夏場は暑さもあって、関東での野鳥散策が難しい
なので、軽井沢や北海道まで行ったりしてたのですが。
ただ関東でも、野鳥がいない訳ではないですからね~何度かは行ってます
少ないので2ヶ月分、まとめちゃうけどね
八王子城址 (東京都・八王子市)
夏鳥のサンコウチョウをこの地に観察しに行くのは、今年2度目。
前回よりもちゃんと見たくて、気合を入れて早めに行ったけど出が悪かったなぁ。
それでも少ないチャンスで、なんとか
サンコウチョウ
前回よりはちゃんと撮れたと思うので、良かった
フォーカスが合わなくて、せっかくのチャンスを何度か無駄にしたのは毎回の事で残念。
暗い針葉樹林の中での黒い鳥、なかなかカメラが野鳥を認識してくれないんですよね。
ちなみにメスはこの時期抱卵中で、殆ど姿を見せず。
登山道の方を歩いてみた時にも一瞬横切ったんだけど、撮れず。
サンコウチョウは夏鳥の中でも人気が高いので、100人近くカメラマンがいたかな。
それでも撮影出来たのは、混雑避けて離れた場所に居たらたまたま飛んできてくれたおかげ
こういうのは、運ですよね~
伊佐沼 (埼玉県・川越市)
昨年冬に一度来たときには、寒過ぎて辛いという印象が残ってる場所。
一変して今回は、日陰の無い炎天下の中での沼一周。
猛暑日の埼玉でしたからね~あまりの暑さにフラフラです
ただシギチ中心だった冬時期の野鳥とは一変し、様々な夏鳥を観察出来ました
オオヨシキリ
対岸でも聞こえるくらい、ギョギョギョギョうるさい鳴き声なのですが。
蘆原に隠れ、とにかく姿が見えない。
でも暫く待っていると穂先に止まってくれて、今回は結構撮る事が出来ました
そして木の枝に止まってるのは、初めて見た
アジサシ
この沼には、夏鳥のアジサシの仲間が結構来るみたいなのですが。
この日はアジサシ一羽のみ。
そして、本命のヨシゴイ。
一瞬。近くの葦原の中から出てきてくれました
その後も、遥か遠くにいるのは観察出来ました
ダイサギ
カイツブリ親子
雛は目が親とまるで違って、可愛い
ヒバリ
相変わらずの、ホバリング空中停止。
着地点まで行って、やっと地上のヒバリを撮る事が出来ました笑
バン
伊佐沼は本川越駅から更にバスで遠いんだけど、野鳥を沢山見れる魅力的な場所。
秋の渡りでシギチが集結する頃に、また行きたいな
最後は、関東では無いけど関東甲信越という事で。
富士スバルライン五合目~吉田口五合目~馬返し~中ノ茶屋
(山梨県・南都留郡鳴沢村~富士吉田市)
なんと、富士山に行ってしまいました
夏の時期は特に、標高が高い場所に野鳥が多いと聞いていたのでね
スバルライン五合目が登山者でごった返す中、誰も向かわない富士下山なんですけど笑
野鳥目的の場合、吉田口五合目からの下山の方が楽だと思っての計画。
舐めてましたねぇ
最初は野鳥が見れて、楽しんでたんだけど
ヒガラ幼鳥
泉ヶ滝の水場に来てたんだけど、他にもルリビタキのブチブチな幼鳥が2羽いたんですよね。
直ぐに去ってしまって、撮影間に合わなかった
ちなみに泉が滝は小さく湧き水の様で、滝とは思えなくて最初気が付かなかった。
ルリビタキ
崖に生える針葉樹のてっぺんにいて、遠いし逆光だしで黒い鳥の様。
針葉樹林帯があまりにも暗く、写真を明るく加工してみても青が出ず黒い鳥の様。
それでも平地では真冬にしかいないルリビタキに会えたのは嬉しい
開けた場所に出た時に現れた蝶、アサギマダラを慌てて撮影。
倒木の白跳び具合で、暗い場所でのカメラ設定に苦しんでたのがわかります
メボソムシクイ
針葉樹林帯が続く登山道、そこらじゅうで大声で鳴いてたけど姿が全然見えず。
やっとの事で、撮影出来た
ヒガラ
溶岩の窪みの水たまりで水浴びしてて、トゲトゲでカッコ良くなってた笑
下山とは言っても、やはり日本一の富士山。
いつまでたっても永遠と続く下り階段地獄に、腰が痛いし足はつるし靴ズレも酷い。
標高差関係ない暑さで、途中から意識が朦朧。
もはや野鳥どころでは無く、下山に必死です
傾斜が緩やかになる馬返しまで、2時間半くらいでなんとか下山することが出来ました。
足が痛すぎてもう歩きたくないけど、ここから先は野鳥が沢山いる遊歩道。
中ノ茶屋前のバス亭まで、約1時間必死に歩きました。
途中でリュックのチャックが勝手に開き、カメラバッグが落ちてる事に気が付けず。
カメラバッテリーやSDカード、レンズキャップごと紛失。
愛用してたカメラバッグ、雨ざらしで泥だらけになってるんだろうな~申し訳ない
そんな犠牲を払った中で、出会えた野鳥。
キビタキ
囀り方が他で聴いてた時と違って、姿見つけるまでキビタキだとは思ってなかった
コガラ
サンショウクイ (飛んでる姿は遠めに見てたし多分)
クロツグミやコサメビタキ、アカハラは、鉢合わせで残念ながら飛ばしてしまった。
まだクロツグミは撮れて無いから、残念
やっと地獄からの生還、中ノ茶屋に到着です。
暑さで早々に飲み物が無くなり干からびてたので、サイダーが秘宝の様に見えました。
おばちゃんがいくらでも飲んでって優しく水ついでくれたり、まさにオアシスの地でした
名物の吉田うどんが、14時で終了だったのが残念。
昔からの言い伝えで、中ノ茶屋の傍にある幽境橋はこの世とあの世の境い目。
富士山は、昔はあの世とされていたらしいです
そんな場所で、野鳥散策してたとは笑