ストーリーは、ほぼ原作どおり?
【あらすじ】
アメリカ合衆国のカンザス州でエム叔母さんたちと暮らしていたドロシーは、大竜巻に巻き込まれて家ごと見知らぬ土地に運ばれてしまう。ドロシーはそこで、脳みそのないかかし、心をなくしたブリキのきこり、臆病なライオンと出会う。故郷カンザスに帰りたいドロシーは、北の魔女の導きに従い、一風変わった仲間たちと一緒に、どんな願いもかなえてくれるというオズ大王に会うためにエメラルドの都をめざす。西の悪い魔女は、あの手この手でゆくてを阻もうとするが……。
ちなみに、この舞台、写真やビデオ撮影等について、「禁止」ではなく、「マナーを守ってお願いします」ということでした。
まあ、観にくるのはほとんど出演者の身内か友人たちですからね…😅
さて、うちの長男くんは「脳みそのないかかし」の役です!
そして、ついにオズ大王に会えたが…!?
僕たちの願いは叶えられないの?!
と思いきや…
その気球が飛んで行ってしまい!
なんともトロピカル!?なこの南の魔女、ドロシーが「焼肉」を奢ってくれることと引き換えに(笑)、彼女がカンザスに帰る方法を教えてくれたのです!
お話自体やその展開はシンプルだけどわかりやすく、何と言ってもキャストたちのそれぞれなり切った熱い演技が強烈な印象を残す、とても楽しい舞台でした。
(まあ、「親バカ」半分で…😅)
歌のレベルも、もちろん皆さんアマチュアなんですが、一般の合唱団に所属して頑張っている方も多く、なかなか聞き応えのあるものでした。
もちろん小さいホールではあるんですが、マイクなしでちゃんと客席の最後方まで届く声量と声の響きは大したものです!
ちなみに、著作権等の関係?で、この作品の歌や曲は、「オーバー・ザ・レインボー」を除いて全てこのオペレッタ劇団の主催者でもあるピアノの先生のオリジナル作品です。
それだけでももう大変なのに、演出や舞台構成なんかもすべて劇団員たちのアイデアや工夫を取り入れて、自分たちで作り上げていったみたいです。
それだけにやりがいも大きかったみたいで、来春大学を卒業する長男くん、この劇団と「お別れ」しなければいけないのが何よりも悲しくて辛いそうです。
でも、そこで得た素晴らしい経験や仲間たちをこれからも大切に、地元に戻っても頑張ってね!
みんなと一緒に「打ち上げ」に行った長男くんに別れを告げ、さて、今夜の晩ご飯をどうしよう…
と思った時、南の魔女さんが言った「焼肉」が無性に食べたくなり…