

 

↑ いかにも「ザ・日本旅館の朝食!」的な懐かしい味わい?の朝ごはん照れ

(「旅館」じゃなくてあくまでも「グランドホテル」だけど…^^;)


朝食後もう一度温泉に入って、ちょっと早く9時過ぎにチェックアウト!


(トンネルを掘っているときに湧き出た温泉なので、ズバリ!「トンネル温泉」と命名されたという…σ^_^;)


↑ ホテルのスタッフがホテルの車で津軽駅敦賀駅まで送ってくれることに…


その時、日本三大松原の一つとして有名な「気比(けひ)の松原」に行こうと思っていると言ったら、「駅からちょっと遠いから、このまま(他のお客さんもいないし…?!^^;)送っていきますよ!」と、ありがたい申し出…ラブ



さらには、「松原から歩いて(敦賀の名所の一つとして有名な)赤レンガ倉庫にも行けるし、そのすぐ近くには金崎宮(かねがさきぐう)もあって、そこは桜の名所としても有名でオススメですよ!」と教えてくれ…


いやむしろ、「金崎宮」から先に行って、そこから松原に向かって歩いて行くのもいいですよ!」なんて勧めてくれて…口笛



はい!

もちろん地元の方(しかも「観光」に携わる方!)が勧めるんだから良いに決まっている!?チュー



といことで、わざわざその「金崎宮(かねがさきぐう)まで送って行ってくれることに…デレデレ



この辺りは戦国時代の「金ヶ崎(かねがさき)城跡」でもあり、織田信長が妹・お市の方の夫である浅井長政に裏切られ、長政と組んだ加賀の朝倉義景の軍に大敗北を喫した金ヶ崎の戦い(または「金ヶ崎の退き口(のきぐち)」ともいう…)の舞台ともなったところだそうです。


(知らなんだ…σ^_^;)





「金ヶ崎の戦い」のことは知っていましたが、その舞台がこの敦賀にあったとは…


行ってみないとわからないことってありますよね!(⌒-⌒; )




↑ ちょうどこの時期「花換え祭り」の期間でもあり、こんな屋台も出て賑わっていました!


↑ なんと、松尾芭蕉がここを訪れていた!?


ということもわかって、新たな発見!?びっくり

(いや、ただ単に無知だったということですが…σ^_^;)


↑ とにかくが満開で綺麗…ラブ



桜並木の中を、いざ「金崎宮」へ!


↑ ここが「金崎宮」なんですが…




その主神は、「天照大神」でも「素戔嗚尊」でもなく…


なんと、「建武の新政」で有名な後醍醐天皇の皇子の尊良親王恒良親王って…驚き

(失礼ながら誰?!の世界ですよね…^^;)



でも、実はここ、戦国時代以前にも大きな戦いが行われておりまして…


1333年の鎌倉幕府滅亡後に成立した後醍醐天皇による「建武の新政」に対し、武家政権の復活を期す足利尊氏が反旗を翻すことによって、後醍醐天皇側の「南朝」と、1338年に尊氏によって開かれる「室町幕府」側の「北朝」が対立する南北朝時代が訪れるわけですが…



その南北朝時代の争乱の中、1336年から1337年にかけてこの金ヶ崎城に籠城して北朝方の軍勢と戦って敗れた南朝側の中心が、後醍醐天皇の皇子の尊良親王恒良親王(と、新田義貞の息子の新田義顕)であったというわけです。


(いや、正直「南北朝時代」のそんな細かい戦いのことなんて知らんわ…アセアセ










ああ、でもこの土地にそんな悲しい歴史があったなんて…


(亡くなった尊良親王には、御匣殿(みくしげどの)と呼ばれる大恋愛の末に結ばれた愛妻がおられたそうで、そのためにこの地は最近恋愛スポットとしても脚光を浴びているのだそうです…^^;)


まさに、「人に歴史あり」「土地に歴史あり」


その「歴史」の末に「今」があり「未来」があるとすれば、その時代に生きた人々の想いを受け止め、「今」と「未来」に活かしていくことこそ私たちの役目ではないか…


などとも思い、咲き誇る満開の桜に覆われた美しい敦賀の街並みと波穏やかな敦賀湾を見下ろしながら胸が熱くなったヨシベエさんなのでした…







(続く)