前回の続きです。

ある日の夜、元夫と子供2人を連れて、行者さんの元を訪ねました。

すると、私に行者さんを紹介してくれた親友が来ていました。

親友は、凄く泣いていました。

どうしたのか聞いてみると、高校の時の友達が自○して、亡くなったのだと。


そして、今日、葬儀だったので、先生にお経をあげてもらいに来たのだと。



私も、その亡くなった方は、知っていました。知っているというか、一度だけ、高校の時に、彼女の高校の文化祭に行った時に会った事がありました。

なので、どんな人かは知っていました。

先生は、「○○ちゃん(私の親友)、その子、一緒に付いて来てるよ。メガネをかけたこんな子やろ?」

その通りでした。先生は、その子の事を知りません。

親友は、先生にお経をあげてもらい、帰って行きました。


私達の順番が来て、先祖供養をして頂きました。


そして、帰り道の車の中。あたりは夜なので真っ暗。

何だか、後に何かの気配がするような気がして、気になりましたが、気のせいと思う事にし、帰りました。

その時、私は、28歳でした。

それから1年後、先生から、


「この坊ちゃん(次男)、もう大丈夫よ。普通の子と、何も変わらんよ」と言われました。


次男の名前は、私が姓名判断の本を見て、字画を見てつけたのですが、先生曰く、この字は、〇〇家(我が家)の因縁を全部引き継ぐという字だと言われました。


後に、次男が大きくなって、この話をすると、

「何ちゅうことをしてくれとん!(何て言うことをしてくれてたの!)」と言っていました(笑)


夫の方はどうなったかと言いますと、その後、椎間板ヘルニアの手術をしましたが、とても経過が良く、部屋の中で一番の回復力でした。


私の亡き父親も、72歳の時に大腸癌の手術をしたのですが、その時も手術の前に先祖供養をして頂き、術後は、72歳になのに40歳並の回復力と、病院の先生から言われました。


そして、癌の位置が、ちょうど曲がり角に出来ていたらしく、上か下か、少しでもズレていたら、人工肛門になっていた、と言われました。


お金は、かかりましたが、やって良かったと思いました。

行者さんは、メスを入れる前に、ご供養はした方がいいとおっしゃいます。

経過が全然違うと。


月日は、経ち、私が33歳の時、突然、顔面神経痛になりました。

今は、顔面神経痛とは言いません。三叉(さんさ)神経痛といいます。


娘(3人目の子供)を32歳で産み、その1年後のことです。


顔が痛い。痛くて痛くて、鏡を見ると、口がよがんでいました。


そして、逆立ちして、頭に血が上ると、苦しくなりますよね。あの感じが、ずっとするんです。



首を絞められているような感じです。


とにかく顔が痛くてたまらない。


勿論、病院に行きました。

でも、病院では、何も異常がないと言う。



病院の先生は、「あなたは3人子供がいるから、ストレスで疲れているのでしょう」と言われました。

内心、そんなんじゃない、と思いました。

ひょっとして、あっちの方(霊的なもの)か?

家に帰り、行者さんに電話しました。

行者さんは、

「うん、ずーっと憑いとるよ」と。



前から憑いていたと言うのです。

先生は、まず病院、それでも原因がわからない時は、いつでもどうぞ、といつも言われます。

そして、あなた、霊が憑いてるとは、先生からは言いません。



相談があってから、憑いてるよと言われます。

それはやっぱり、中には、憑いてると脅してとか、言う人もいるからではないでしょうかね。トラブルを避ける為にもそうしてるのだと思います。お金がかかることですから。


先生は、「今まで、色々と子供に、お知らせがあったはずなんやけどね。でも、このお母さん(私のこと)わからんから、本人に来たんやろうね」と言われました。


そういえば、子供の怪我が凄く多かった。


擦り傷とか、そう言う軽いものではありません。

長男が後頭を何針か縫ったり、次男は、小さい時こけて瞼を切り出血。病院で何針か縫ったり、額を滑り台の大きな鉄パイプで打って、どデカい内出血のタンコブを作り、病院で、頭蓋骨にヒビが入っていると言われ、頭蓋骨は、脳にめり込んではいないので、また、転んで同じ所を打たないようにしてください、脳に刺さることになるからと言われたことがあり、もうそれはそれは、注意して、買い物も、私の父親に車で連れて行って貰って、買い物の間、車の中で、両親に見ててもらうというような事がありました。


またまだ、他にも沢山。


霊障は、成仏出来ていない亡くなった方が、助けて欲しくて、生きている人につき、気づいて貰うために、色々な事を起こします。


怪我だったり、病気だったり、色んな不幸ごとだったり。


その人の弱いところにきます。


こういう見えない世界のことを知らない人が多いので、普通は、それが霊的な物だとは気がつきません。(勿論、それが全部霊的な事でもありません。)


なので、殆どの方は、その原因がわからないと思います。



そして、私の顔面神経痛は、憑依であると言う事を言われ、今度は、浄霊をしていただくことになりました。


除霊と浄霊の違いは、除霊は、字の通り、霊を除く、とる(外す)ことです。

外すだけなので、外された霊は、成仏するわけではありません。外されただけです。


なので、また、つきます。

同じ人につく場合もあるだろうし、別の人につく場合もあるでしょう。


一方、浄霊は、外して、成仏させてあげることです。


先生がされているご供養は、浄霊です。



そして、ご供養の前に、「おみくじ」と言って、どなたが憑いておられるのか、お尋ねするためのお経があります。


先生がお経をあげている時、私は、先生の後で手を合わせて、聞いておりました。


私から見ると、先生は、ずっとお経をあげているだけのように見えます。


けれど、先生は、お経をあげながら、死者に尋ねています。


後で先生に聞いたのですが、


誰が私に憑いているのか尋ねると、


「私よ、私」と憑依している霊が言ったそう。


先生「私ちゃ、誰ね?(私って、誰?)」


憑依霊「○○ちゃん(私の親友)の友達の△△よ」


そう、あの時の、親友の高校時代の、自○した子でした。


先生は、


「あの時に憑いて来たのか、その後なのかはわからないけど、(私)と波長が合って憑いたんやろうね」と。


あの日の帰り、何か、後が気になっていたのは、そう言うことだったんだと思いました。

何か、怖かったんですよね。それは、夜で暗いからだと思っていました。


その日は、おみくじで終わりました。


そして、後日、ご供養(浄霊)をして頂きました。


続く。