JALの社長が年収960万円になったことが話題になっていましたが、前回話したCEOは、給料ゼロです(JALとは背景が全然違いますが)。アップルのスティーブジョブスも同じですが、その代わりに株やストックオプションを大量に保有してますので、うまくいけば大儲け。まあ、年収数千万円とかのはした金は必要ないということですが、羨ましい身分ですね・・・。


今回のCEOは、5年ほど前に彼が別の会社のCEOをやっていた時に初めて会いました。

当時は、まだそんなお金持ちではなく、普通のCEOでしたが、その後その会社が大手に買収されお金持ちに。この製品は今も大手が米国で販売しています。買収金額が100億円くらいで、彼の持分が20%くらいはあったはずなので、推定20億円くらいはもっているはず。


今回の会社は、創業時に彼が自分のお金を3億円ほど出資してるんですが、自分のお金を最初からそんなに投資するCEOは珍しいです。よっぽど自信があったんでしょうが、ポーンと3億円も払って、給料なしで会社をやるというのは、ほんとに趣味の世界ですね。


今度の会社も、なんとなく成功しそうな雰囲気がいろんなところに漂っていますが、今回成功すれば彼の取り分は、前回よりもはるかに多いのは確実。まあ、もうお金がいくら儲かるとか、そういうことよりも、会社を成功させて、またすごい医療機器を世に広めることに生きがいを感じているように思います。


まさに物理的欲求は既に満たされ、自己実現欲求の域ですね・・・。