昨日、息子が愛犬を預かりに来た。
別れた夫が、時々愛犬に会いたがるので息子が愛犬を自分の家に連れて行き、元夫が息子の家に会いに行くと言う流れ。
うちの愛犬、手術をしてから、お留守番が出来なくなったので、私も平日は家から出られない。
なので、私としても、この時間はとてもありがたい。
切らしている手作り品の材料があるので、この時間を有効に使わなきゃと、車を走らせ街に出た。
材料を買い終わり、ふと、息子に何かお土産でもと思い、商店街の方に行ってみた。
すると、ハンドメイドのイベントがあっているのが目に入った。
小さい規模で、お店は数店だが、気になり覗いてみることにした。
すると、そこには何と、手作りで知り合った友達が出ていた。
もう15年以上前かな。
私がカントリードールを作っていた頃で、アメリカンカントリーのインテリアが流行っていた時代。
ある手芸店主催のイベントによく出店させて貰っていた。
その時に知り合った友達で、彼女もカントリードールや、その他布小物を中心に作っている。
その頃から、彼女は、木工品を作る男性と組んで出店していて、お二人共、凄くいつも売り上げていて、お客さんが多かった。
彼女達がいつも、私に、今度いついつ、何処どこでイベントあるよって教えてくれて、必ず隣のブースをとってくれて、隣同士で出店してた。
木工の男性は、地方のなまりが酷くて、最初、何言ってるんだかさっぱりわからなくて、
「何言っとるんか、わからん!」って、よく言ってたな。(そういう自分も、方言丸出しだけど)
そんな感じで、彼女達のおかげで楽しかった。
私は、そのうち、段々、ハンドメイドから遠ざかり、パートに出るようになった。
彼女達は、頑張っていろんなところに出てたよ。
彼女達は、一度解散して、一度だけ、その木工のおじさんと一緒に出店したことかあったけど、やっぱり相性とかあって、うまくいかなかった。
そのあと、彼女とまた組んで色んなところで頑張ってたようだ。
そして、ある時期から、彼女が一人で出店しているのを見かけるようになった。
木工のおじさん、どうしたのか聞いたら、体調が悪いのだと。
それを聞いたのは、もう数年前で、その後も何度か彼女が一人で出店しているのを見かけた。
そして、昨日、偶然通りかかった商店街で、彼女が出店しているのを見かけ、しばらく話した。
「ところで、木工のおじさん、どうしてる?」と聞くと、実は、3年前に癌で亡くなったと。
まだ、彼女は辛そうだった。
それを聞いて、何か信じられなくて、すぐには涙は出なかった。
自分も、今年のお正月に母を亡くしたばかりだから、悲しみに免疫がついてるのかな。
でも、家に帰って何か、ずっと頭から離れなくて、今朝になって、
おじさんが作った木工品、前に買ったなぁって思って、ちょっと中に埃が溜まってたから綺麗に拭いてると、涙がポロポロ溢れてきた。
あんなに元気な方だったのに。
この写真のプランターは、私がハンドメイドから離れていた頃、二人が出店しているイベントで、うちの愛犬に似ているから買ったもの。
もっともっと、大きな物も作られるんですよ、家具とか。
でも、私が買った唯一の彼の作品は、これ1つ。
あの時、これ、買っててよかったと思った。
まだ、60過ぎらしい。
まだまだ、作品作りたかったに違いない。
でも、彼は立派なクリエイターだった。
自分の作った作品を、沢山の人に買って貰って喜んで貰った。
そういう意味では、きっと満足しているに違いない。
自分は、クリエイターと呼ぶには、まだまだかも知れないが、同じ物作りをする者として、
作品を作って、それを誰かが喜んでくれて、その人を幸せにする。
それが、物作りをする側の使命なんだと、つくづく思った。
そして、いつまでも、この手が動くわけではないと、改めて感じた。
自分にだっていつ訪れるかわからない。
その時、後悔しないように、心を引き締めて、作品作りにのぞみたいと、気づかさせて貰った。
自分の道は、これしかないと思ってる。
私の作るパワーストーンのアクセサリーで、誰かが幸せな気持ちになってくれるよう、心を込めてこれからも作っていきたいと思います。
昨日、彼女が出店していたイベント、いつもやっているらしく、私も申し込んでみようと思っている。
問題は、愛犬のお留守番事情なんですけどね。
娘に、その時、預かってもらえないか、相談している。
昨日の出来事は神様から導かれた出来事だと思う。
偶然はない。全ては必然だから。
彼の冥福を心からお祈りします🙏
そして、彼の分まで、同じ物作りする者として、使命を果たしたいと思います。
読んで頂き、ありがとうございました
m(_ _)m
