おはこん○○は!
いつもご訪問&イイねありがとうございます。
昨日、「行って来ま~す」と出勤しようとした夫が玄関から私を呼びました。
「ゴメン、玄関の鍵取って」
「あ、車のカギも忘れた」
「そういえば、財布も無いわ」
仕事に持って行くカバンの中には、サンドイッチとおやつはしっかり入れていたんですけどね
「仕事に行く」と言ってホントは別の場所に行ってるんじゃないでしょうね
サンドイッチ・・・おやつ・・・まさかピクニックw
さて、内緒にしていたのですが、私かれこれ20年の間アンティークのWEBSHOPをしております。
開店休業状態(笑)なのですが、やはり世間はボーナス時期
全く更新していないにもかかわらず、ウチのような小さな店にもお客様から立て続けにご注文を頂き、てんてこ舞いをしております
だって、在庫がどこにあるかわからないんだもん・・・
連日お詫びをしてお時間を頂き、ご注文の品を箱の山から発掘するのが日課です。
(ブログ書いてる暇があったら在庫探せって言われそうです、ハイ)
で、今日そのお客様のうちのお一人からお問い合わせのお電話がありました。
WEBSHOPをやっているとメールのやり取りばかりでお客様と直接お話する機会は少ないのですが、今日15分程の間ですがお話をしていると昔WEBSHOPを始めようと思った頃の熱いキモチが甦って来た気がします。
私が学生の頃、ピンクのパトリシアローズのディナープレートは4万数千円していました。
ドレスデンスプレイでも2万数千円。
世界中のスージークーパーが日本人に買い占められていると言われていたほどのブーム。
このピンクのバラに魅せられたもののとても学生には手の届く金額ではなくて、スージークーパーのコレクター本を眺めてうっとりする毎日。
スージー・クーパーのある暮らし (暮らしの本)
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そんな時、京都の骨董市で出会ったイギリス人のおじさんが日本で開いていたアンティーク店を畳んで帰国するとの事。
もう安くしとくよって事で私のファーストスージーとなったのがブルーオーキッドのディナープレートでした。
清水の舞台から飛び降りる気で買いましたよ。
当時の私には(いや、今でも)大金の8千円。
このお皿が入ったリュックを大事に抱えて大垣夜行で東京に戻ったのを今でも覚えています。
その時からセレブ向けのアンティークではなく、ごく普通の学生やOLや主婦でもお小遣いで手が届くアンティークのお店を開きたいと思って、フリーソフトにタグ打ちでWEBSHOPをオープンしました。
お客様は私が思い描いていた通り、ごくごく普通の方がほとんど。
へそくりを貯めたり、ボーナスが出たので頑張った自分へのご褒美で購入したりというお話を、ファン同士なのでいろいろ伺いました。
お子さんがいらっしゃるお母さんから「子供が寝た後にこのティーカップで飲む紅茶は一日の疲れを癒してくれます」とメールを頂いたりすると、お店をやってて喜んでもらえて良かったなぁ~って。
何か自分の生活が変わって、昼も夜も働いて、忙しくて余裕がなくてお店をほったらかしにしていたけど、もうこのままお店を閉めてしまおうかなぁって思ったりもしてたけど、やっぱりお客様の声を聞いたら頑張って続けたいなぁ~って。
そんな事を思った一日でした。
・・・とりあえず引っ越しで行方不明になってるお店のソフトとデータが入ったハードディスクを見つけなきゃね