ご供養(浄霊)は、先生から言われた、果物や、お菓子などのお供え物を用意していきます。
準備が整い、ご供養が始まりました。
このご供養は、お経の中でも、最上級のお経らしく、これ以上のお経はないらしいです。
なので、時間も長いです。お金もかかります。
朝、10時ころから始めて、お昼にちょっと休憩が入ります。お茶菓子とお茶を出してくれて、休憩しました。
そして、また始まります。午後2時くらいまであったと思います。
108かん、お経をあげるそうです。
そして、それを3日間。
1日だけで外れる時は1日ですが、3日やらないと取れない時は3日やります。
この時も、3日かかりました。
1日目、初めてのご供養に緊張しながら、先生がお経をあげる後で、手を合わせて目を閉じて座っていました。
お経を聴きながら、色んな雑念が頭に浮かびます。
しばらく雑念が浮かんでいたのですが、途中から、雑念がなくなり、お経だけが入ってくる、「無
」の状態になりました。
何も考えない。頭の中は、「無」です。
すると、閉じた瞼の裏側に、オレンジ色の光が、右から入っては左に流れて行くというのが見えました。入っては流れて行く。入っては流れて行く。
すると、合わせている私の手が、前後に揺れ始めました。
これは、手風(てかぜ)と言います。
そして、正座して座っているのですが、身体が円を描くように、揺れ始めました。
そして、うわあ〜っ!と号泣。
私は、今までに経験したことのない泣き方で、号泣し始めました。
凄い泣き方です。滝のように涙が流れます。
亡くなった方を仏さん、と先生は呼んでいたのでそう表現しますが、仏さんが、私の身体を使って泣いているのです。
私の気持ちは、仏さんの気持ちになっています。
きっと後悔の念だと思います。
生きていたくない、全てを終わらせたい。
死んだら楽になれる、何にもなくなる、無になる。
きっと、そう思って自ら「死」を選んだのでしょう。
でも、死んだはずなのに、自分がいる。気持ちがある。
全て、無くなって消えると思ったのに、身体だけが無くなり、自分はここにいる。
霊的な事を信じてない人にとっては、パニック状態でしょう。
斎藤一人さんがYouTubeで仰っていましたが、本来、自分の寿命が80年として、30歳で自○したとしたら、生きるはずだった残りの50年を、真っ暗な何もない所で過ごさなければいけないらしいです。
自○大国と言われる日本。
自ら死を選んでも、決して楽にはならないこと。
もっと、苦しむことになること。
その事を知って欲しくて、この記事を書いています。
決して、オカルト話をしたくて書いているのではありません。
彼女も、死を選んだことを凄く後悔してしまっているのでしょう。
ありえないくらいに大声で号泣しました。でも、自分の中に、本来の自分も、奥の方にいます。
ああ、何か、泣いてるなぁと思っている自分の感情もあるのです。
自分の中に、二人いる感じですが、仏さんの気持ちの方が強く、泣きたい気持ちを抑えることは出来ません。
供養が終わって、私は霊媒体質だとわかりました。
先生は、「(私)のお父さんが、一生懸命、神ごとをやっておられるからやろうね」とおっしゃりました。
私の父親は、信仰心の深い人でした。
父が亡くなって19年になります。
初めて降霊のような体験をし、家に帰って、また、こんな風になったらどうしよう?と先生に言ったら、お経を聞いてたからなったので、家でなることはないから心配しなくていいよと言われました。
そして、3日間のご供養は終わり、私に憑依していたあの子も、あちらの世界に上がって行きました。
先生は、おっしゃります。
生きている人間は、恩を忘れるけれど、亡くなった人は、恩を絶対忘れない。
こうして、他人の為に、お金を使って供養してくれたことを忘れずにいる。
そして、上から見ていて、ここだ!って言う時に、手を伸ばして助けてくれる。
実は、先祖供養をして頂いた後、こんな事がありました。
パチンコや競馬が好きな夫が、ある日、私に、競馬を勧めて来たのです。
1-7、これ、来るから、買わんか?と。
あまりに進めるので、全く競馬経験のない私は、500円だけ買ってみることにしました。
1-7の1点買い。
元夫は、1-7を2千円分買いました。
それが、なんと、万馬券を取り、500円が9万円に。2千円が40万円になりました。
家のテレビで競馬中継を見ていたのですが、元夫は、私を抱っこして喜びました。
(今では考えられませんが)
調子に乗って、しばらく競馬をやりましたが、全然当たりませんでした。
その時、一回きりです。
私は、何回かやって、やめました。
元夫は、もともと好きなのでやっておりましたが。
私は、ギャンブルは嫌いです。でも、あの時、何故かやってみました。夫があまりにも勧めるので。
結局、先祖供養で使ったお金以上の金額が入って来ました。
これには、本当にびっくりしました。
ご加護があったんだろうなあと思いました。
そんなわけで、行者さんとのお付き合いは続き、私の顔面神経痛(三叉神経通)も、良くなっていきました。
続く。