何かと読めないまち養父市☆フォークアートおおや | 自然とエコと健康と

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兵庫県にある、養父市
何と読むかわかりますでしょうか?

正解は、やぶし

知らないし、そもそも読めないし。
って声が多いのだそうです。
ようちち市、ようぶ市、さらには、ぎふ市とまで。。。

関西に、難読地名はとても多いので
さほど気にしませんでしたが、
ここ、養父市の方々は、こんな風に。



読めないって、素晴らしくないですか。
読めないは、いわば、予想外


国家戦略特区に指定された街なんだぞ、と威張っておられます。

なんか いいですねえ、この感じ。
そして本当にそのことを実感することになったのは、
先日訪れた養父市のおおやホールで開催中の
第23回木彫りフォークアートおおやを訪れた時。




ここが会場だったのですが、
モダンアートを具現化したような
お洒落なコンクリートの建物が、
田んぼと山々に囲まれた景色の中に、突然現れるんです。
それが、この街の中にすっかり溶け込んでいて、
お洒落さに違和感がないんです。




そして,中は、こんな感じ。
木彫展にうってつけといわんばかりに、
木でできています。

相当に考えられた素晴らしいデザインは、
神戸大学の建築学科出身の、毛綱毅曠(もづなきこう)先生
によるものだそうです。

ほんとに読めない感じに包まれながら
これからここで授賞式が行われます。


熱心に作品を見ている来場者たち




作品は、100点余り。このような感じで陳列されています。
全て、木でできてるんだろうか?と思ったとしても、
「触らないでください」と注意書きがありました。



授賞式、始まりました。
養父市の広瀬市長のご挨拶。
右の方に、今回の受賞者の皆様がおられます。



市長さんは、今回の審査員でもあり、実行委員長でもあり
だからなのでしょうか、本物でした。。。


そして、ご挨拶が続き。



賞状授与。
グランプリは、愛知県みよし市の坂下 記代美さん



併せて、文部大臣賞も受賞。





楽しかったね(亀になっちゃった)
というタイトルの作品を前に、受賞記念スピーチ中。

おうちで飼っているねこちゃんがモデル。
生きてるみたいですね。




空洞の丸太の先から、足がでてるんです。
結構な大きさがあるにもかかわらず、
彫った作者が細くって小柄なことにびっくりです。


愛知県で木彫教室に通っている生徒さんなんだそうです。
受賞者の間からは、先生ですか?って声もありました。



続いて、養父市ふるさと賞の表彰式。


埼玉県さいたま市の澤田 志功さん。



さらに、兵庫県知事賞も受賞。


夏の精霊という作品を前にスピーチ中。
大学の教授でいらっしゃるということで、
つまりは、プロですね。木を乾燥させるところから数えたら、
完成までに半年かかっているそうです。

2回目の受賞。式典に出席したのは、今回始めてだそうです。



下はかぶと虫だそうで、端からでている触覚が折れそう。。。

<作品説明>
森には精霊がいます。その姿を見た人は誰もいませんが。。。
或は、少年だった夏の日に夢中でおいかけた「あいつ」そのものだったのでは?
そんな幻想を形にしました。
材質:クス






次は、山田洋次記念賞の授与。


滋賀県東近江市の伊庭 貞一さん


わたし、バカしてます
という作品とともにスピーチ中。

<作品説明>
かばの表情、体型がユニーク。
逆立ちしてしまったら、さらにユニーク。
カバがバカしています。

材質:シナ



能面も制作されているとのことで、
このカバも、表面がつるっつるでした。

顔にとまっているてんとう虫もつるっとすべるんじゃないかと。



優秀賞は、滋賀県彦根市の小谷 政雄さん





すみかという作品とともにスピーチ中。




<作品紹介>
人の手の入らなくなった奥山が荒廃しているとの声がありますが
味方を変えれば、有るべき自然の形が戻ったともいえます。
住みやすさとは何なんでしょうか。
材質:クスノキ




実行委員会特別賞は、埼玉県飯能市の近正 匡治さん



猫ムシャ旅に出るという作品とともに
スピーチ中。



<作品説明>
勇ましい猫兜を冠っていざ出発!と意気込んだけど
僕の愛猫は思うように進んでくれないのです。
材質:クスノキ、サクラ


そして最後に、来場者が選んだという大衆賞の発表がありました。


愛知県あま市の渡辺遥さん
八転大笑
<作品説明>
何があっても笑っていこう!
材質:クスノキ



コロンとしてるから、なんとなく、靴の裏まで
のぞいちゃったら。。。
普通の靴のようになってました。

来場者の投票からこの日発表された賞なので
もちろん会場にはおられません。
なのでどんな方かなぁ〜と思った時、
それぞれの作品は、作者とよく似ていましたので、
もしかすると、こんな風貌の方なんでしょうかと
想像しながら、だけど、突然受賞しました
と連絡を受けたら驚かれることでしょうね。
八転大笑いされるんでしょうかしら。

この後は、準備委員会の皆様及び受賞者の方々とともに、会食会が開かれました。




地元の特産を使った手作りのお料理とのことで、
いくつかピックアップ。
緑色のうどんは、桑の葉を練り込んだもの。
昔養蚕がさかんで、今でも、富岡製糸工場とシルクつながりがあるそうです。
赤い実は、山椒。とらないでおいとくと赤くなるそうです。
朝倉山椒と呼ばれ,リモネンが含まれているとのことで
香りがつよく高級感があります。
右上は、淡水魚。
水がきれいでないとね、という魚です。
その他、蜂蜜もとれ、原石では、ひすいがとれるそうです、

そうそう、この場にいらした、実行委員会の
勝地恒久さんのブログねこ勝地ブログにも、
この日の模様が掲載されています。
写真がとてもきれいです。よろしかったらぜひご訪問ください。

本業は、養父の市議会議長 sao☆
でいらっしゃるそうです。ならば、おつきの人が書いてるのでは
と思いましたら、会場で写真撮っておられました


このあと、おおやの街をお散歩に繰り出したのですけれど
長くなってしまったのでそれは次回にしようと思います。


ねこ養父市の HP 市をあげてのイベントだからこそですね。
ねこアートde 元気ネットワーク委員会
ねこ神戸新聞2016年9月22日電子版

ぜひ、こちらも続けてご覧ください。
ねこねこ養父市その1☆星がきれいに見えるまち兵庫県養父市へおでかけのおすすめ
ねこねこ養父市その2☆何かと読めないまち養父市☆フォークアートおおや
ねこねこ養父市その3☆おおやの街散歩



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