映画『マイ・ビューティフル・ガーデン』 | ヨシベエの観劇感激日記

ヨシベエの観劇感激日記

ミュージカル好きのヨシベエのブログです。特にミュージカル俳優の平方元基くんの大ファンです。映画と音楽も…あ、それからプロ野球の広島カープも大好きで、観劇と映画鑑賞の感想を中心に、時々カープのことも熱く語りたいと思います。よろしくお願いします。

今日は、来週から始まる長期イベントに向けて、朝から立て続けに会議会議で…ガーン

さすがに疲れました!ショボーン


でも、だからこそ、自分の好きな舞台や映画に元気や勇気、あるいは「癒し」をもらって頑張れるんですよね…照れ


などと言いつつ、実際は「現実逃避」してるだけじゃん!?と思わないこともないですが…滝汗


ま、ということはおいといて(←おいっ!^^; )、昨日2本連続で観た映画の2本目です!ウインク



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【作品紹介】
植物恐怖症の女性が、偏屈だが卓越した園芸家である隣人男性からガーデニングの手ほどきを受けるうちに人生が輝き始める人間ドラマ。変わり者のヒロインを、テレビシリーズ「ダウントン・アビー」などのジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、庭いじりの好きな隣人を『イン・ザ・ベッドルーム』などのトム・ウィルキンソンが演じる。そのほか『007 スペクター』などのアンドリュー・スコット、『戦火の馬』などのジェレミー・アーヴァインらが脇を固める。

【あらすじ】

庭付きの部屋に暮らしているベラ(ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ)は植物が苦手なため、せっかくの庭を荒れ放題にしていた。ある日、1か月以内に庭をきれいにできないならアパートを立ち退くようにと家主から勧告されてしまう。困り果てたベラは、庭いじりの好きな隣人アルフィー(トム・ウィルキンソン)と共に、庭造りに取り組み始めるが……

(以上、公式サイトより)


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これはもう,主演女優の魅力!と言うに尽きるかも・・・?ラブ



神経症的で,常に「強迫観念」に駆られ,自分にも他人にも自由に心を開けない(それは彼女の生い立ちに原因があるらしい…)女の子(ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ演じるベラ)が,「ガーデニング」を通して,だんだん他人に心を許し,温かい交流が生まれ,彼女自身も一人の「自立した人間」として成長していく・・・



ざっくり言うとそんなお話ですが,お話の展開としてはややもの足りないところもあり,先が読めちゃう?!点も,とても残念…ショボーン


また,イギリスはガーデニングがとても盛んな国だと聞いていたし,「ガーデニングの魅力」そのものももっと突っ込んで描かれるのかなと期待していたので,「えっ,これだけ?!」と,ちょっとがっかりだったり……びっくり


(いえ,たぶんそれは私が「日本庭園」の見事さ!?を基準に考えてたからかも…とも思いました。あの“繊細さ”を期待すると,「何でそんなざっくり過ぎるの?!」と,ちょっとイラついたり…^^; )



なんですが!


でも,それらを補って余りあるほどの,主演女優ジェシカ・ブラウン・フィンドレイの魅力炸裂の映画でした!チュー



と言っても,そんな飛び抜けての美人でもないし!?いわゆる「可愛い女の子」系の魅力ではなく,不器用だけれども一生懸命で,何か人と違った不思議なオーラで人を惹きつけずにはおかない…そんな「不思議ちゃん」系の魅力!?おねがい



そんな彼女を見るだけでも,この映画を観る価値があるかも!?


…いえ,それも,彼女を取り巻く,やっぱりちょっと不思議系?の愛すべき「隣人たち」の存在あってのことでしょう。



これぞイギリス版「ザ・頑固じじい」のトム・ウィルキンソン演じるアルフィー!照れ


このおじいちゃんが本当に良い味出してるの!


憎まれ口ばっかりきくくせに,本当は心があったかくて,悩んだり苦しんだりしている若者の背中をそっと押してくれる・・・


本当に愛すべき頑固じじい……チュー



もう,この人にね,最後は心をもってかれてしまいました・・・笑い泣き



その他,出てくる人出てくる人,みんなどこか(ベラほどじゃないけど?^^; )「不思議ちゃん」で,それぞれが魅力的で・・・


人間社会は,けっして「きっちり決まり切ったもの」(ベラが最初生きていた世界?)ではなく,だれもが結局は多少程度の差はあれ?!「不思議ちゃん」の集まりであり,だからこそ許し合い,認め合い,助け合って生きていかないといけないんだよっていうメッセージが込められていたような,そんな気がしました。



ちょっと浮き世離れしてるけど!?心がホッとして癒やされる,そんな優しい映画でした。


疲れている人!?に,特におススメです!照れ