「3年前のあなたが書いた記事があります」
そんなふうに、ブログの管理トップに毎日色々な記事が出てくるのです。
「十歳のきみへ―九十五歳のわたしから」という題名に少し関心があったので、リブログというより再度加筆させていただきました。
3年前に105歳で亡くなられた日野原重明先生は、ステキな方でした。
「生きかた上手」というご著書も読ませて頂いてよかったです。
「十歳のきみへ」は、アマゾンので出た部分を、少し読んだだけで、なぜか涙が出てきました。
テレビで見ていた先生がごく普通の方だったこと。
「特別な方」「偉い方」という雰囲気をまるで感じさせない優しいおじいちゃん。
それがまた、すごいなぁって思ったのです。
人は「自分は偉い!」と思った時点で成長が止まると思っています。
日野原先生はきっと105年間成長されていた方だと思うのです。
私もそして、どなたも毎年歳をとります。
笑って過ごしても、泣いて過ごしても歳をとります。
では、どう歳を重ねるか!?
今、共に生きているみんなと笑顔で歳をとりたいです。
「ありがとう」と伝え合いながら歳をとりたいですね。
70歳を目前にして、今振り返れば、人生って一瞬の花火のような気がします。
悲しい花火が上がったり、嬉しい花火が上がったり、苦しい花火もあったり。
でも、あとになればどれも楽しかったって思えるんです。
だから、今タイヘンな状況の人に伝えたいです。
「きっと思い返せば、自分の中で笑い話になるよ!」って。
私は少し困っているときに、工場の社長さんに少し落ち込みながら話したことがあります。
別に何をしてもらおうっていう気持ではなく「こんなことがあってね……」って。
彼は、包み込む笑顔で言ってくれました。
「今、何があってもなぁ、死ぬときに『エエ人生やったなぁ』って思えたらええねん」
「時間が経ったら、あんなこともあったって思えるからな!」
彼のあのときの表情と言葉を思い出すと、今も涙が出そうになります。
(引退している83歳の彼に、今お電話してしまいました!元気にしておられてよかった)
やっぱり人は、人とのつながりの中で、生きていることを痛感いたします。
言葉は互いを傷つけるために使うのではなく、感謝の思いを伝えるために使えたらいいですね。
私は若い頃、伝えるべきことを言わずに、言わなくてもいいことを口にするヤツでした。
間違って来たなって思います。
本当に申し訳なかったと思うのです。
そして、それでも許してくれてきた長い付き合いの友人達にも感謝です。
いつも、お読みくださってありがとうございます。
心の冷えとりが出来た今日でした。
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