chinchanのブログ/Mano

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Mano(マーノ) by Cento Vialeは自然染料でのシルクの染、アクセサリー、グッズの手作り販売とアットホームな遊び、体験の場所です。
このブログはシルクの豆知識と日々のつぶやきブログです。

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草木染めで緑は難しい

古代は刈安の黄に藍染を被せて緑を染めた

 

唯一ヨモギで緑は染められる

何かで教えられていたと思う

 

で前回、ヨモギから酸性で染料を

同様にアルカリ性で染料を抽出

アルカリ抽出で黄色

前回ブログで書きました

 

で、ふと気がつくました。

 

媒染剤の問題だと

 

前回はミョエバンは媒染(アルミ+カリウム)

 

で銅媒染に切り替えて

ヨモギ銅媒染できました

実物はもう少しはっきりした緑です。

 

なぁ〜んだ、そうだったのか。

 

では、今度違う葉っぱでやって見よう。

 

まず、ブログでは紹介していませんでしたが、

リンクしているホームページでは染め体験を受け付けています。

先日、Mano(マーノ)和歌山店にお客。

雨にも耐える看板に変えましたが、

曇り空のまま降らずにすみました。

お陰でクーラーいらず。

シルクの絞り染め体験をしていただきました。

 

それぞれに好きなシルクの生地を選んで頂いて

それぞれに好きな色を選んで頂いて

四人それぞれの色で染料の調合がかなり忙しかったです

先ずは絞り方と柄の出方をざっと説明

おもいおもいに絞っていただき

染め!

そしてソーピング・・・少し洗剤液に浸している間に、結構4色並べると綺麗なので

そして出来上がり

大きめのネッカチーフ(今ではあまり使わない単語ですが)の完成

 

興味のある方はこの記事の右上・・のれん「Mano」をクリック!!

 

 

よもぎ(蓬)から染料を抽出して見た。

実験なので、少量。

暑い夏の日、煮出すのも大変なので、常温での抽出をお試し。

ついでに、抽出時、アルカリと酸ではどう違うかも見て見た。

 

蓬を細かく切ってアルカリの水に二日間漬け込む

煮出しと同様に黒っぽい色

 

同じようにして酸で

染料があまり出ないなぁ

 

で、シルクを染めてみると、

アルカリでは黄味の強い黄緑、というか緑っぽい黄色。

酸ではとっても薄いピンク?

まぁ、色の傾向を見るには時間はかかるけど、手間はあまりかからないので良いのかな?

 

 

 

庭にある柿の木

葉っぱで染めたら何色が出るでしょうか

やってみました

まずは通常通り染料を作るのに

アルカリ状態で煮出します

いつもアルカリにするには炭酸ナトリウム(ソーダ灰)を使います

一度グラグラっとしてから火を小さくして約2時間

気持ち的には80℃から90℃で2時間

一晩放置して次の日に染めます

媒染剤にはミョウバンを使います。

ミョウバンの水溶液は弱酸性ですが、水そのものは水道水なので弱アルカリ

従って水道水で作ったミョウバン液はほぼ中性かな?

先媒染で染めます。素材はもちろんシルク

次に酸性液で染料を作ります

葉っぱを入れてクエン酸を入れます

煮出し方法は同じ

媒染剤も同じ

水洗いするまでは本当に薄い色でしか染まりません

淡い緑がかったベージュ色、いわゆるサンドベージュ

で、水洗いすると

色名でいうと、鶸茶(ヒワチャ)

鶯色よりもう少しくすんだ色

水道水は弱アルカリなので、洗った後と染め直後とは色が違ってきます。

染めも、酒造りも、水の影響はでかいですね。

 

一つ火ってご存知ですか。

ローソクでもなんでも良いのですが、暗闇の中でたった一つだけ灯す明かりの事です。
一つ火は不吉だと言われていますよね。
でも、この一つ火が無ければシルクは生まれてないんですよ。
? ? ? ? ?
これは「古事記」という最も古い歴史書に書かれている事なんです。
古事記
日本の国土は、イザナギ、イザナミという二人の神様によって創られました。
イザナギとイザナミは国生みのあと、どんどん子供、即ち色々な事を司る神様を生んで行きます。
そして、火を司る神を生んだとき、イザナミはやけどをして、それが元で死んでしまいます。
取り残されたイザナギはイザナミを探しに「「黄泉の国」へ向かいます。
丁度現世と黄泉の国には結界があって、そこを入って行くと、明かりはまったくなく、真っ暗闇の世界になります。
そこでイザナギは頭につけていた櫛を取り出して、その羽を一本折って明かりにして先に進みます。
これが「一つ火」なんですね。
やっとのことでイザナミに合う事が出来たイザナギはそこで見てはいけないもの、つまり、腐りかけて蛆やら恐ろしい虫たちに食われている恐ろしい、醜い姿のイザナミを見てしまいました。
怒りとか悔しさとか恥ずかしさとか、あらゆる負の感情に、イザナミは逃げるイザナギを化け物に追いかけさせ、自らも軍隊を率いて追いかけます。
やっとの思いで、結界の外に出たイザナギはそこを大岩で塞いでしまいました。
そして、黄泉の国の不浄なものを全て洗い落とす意味で、川の淵に入り身を清めます。


左の目を洗った水から太陽の神天照大神が、右の目を洗うと、月の神の月讀の命が生まれました。
そして鼻を洗った時にタケハヤスサノオの命が生まれました。

このタケハヤスサノオの命とは、あの須佐之男命です。
この神は海を治める神なのですが、
天照大神の高天原で乱暴狼藉を行った須佐之男命は、天照大神が天岩戸にかくれて、世界が真っ暗になったという大騒動にまで発展した事によって、ヒゲを落とされ、両手両足の爪を剥がされて高天原を追放になります。

改心したスサノオは、天照大神に貢ぎ物をしようと言う事で、イザナギ、イザナミから生まれた食べ物を司る神の「オオケヅヒメノカミ」という神に頼んでお供え物を出してもらいます。
この頼まれた食べ物の神は、色々なものを「鼻」や「口」、「お尻」から出します。
これを見たスサノオは、「食べ物を鼻や口、お尻で穢した」と勘違いをしてこの「オオケヅヒメノカミ」を殺してしまいます。
で、殺された神は食べ物の神なので、そこから基本的な食べ物が生まれます。
いわゆる「五穀」というやつで、
目から稲
耳から粟
鼻から小豆
陰部から麦
尻から大豆
頭から蚕
そう、蚕は頭から生まれたのです !!