昨日は、あれから富岡製糸場に向かいました。
その建物だけを見ても感嘆と言えばいいのでしょうか⁈
当時の日本が、どんな経済状態であったか、それでも前を向いて、どんな困難もものともせずにやり遂げようとしてきたこと。
そんな日本の気概を感じました。
そして、それを後押しも先導もしてくれた二人のフランス人の存在も大きかったようです。
フランス人指導者 ポール・ブリュナ
フランス人建築家 オーギュスト・バスティアン
彼らが、心を一つにしてまっすぐに、日本の産業の礎を作ってくれたから、現在の日本の発展があるのだと痛感しました。
100数十メートルの長さの建物の中に、柱を一本も立ててない木造レンガ造りの建設物が140年近くビクともしないなんて、信じられないです。
そのフランス人建築家の設計力と、実際に図面通りに作った日本の大工さん達の技術力に畏敬の念を抱きました。
そして、志願すれば体験もさせてもらえたのです。
誰も居なかったので、モチロン、手を挙げてさせていただきました!
また、驚いたことに富岡製糸場は昭和62年まで実際に操業していたそうです。
実に110年間も実働してきたこともに驚きです。
世界遺産に登録された…ということに、さほど大きな感動も無かったのですが、実際に見て本当に当時の人々の心に感動しました。
その思いは、すごいです。
一言で言うなら、良い意味で妥協がないのです。
「このくらいで、いいかな!」
っていうのが、全くないのです。
官製ですから、当時の日本政府の役人、そして政府と契約したフランス人2人はまだ30歳代前半だったということですが、人選も良かったのでしょうね。
心を一つにしてやり遂げた人々に感服です。
昨夜、疲れて早くに眠ったので、早起きして感動を書かせて頂きました。
帰りは新幹線で、また寝そうです!