早苗さんの場合も
「ご主人は
浮気なんか
されていませんでしたよ。
疑って責めて
しまった件は
謝った方が
いいと思いますよ。」
と私が言って、
その通りに
早苗さんが
してくれたら、
もしかしたら
取りあえずは、
このご夫婦は
最悪の状態からは
しばらくは
逃れられるかもしれない。
でもそれは
ただの延命措置で、
早苗さんが
またご主人を
今までどおり
支配しようとしたら、
結局
ご主人は
冷たいままなのだ。
何の
根本解決にも
ならない。
私はそれから
ご主人と
7時間もの間、
ずっと話し合ったのだった。
果たしてご主人の
離婚の意思は
本気なのか
つづく
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