マチネに続き、ソワレも観劇して来ました!
ソワレでは、ヒロインのレイチェルを新妻聖子さんが、そしてレイチェルの息子のフレッチャーを重松俊吾くんが演じておられました。
開幕と同時に大谷亮平さん演じるフランクが登場し、そのボディガードぶりを見せつけた後、すぐにレイチェルの華やかなショーが始まるんですが…
あれ?
マチネの時のMay J. さんの時と衣装が違う?!
May J. さんは赤っぽい衣装だったと思うんですが、聖子さんはゴールド!を基調とした衣装…
他にも、「普段着」の衣装も違っていたように思うんですが、それぞれの個性を強調するためなのかな…?
聖子さん、小っちゃくて、アンサンブルさんの中に埋もれてしまいそう…?!
と最初は思ったんですが、とにかく歌がパワフルで、歌ってるとすぐにその存在がわかるし!?
ダンスもキレキレで、小さいからこそ!?むしろ目が惹きつけられ、その歌のパワーに魅了され、目が離せません!
特にラスト…
🎵エンダーーー!
の力強い歌声を聴いた時は、もうこれだけで来た甲斐があったというか…
これだけで元が取れたような!?気がしました!
この作品ーー
ミュージカルというより、むしろストプレの要素の方が強く、レイチェル・マロンという世界的大スターのコンサートを聴きに来たような錯覚を覚えるんですが、だからこそ!?
ビジュアル的に「世界的大スター」としての華を持ち合わせ!?その雰囲気を楽しむことができるMay J.さんと、とにかく歌の力でまさに「世界の歌姫」を感じさせその魅力を楽しむことのできる新妻聖子さんの二人のレイチェルを味わうことができたのは、本当に幸せでした!
レイチェル以外に歌う役は、レイチェルの姉のニッキーと、あと息子のフレッチャーがここぞという時に少し…
あとは、本編の中では基本的に歌わない?!
そのニッキー役のAKANE LIVさん!
話し声からして甘味のある!?素敵な声で、歌うとさらにハリと響きと温かみがある声で、私的にとても好きでした!
表情も豊かで、才能に溢れた妹に対する複雑な思いとか、コンプレックスだらけのこんな自分に優しくしてくれたフランクに対するほのかな恋心とか…
抑えた演技の中にとてもよく見て取れて、(できた兄に対するコンプレックスを抱えて生きてきた自分と重ね合わせて?!)もうとにかく最後は泣けて泣けて…
レイチェルとニッキーの二重唱も、またそれにフレッチャーも加わった讃美歌?(「Jesus Loves Me」)も、ハモリがとても綺麗で感動しました!
で、それに大谷さんフランクが加わってくると、とたんに不協和音になっちゃうって…
面白過ぎて!?というか、ここはフランクとレイチェルたちとの心の垣根がとれて、お互いを分かり合い許し合える関係になったという場面なんでしょうね…
大谷さんフランクの歌といえば…
「音痴さん」の集うカラオケバー?!で歌うフランクは、やっぱりあえての音痴さん?!
いや、とっても可愛くって、人間らしくって…
普段の、堅物である意味完璧すぎる姿とのギャップがあまりに大きくて!?
あれでレイチェルは彼に参っちゃったのかも?!
なんて思ったり…(^^;;
いや、大谷亮平さん、マチネで初めて観た時はちょっと「棒」っぽく見えたんですが(←失礼!^^;)、慣れると!?なかなかセクシーで可愛くて魅力的だなと思えて来ました!(⌒-⌒; )
(ミュージカルだけど、基本、歌は歌わないし!?^^;)
あ、歌を歌わないと言えば、歌える人のはずなのに歌わない、ストーカー役の入野自由くん!
正体の知れない「ストーカー」の役を、不気味な存在感と、だからこそ余計に不気味に感じられる持ち前の「甘い声」で、本当に不気味に演じておられました。
でも、やっぱり歌わないのもったいないなあと思っていたら、最後の最後、幕が降りた後のフィナーレ!?のところで、打って変わって明るい笑顔で歌ってくれて、嬉しかったです!
また、最初は誰だかわからなかった、元々のレイチェルのボディガードであったトニー役の大山真志くんも、歌えるはずなのに歌ってなくて寂しかったんですが、やっぱり最後の最後に歌って踊ってくれて…
さすが歌って踊れるデブ!?( ̄▽ ̄;) ←悪口ではありません!(^^;;
あと、忘れちゃいけない!?
レイチェルのマネージャー?のビル役の内場勝則さん!
もちろん、言わずと知れた!?吉本新喜劇で長らく座長を務めてい方ですよね!
大好きでした!
最近あまり見ないなと思っていたら(わたしもあまり吉本を観なくなってたというのもあるんですが…汗)、こんなところでお目にかかれるなんて…
なんか嬉しかったし、真面目な演技の中に時々挟まれるボケのようなセリフや間合い!?が面白くて…
また、やっぱり最後にしっかり踊りながらみんなと一緒に歌ってる姿がとても可愛くって良かったです!
あ、さらに忘れちゃいけないアンサンブルの方々!
皆さんすっごいキレッキレのダンスで、舞台全体を躍動感のあるものにされていました!
筋肉もすごいし、とにかく身体の動きがハンパない!
またそれを惜しげもなく見せつける?!
(こんな「コロナ禍」のなかだからこそ!?世界中の人に知らせたい?!)ダンスというもののすごさ、素晴らしさ…あるいはダンスできることの喜びや楽しさといったものを、全身で表現しているようにも思いました。
皆さん、ほんとに素敵でしたよー!
ということで、大満足の一日を終え、次に向かったのは…
ここ!
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明日(って、もう今日だけど…σ^_^;)はいよいよ宝塚大劇場で月組観劇です!