柊の生垣が、溝そうじの邪魔。
痛くてたまらん・・・との苦情にちょっと刈り込み。
そう言えば柊の葉っぱは何色に染まるかな?
て、ことで
煮出して染料を作った。
PHはアルカリ(適当)
シルクの端切れを染めて見る。
以前、柿の葉っぱも黄色だった・・・・
福島県の梁川町には似たような(このテーマ最初のリンイ大王)伝説があります。
それはインドのリンイ大王ではなくて日本の王様?貴族かな?
昔、中将姫という大層美しい、心の優しい姫がおったそうな。
その姫はあまりに美しく、心優しく、近所の評判が良かったので、継母は妬み姫を亡き者にしてしまおうとしました。
最初は獅子の山に捨てたそうな。
ところが、獅子に食べられるどころか、かえって助けられて無事に戻ってきたそうな。
そこで今度は鷹の山に捨てたんだけど、今度も鷹に助けられて戻って来たんだそうな。
三度目は船に乗せて川に流したんだけれど助けられて戻って来たんだって。
継母はついに姫を殺して庭の隅に埋めたんだって。
その埋めたあとから出て来たのが蚕だったそうな。
その虫に木の葉っぱを取って与えたんだけど、全然食べない。最後に桑の葉を与えたらもりもり食べて繭をいっぱい作ったんだそうな。
それで、蚕は高貴な姫の生まれ変わりということで、お蚕様と言われて尊い虫に言われるのだそうな。
**一度めの脱皮を獅子の休み、二度目を鷹の休み、三度目が船の休み、四度目が庭の休みというのはインドのリンイ大王の話とおんなじですね。
・・・シルクはどうして日本へ・・・
これはシルクと、養蚕が伝わったとされる伝説です
////////いくつかあるんですが・・・・・・
昔インドに「リンイ大王」という人がいました。
妃との間にとっても美しい「金色姫」というお姫様がいましたが、
お妃は亡くなってしまいました。
新しいお妃は金色姫を疎ましく思い、あるとき金色姫を「ししの谷」に捨てました。
然し姫は獅子の背中に乗って帰ってきました。
お妃は次に鷹の山に姫を捨てました。
ところが、多くの鷹が姫に肉を運んで養い育て、やがて王様の家来が連れて帰りました。
妃はこれに腹を立て、今度は海の孤島に流しましたが漁師が助けました。
大いに怒ったお妃はとうとう姫を宮殿の庭に穴を深く掘って生き埋めにしました。
ところがある日、その辺りから光が発したので、彫ってみると姫が生きていました。
そこで王様は姫の行く末を案じて、桑の大木をくりぬいて丸木舟を作り姫を海に流しました。
姫の乗った丸木舟は日本に流れ着き、海辺の人々が介抱しましたが、とうとう姫は亡くなってしまいました。
その姫の霊魂が蚕になってやがて繭を作り美しい絹糸が取れたのが絹の始まり、ということです
黒に挑戦してみよう !!
栗の実から黒を出したということです。
縄文時代からあったんだって。
替わりにドングリで。
まず、どんぐりをとりあえず100grおなぺに入れます。
そこに水を300cc・・虫喰ってないので皆沈みました。
ソーダ灰(炭酸ナトリウム)を少々入れます。
そして火にかけると、まずは灰汁か?
ちょっとグラグラっとしたら
火を小さくして約一時間(だいたい90℃前後)煮込みました。
あとはこのまま一晩寝かせます。
以前にどんぐりで染めたけど黒にならなかった。
再挑戦・・・どこに問題が?
まず、染料ですが、どんぐりをそのまま煎じるのではなく、
まず、潰して細かくしました。
そのまま煮ました。
粗い布蚊帳の布で簡単に漉して染液をとります。
染液はどんぐりの中身ごとと煮たので、澱粉が出てきて、とろみがついているため一応二倍に薄めました。
結果、
右が今回の染め。
左が前回。
だいぶ黒に近づきました。
媒染剤は木酢鉄、残念ながら
黒への挑戦は持ち越しとなりました。
ま、少しづつ。