別れた夫が、時々愛犬に会いたがるので息子が愛犬を自分の家に連れて行き、元夫が息子の家に会いに行くと言う流れ。
うちの愛犬、手術をしてから、お留守番が出来なくなったので、私も平日は家から出られない。
なので、私としても、この時間はとてもありがたい。
切らしている手作り品の材料があるので、この時間を有効に使わなきゃと、車を走らせ街に出た。
材料を買い終わり、ふと、息子に何かお土産でもと思い、商店街の方に行ってみた。
すると、ハンドメイドのイベントがあっているのが目に入った。
小さい規模で、お店は数店だが、気になり覗いてみることにした。
すると、そこには何と、手作りで知り合った友達が出ていた。
もう15年以上前かな。
私がカントリードールを作っていた頃で、アメリカンカントリーのインテリアが流行っていた時代。
ある手芸店主催のイベントによく出店させて貰っていた。
その時に知り合った友達で、彼女もカントリードールや、その他布小物を中心に作っている。
その頃から、彼女は、木工品を作る男性と組んで出店していて、お二人共、凄くいつも売り上げていて、お客さんが多かった。
彼女達がいつも、私に、今度いついつ、何処どこでイベントあるよって教えてくれて、必ず隣のブースをとってくれて、隣同士で出店してた。
木工の男性は、地方のなまりが酷くて、最初、何言ってるんだかさっぱりわからなくて、
「何言っとるんか、わからん!」って、よく言ってたな。(そういう自分も、方言丸出しだけど)
そんな感じで、彼女達のおかげで楽しかった。
私は、そのうち、段々、ハンドメイドから遠ざかり、パートに出るようになった。
彼女達は、頑張っていろんなところに出てたよ。
彼女達は、一度解散して、一度だけ、その木工のおじさんと一緒に出店したことかあったけど、やっぱり相性とかあって、うまくいかなかった。
そのあと、彼女とまた組んで色んなところで頑張ってたようだ。
そして、ある時期から、彼女が一人で出店しているのを見かけるようになった。
木工のおじさん、どうしたのか聞いたら、体調が悪いのだと。
それを聞いたのは、もう数年前で、その後も何度か彼女が一人で出店しているのを見かけた。
そして、昨日、偶然通りかかった商店街で、彼女が出店しているのを見かけ、しばらく話した。
「ところで、木工のおじさん、どうしてる?」と聞くと、実は、3年前に癌で亡くなったと。
まだ、彼女は辛そうだった。
それを聞いて、何か信じられなくて、すぐには涙は出なかった。
自分も、今年のお正月に母を亡くしたばかりだから、悲しみに免疫がついてるのかな。
でも、家に帰って何か、ずっと頭から離れなくて、今朝になって、
おじさんが作った木工品、前に買ったなぁって思って、ちょっと中に埃が溜まってたから綺麗に拭いてると、涙がポロポロ溢れてきた。
あんなに元気な方だったのに。
一緒に3人で出店していた頃、彼の方言を二人でからかったりしてよく笑った。
この写真のプランターは、私がハンドメイドから離れていた頃、二人が出店しているイベントで、うちの愛犬に似ているから買ったもの。
もっともっと、大きな物も作られるんですよ、家具とか。
でも、私が買った唯一の彼の作品は、これ1つ。
あの時、これ、買っててよかったと思った。
まだ、60過ぎらしい。
まだまだ、作品作りたかったに違いない。
でも、彼は立派なクリエイターだった。
自分の作った作品を、沢山の人に買って貰って喜んで貰った。
そういう意味では、きっと満足しているに違いない。
自分は、クリエイターと呼ぶには、まだまだかも知れないが、同じ物作りをする者として、
作品を作って、それを誰かが喜んでくれて、その人を幸せにする。
それが、物作りをする側の使命なんだと、つくづく思った。
そして、いつまでも、この手が動くわけではないと、改めて感じた。
自分にだっていつ訪れるかわからない。
その時、後悔しないように、心を引き締めて、作品作りにのぞみたいと、気づかさせて貰った。
パートを辞めて、今、生活は大変だけど、もうパートには戻らない。
自分の道は、これしかないと思ってる。
私の作るパワーストーンのアクセサリーで、誰かが幸せな気持ちになってくれるよう、心を込めてこれからも作っていきたいと思います。
昨日、彼女が出店していたイベント、いつもやっているらしく、私も申し込んでみようと思っている。
問題は、愛犬のお留守番事情なんですけどね。
娘に、その時、預かってもらえないか、相談している。
昨日の出来事は神様から導かれた出来事だと思う。
偶然はない。全ては必然だから。
彼の冥福を心からお祈りします🙏
そして、彼の分まで、同じ物作りする者として、使命を果たしたいと思います。
読んで頂き、ありがとうございました
m(_ _)m