「きくち体操」で超高齢社会を生き抜く → 講演会に!! | シルクふぁみりぃブログ

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本当に楽しい講演会でした。
もう、本当に笑いっぱなしだったんです。

きくち先生のユーモアとウィットにとんだお話で、深刻な内容もありましたが全部、笑顔で受け止めていけました。

先生はもうすぐ82歳になられるということですが、舞台で歩きまわられる、その勢いや物腰から、私には60代にしか見えなかったです。

私の中できくち語録が増えました

お話の最初の方だけ、メモってきましたので、聞いてくださいね。
(先生は割と早口なので、ところどころメモが途切れていて曖昧でスミマセン!)

「80歳代になってみないと、皆さんわからないでしょうけど毎日どんどん筋力が衰えていきます。
今まで考えたことも無いようなことが起こります。
簡単にできたことができなくなるのです。

昔はだいたい60歳で亡くなっていて、私が小さいころには60歳で亡くなった方のお葬式は長生きしたねぇってお祝いをしたくらいです。

これからは、長生きできるというか、死ねない時代になってきているのです。
どうしたって長生きするんですから、どういうふうに長生きするかを考えていかないとダメなんです。

年齢で自分を区切らないでいただきたいのです。
私の中で先生と呼んでいる私の夫は、85歳になって杖をついていますが、
『僕は85なんだから杖をつくんだ』と言います。
でも、それは私の勉強になるからやってくれているんだと思うのです。

私は80歳を超えてから『よしっ!』と思って老人ホームに入りました。
もう、私はここで終わるんだと思って心を決めて入りましたから、気持ちが落ち着きました。
そこでは、みんな老人ですから、気持ちがお互いにわかるのです。
ピシっと背中を伸ばして、逆にきちんと生活していますよ。
真珠のネックレスなども私はしまっておいて、何か行事の時に使おうと思っているけど、今しかない(笑)から、み~んなきれいに宝石を着けていますけど、それがよく似合うのよ。

私はまだまだ、老人になりきれていないんだなぁって思います。

とても、さわやかに充実して最期を終わろうとしていらっしゃいます。
自分から老人ホームに入る人っていう方はみんな、周りに迷惑をかけずに充実して終わろうとしているという方ばかりなので、精神的に自立しないと入れないので、入れられちゃったと思っている方は一人もいないのです。

それは歳をとっていく目指し方としては、とてもいいんじゃないかなって思うのです。

最近は、授業の前に老人ホームの報告をしております。

どうすれば、腰も曲がらず背中も曲がらず、きちんと生きていけるのか、それを教えてくれるところが本当に無いんです。

私は50年ほど、この体操を伝え続けています。

生徒さんは、皆さんきちんと歳をとっていかれると思います。」


会場は満員で、後半から座席についたままの体操がありました!
これがまた、すご~く良くて、身体が軽くなって帰途についた感じです。
手を伸ばすこともできない範囲の体操で、こんなに身体が軽くなるって、すごいなぁって、また実感しました。

先生のお話を直に聞かせていただけて嬉しかったです。
参加できて本当によかったです。
教えてくださった横浜の I さん、本当にありがとうございました。

会場内は撮影禁止・録音禁止でしたが会館の玄関や建物を写してきました。
中央電気倶楽部はとても歴史のある会館で、最初の建物は1914年に竣工されたそうです。
大正ロマンを感じるスペイン風のレンガ仕立ての建物が素敵でした。










きくち体操のお教室の方々も参加されていたようですが、皆さん背筋がピシっと伸びて颯爽と歩いておられました。

最寄駅の西梅田へは、久しぶりに行きました。
数十年ぶりだったかも知れません。
大阪駅や梅田は出ますが、西梅田は本当に久しぶりで、右往左往してしまった次第です。

私も60歳を超えて、これから20年ほどで超高齢社会の仲間に入っていきます。
自分が行きたい場所へ自分の意思で行けるように、自分のやりたいことができるように、できるだけ周りに迷惑をかけずに生き抜きたいです。

自分の筋肉を育てていけるのは、自分しかありません。
死ぬまで元気に!!
自立して生きて、そして死んでいける私でありたいと思えた講演会でした。

きくち先生、本当にありがとうございました。

(今日もお天気が良くて、孫を近くのアスレチック公園に連れて行ってたものですから、講演会のご報告が遅くなりました!)




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