松葉杖で行く東北の旅⑤河童はいたか?!〜『遠野物語』の里へ〜 | ヨシベエの観劇感激日記

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ミュージカル好きのヨシベエのブログです。特にミュージカル俳優の平方元基くんの大ファンです。映画と音楽も…あ、それからプロ野球の広島カープも大好きで、観劇と映画鑑賞の感想を中心に、時々カープのことも熱く語りたいと思います。よろしくお願いします。

東北の旅4日目の7月24日は、午前中に胆沢城跡に行った後、柳田國男の『遠野物語』で有名な遠野に行って来ました。おねがい

胆沢城跡に関する記事はこちらです↓)

↑ 遠野に伝わる伝承や生活文化などを展示・紹介してくれる「伝承園

(そういえば『河童のクゥと夏休み』ってアニメ映画、あったなぁ…観てないけど!^^;)


↑ 中にはこの辺りの農家の造りである「曲り家」(人と馬が隣り合って暮らせるようにL字型構造になっている)や伝統工芸品の製作・販売を行っている工芸館などがあり、昔の農家の生活様式を具体的に見ることができます。



↑ 曲り家(1750年頃に建てられたとされる菊池家)の中で「昔話」を語ってくれる可愛らしいおばあちゃん(の人形)

人間の娘が馬に恋をして夫婦になる(←えっ?!)けど親に反対されて馬を殺されてしまい…という「オシラサマ」のお話を聞いたんですけど、おばあちゃんの方言がきつくて半分くらいしか聞き取れなかったです…(^^;;

でも、首を切り落とされて死んだ馬とそれを嘆き悲しむ娘が一緒に空に舞い上がり、オシラサマになって?!親不孝を詫びるために両親の夢枕に立ち、「養蚕」の技術を伝えた…

ということで、この地方で養蚕が栄えたということなのだそうです。

↑ 曲り家の奥には、養蚕について説明してくれているコーナーもありました。

↑ 今もこの家の「うまや」にあたるところで、お蚕さんを飼っているそうです。

(「うまや」の入り口を入ってすぐ左奥に見える小さい白い玉がお蚕さんの作った繭玉です)




↑ 「オシラサマ」や「座敷童」などの遠野地方に伝わる伝承を柳田國男に語って聞かせ、柳田國男が『遠野物語』を書くきっかけになったという、この地方出身の民俗学者であり作家の佐々木喜善に関する資料を展示してある佐々木喜善記念館

(やっぱりここにも萌えキャラがいるのね…σ^_^;)



↑ 伝承園を出てすぐ左側に行くと、河童がお寺の火事の火を消してくれその河童の像を「狛犬」代わりとしているという常堅寺と、その河童が生息していたという「カッパ淵」に続く道があります。
(松葉杖で行くには少し遠かったけど、周辺ののどかで、でもホップ畑があったりお寺の墓地があったりとちょっと刺激的?な風景に心躍らされ、全然苦ではありませんでした。^^;)

↑ 「カッパ淵」に差し掛かるところ

カッパさんが迎えてくれます。(^^;;


↑ こんな注意書きも!滝汗

↑ ここ「カッパ淵」では、キュウリを餌にカッパ釣りができます。(キュウリは伝承園でタダでもらえます。^ ^)

(あ、この親子は全然知らない人たちです…^^;)

また、ここにはボランティアの「語り部」の方がいて、このカッパ淵のカッパの話を聞かせてくださりました。
(やっぱり半分くらいは何を言っているのか聞き取れませんでしたが…σ^_^;)


↑ 「カッパ淵」の帰りには、道端にこんなお店があることも判明!

座敷童ソフトクリーム」ってどんな味なんでしょう…( ̄▽ ̄;)

でもきっと幸せを運んでくれるはず…照れ



あ、ちなみに、遠野の名物って、「ジンギスカン」なんですね!びっくり

↑ 遠野に行く途中の道の駅「遠野風の丘」で、屋外のテラスでいただいたジンギスカン

肉厚のラムで、香ばしく焼けてとても美味しかったです!爆笑

↑ ドリンクは、やはり名物?の「遠野ラッシー」を

ジンギスカンにはちょっと合わなかったけど、コクがあってまろやかなのにさっぱりと爽やかで、とても美味しかったです!ウインク