『サムシング・ロッテン』前楽 2019/01/14マチネ | ヨシベエの観劇感激日記

ヨシベエの観劇感激日記

ミュージカル好きのヨシベエのブログです。特にミュージカル俳優の平方元基くんの大ファンです。映画と音楽も…あ、それからプロ野球の広島カープも大好きで、観劇と映画鑑賞の感想を中心に、時々カープのことも熱く語りたいと思います。よろしくお願いします。

(当日アップできなかったので… )


この日はマチソワでした!ウインク


朝、元基組友達とのブランチに合流しようとしたんですが、大阪の街ダンジョン説(またはラビリンス説)により挫折…チーン


その際、地下街をウロウロしていた時に見つけたのが、このお店!


デニッシュバーポーン


デニッシュって…

デンマーク人!?滝汗

↑ と、とっさに反応する人はかなりの『サムシング・ロッテン』通!?ウインク



いや、ここで会ったが百年目!?

じゃないですが、これもミュージカルの神様がとりもつ縁かも?!

と、とっさに判断して、即座に購入!てへぺろ



まさに「王子がデニッシュを食べる」お話である『卵のミュージカル』(ニック・ボトム作)にふさわしい!?爆笑


↑ 結局朝ごはんを食べられなかったので、劇場前の公園でデニッシュと、途中のファミマで買ったカフェラテで済ます

でも、デニッシュ食べて「卵のミュージカル」を実感することができ、しかも!この日のマチネは、このアメブロを通じて知り合いになれた方とご挨拶もできて、まさに「最終日」にふさわしいハッピーでドキドキの一日の始まりとなったのでした!笑い泣き




さて、「楽前」にあたるこの日のマチネはーー


前日の「熱狂」に比べて、観客がやや大人しい!?キョロキョロ

(前日の記事はこちら


前日にドッカンドッカン受けたところが、けっこうスルーだったり、拍手も小さめだったり…?ショボーン


特に気になったのが、「未来の演劇」を占うさとし兄やんノストラダムスが、両腕を肘のところで曲げて同時に振り上げながら「こんな風に歌う大司教!」と言うシーンーー

前日は大爆笑だったのになあ…と、ちょっと寂しい…ショボーン


友達曰く、あのシーンの反応によって、その回の客層がだいたいわかるそうな…?!

つまり、あのシーンが受けないってことは、元ネタのミュージカル『モーツァルト!』も、そこでコロレド大司教を演じる山口祐一郎のことも知らないってことで、たぶん西川さんファンや福田さんファンが多いということが推測されるわけですね。

逆に、あそこで「受ける」ということは、一般のミュージカルファンが多いっていうことで、この作品自体がミュージカルやミュージカル作品へのオマージュに満ちているわけだから、全体にあちこちに散りばめられている大ネタ・小ネタが受けて、さらに盛り上がるのではないかと…?!滝汗


まあ、その代わり!?西川さんオンステージ!のシーンではものすごい熱狂だったし、いろんな人がそれぞれ楽しめ、さらには自分のあまり知らない分野に対する興味も刺激されるという意味で、いろんな人向けの…それこそ「ミュージカル入門」の作品としても!?とても良い作品なんじゃないかと改めて思いました!ウインク




さて、とは言ってもですね…

1幕の後半くらいからはだいぶ客席のノリも良くなり、いつもの「ショーストップ」のところではけっこう長めの拍手と歓声で、なぜかホッとして嬉しくなる私…(←って、関係者か?!😅)

観客のノリがいいと、たぶん役者さんたちもさらに乗ってきて、いつも以上のパフォーマンスができたりするんだろうなあ!照れ

と思えて、2幕はさらに楽しめました。ウインク


2幕のハイライトは、やっぱりニックが作った『卵のミュージカル』ですよね!デレデレ


あれって…

確かに滅茶苦茶なストーリーで、突拍子もないエピソードが連続するバカバカしいお話ではありますが、それなりに!?面白いと思いません?デレデレ

それこそ、比喩やメタファーがいっぱいで、けっこう「深い」ようにも思えるし…!?おねがい

あのまま「中断」せずに最後まで観たかったなあ〜と思ったのは私だけじゃないはず!?ニヤリ

(あんな良い曲が書けるなんて、ニックは天才!?笑 )


でも、そう思わせて、その途中で一気に「悲劇」の様相を呈し、そのままニックの悪行?がバレる!という方向に行ってしまいますが、あのまま続けていたら、けっこう楽しくて良いお話になったと思いません?(笑)


でも、だからこそ、その後の急転直下の「悲劇」との落差が際立って、この作品の、人間の愚かさであるとか、でもそれを補い合う兄弟愛や家族愛であるとかといった真のテーマ!?が浮き彫りになるという、見事な構図を示しているように見えて、深く心を打たれました。


この作品って、なにげに単なるコメディではなく、人間の喜劇性と悲劇性を同時に描くことで、その限界や無限の可能性さえ描き出そうとした類い稀なる名作なのではないか!?

とさえ思ったんですけどね…😅


でも本当に、最後の最後で(特に裁判のシーン)、心から泣いてしまいました…


泣けるコメディって…滝汗

いや、またその後の「大団円」がまたいいんですけどね!ちゅー

(『ハムレット』のオチとか…😅 )


ほんと、何度も観たくなる中毒性の高い舞台です。

もうこのあと1回しか観られない(あと残る1回が大千秋楽)、別の意味で泣けてきちゃいます…えーん


↑ 次のソワレまで、元基組友達さんたちと一緒に入ったカフェで

こだわりのなんちゃらハンバーガー?キョロキョロ

美味しかったんですけど、とにかくすっごいボリュームで、食べきれないほどでした!(食べたけど…^^; )

スープは、スープというよりカレー!?

インド料理のカリーみたいで、(スープのくせに?!σ^_^; )ドロッとして味わい深かったです。ニヤリ


↑ 食後の、こだわりの!?エスプレッソコーヒー

だって、フレッシュを頼んだら、「いえ、コーヒー豆の味と香りを楽しんでいただきたいので、当店ではフレッシュはお出ししていません」って…

えっ?!

いや、私、確かにコーヒーは好きだけどそこまでのこだわりはないから…滝汗


と、大変戸惑ってしまいました…びっくり


ま、美味しかったから別にいいんですけどね…😅