(この話は、理解出来ない方がいると思うので、
わからない方はスルーして下さい。)

私の母は、90過ぎで認知症を患っており、介護施設に入所していますが、先日、救急搬送で病院に入院しました。

口から物が食べれなくなり、体重も減り、衰弱してきています。

先生から、延命か、このままかを提示されましたが、まだ会話も少し出来るし、一部の望みをかけて、鼻からチューブで胃に栄養を流す方法をお願いしました。

それは、患者にとってとても苦痛らしいのですが、点滴のみだと1〜2ヶ月だと言われたので、受け入れられないからです。

お願いはしたものの、本当に良かったのだろうか、早く逝かせてあげた方がいいのではないか、ネットで色んな情報を見つつ、涙が出てきます。

看護師の友達にも相談しました。
やってみて、栄養が吸収されるかもしれないし、それでいいよって言ってくれました。

それでも、胸がざわついて、涙があふれてしまいます。

なぜ私は、こんなにも母が死んでしまうことが耐えられないのか、兄は、もう母は高齢だからと、受け入れているのに、自分はなぜ、それが出来ずに泣いてばかりいるのか。

前世のことに、関係があるのか。
(前世のことがわかった話は、またそのうちに書きたいと思います)

それで、ある歌を聴いてみることにしました。
その歌は、姫神の「風のこころ」という曲です。

この曲は、前世の事がわかった時に聴いていた曲で、何かわかるのではないかと思ったからです。

目を閉じて曲を聴いていると、あっ!幼少期のトラウマだと気づきました。

私が3〜4歳の頃、引っ越しできたばかりの家は、日当たりの悪い家で、そのすぐ近くに、小さな小さな工場があり、両親は、製麺業を営んでおり、朝早くから、仕事に行っておりました。

朝、目を覚ますと、両親の姿がないので、泣きながらその工場まで行っていた記憶があります。
それが毎日、毎日なので、その小さな工場を半分、住居にして、6畳1間の生活を小3までしていました。

幼少期に受けた傷は、大人になっても消える事がありません。

本当の自分、心の中に蓋をして閉じ込めていた感情を、インナーチャイルドと言います。
(インナーチャイルドの説明がうまく出来ないので、ネットでインナーチャイルドを検索すると沢山出てきますので、参考にされてください)

私も、心の中に、何かわからない不安や寂しさをいつも感じて生きてきました。

今回、母親が亡くなってしまうかも知れないと言う状況の中、このインナーチャイルドが出てきたのだと思いました。

このインナーチャイルドを癒す必要があります。
過去に、インナーチャイルドのセラピーを1度受けた事があるのと、YouTubeでもやってみた事があるので、自分でやってみようと思いました。

目を閉じて、深呼吸して、インナーチャイルドに話しかけました。

「小さい時の〇〇ちゃん(自分の名前)、朝起きたら、いつもお母さん、家に居なかったよね。
寂しかったよね。…」など、インナーチャイルドに話しかけました。
すると、わ〜っと自分ではないもう一人の自分が声を上げて泣き出しました。

それをさとすように、今の自分が声をかけていきます。
「〇〇ちやんは、大人になったら、3人子供を産んで、その子達は、いい子に育って、今の私をとても心配してくれるんだよ。だから、もう一人じゃないよ。おいで、抱きしめてあげるから。」と、ぎゅーっと抱きしめて、
「一緒にお母さんに、ありがとうって言おう。
そして、その時が来たら、一緒に見送ろう」って言いました。

インナーチャイルドセラピーの間、沢山涙が流れました。

そして、深呼吸をして
目を開けました。

何か、とても、スッキリした感じがしました。

(ちょっとぶっ飛んだ話について来れない方はには、すみません)

前回、YouTubeで、誘導されながらやってみたインナーチャイルドセラピーも、やはり涙が沢山出ました。

10年前に、初めて受けたインナーチャイルドセラピー(これはセラピストの方に、有料でやってもらいました)の時も、号泣し、終わった後に、セラピストの方から、「クライアントさんが泣いても、もらい泣きすることは普段ないのだけれど、今回は貰い泣きしてしまいました」と言われました。

そのくらい、心の中にいる幼少期の自分、インナーチャイルドは、寂しさを抱えて生きて来たのだと思います。

過去にこんな事もありました。

ハワイに昔から伝わる、自分を癒す方法
「ホ.オポノポノ」と言うのがあります。
ご存知の方も多いと思いますが、

ありがとう
ごめんなさい
ゆるしてください
愛しています

これを唱えるだけ。

自分の潜在意識をクリーニングする、癒しの言葉。

これを初めて聞いた日、車を運転して家に帰る途中、ずっとこの言葉を何回も何回も唱えました。
家に帰ってからも、ずっと唱えていると、突然、わーっと泣き出してしまいました。
その時に、口から出た言葉は、

「お母さんがいつもいなかった」でした。

母が亡くなってしまうかも知れない。
その思いと、幼少期の、お母さんがいつもいないという思いがリンクして、こんなにも悲しくて涙が出たのだと思います。

亡くなるということは、何処かに行ってしまって、もう会えなくなる。

インナーチャイルドの私は、そう思っているのかも知れません。

しかし、そうではありません。
肉体はなくなります。
けれど、魂は、永遠です。

「ずっと○○ちゃんを守ってくれるから安心してね」

その事も、セラピーの間、幼少期の自分に伝えました。

終わった後、友達に電話をして、この事を話しました。

オポノポノを教えてくれた友達です。

いつも、インナーチャイルドに声をかけてあげるといいよ。
「〇〇ちゃん、今から一緒にお買い物行こう」とか、朝起きたら「おはよう」とか。
忘れてるとね、またその感情が出てきたりするんだよねと。

インナーチャイルドを癒す方法は、YouTubeでも沢山出ていますし、本も沢山あります。
ご自分に合った方法でやられるのが良いかと思います。

ちょっと、理解の出来ない話だった方もおられたと思いますが、これでインナーチャイルドの話は終わります。

読んで頂きありがとうございましたm(_ _)m