以前の記事(私のことはお構いなく…)で飲み会は厳しい、という話をしました。


これが仕事の場合は

朝礼、会議、ミーティングetc

全てアウトです。


何を話しているのかわからないことが多い。

話が聞き取れなくても、大勢の人がいる中では聞き返せません。

自分が聞き取れないからといって、何度も話を中断させることなんかできません。

だから、ただ黙ってその場にいるだけ。


内容は後で他の人に聞いたり、配布される議事録とかで確認するしかありません。


これで困るのが


聞こえてなくても、その場にいるから聞いてると思われてしまうこと。


後で内容を確認していても、漏れがあったりもします。



例えば上司が朝礼で

"〇〇社の人が来るから、来たら第2会議室にお通しして"

と言ったとします。

聞き取れなかった私は同僚に聞きます。

同僚は"〇〇社の人が来る"ということを教えてくれます。

でも"第2会議室にお通しする"ということが漏れている。


するとどうなるかというと…


○○社の人が来社

来客対応をした私は上司に
"どちらへお通しすればよろしいですか?"
と聞きます。

上司からは
"朝礼で言ったでしょ。ちゃんと聞いてなさい!"
と注意されます。


とまあ、こんな感じになりますよね。



聞こえないのは自分ではどうにもできない。

聞こえなかったから後で確認もした。

自分ができることはやったはずなのに注意される。

何がいけなかったんだろう。

なんというか…理不尽さを感じてしまいます。


でも上司が怒るのもわかる。

朝礼に出ているんだから聞いてて当たり前だと上司が思うのは当然です。

もちろん"第2会議室にお通しする"ということを私に伝えなかった同僚にも非はありません。


誰も悪くないのにこういったことが起きてしまう。

強いて言えば難聴になった私が悪いんでしょうけど。

このやりきれない感情と常に向き合わなくてはいけませんでした。


先程の話は例え話なので、実際にあった出来事ではないんですけど…。

仕事をしていた時は、似たようなことがたくさんありました。


ちなみに、注意された時「難聴だから聞こえませんでした」は私は通じないと思っています。
聞こえなかったのが本当のことでも、"聞こえなかったら聞き返せばいい"というのがごく普通の考えだと思います。
"難聴"だということは理由にならない。
注意されたら"すみません、以後気をつけます"と言うしかない。
気をつけたからといって聞こえるようになるわけではないんですけど…



難聴のことは上司や周りに伝えていました。

ですが、たとえ私が難聴だということを知っていても、

話したことを私が聞き取れているかなんていちいち気にする人なんかいません。

しかも仕事となると皆忙しいので尚更です。

私が難聴であることを伝えていても何も変わらないんです。



実際言われました。

"忘れちゃうんだよね〜"

って。



全く聞き取れないというわけでもないから、普段の会話もなんとなく成り立っている。

だから周りは忘れちゃうんです。

それで私が聞き取れなくて、とんちんかんな発言をしたり何回も聞き返した時に


あ…
この人耳悪いんだった


って思い出すんです。



難聴だから気を遣って欲しいなんてことは言えません。


大事なことは文字に書いて欲しいとか

こうしてもらえると聞きやすいとか

自分の希望を言うことはできます。


でもそれをやってもらえるかどうかは結局相手次第。


病院へ行っても難聴を治す治療はありません。

補聴器もつけている。

自分ではこれ以上どうすることもできません。



仕事も何年も勤めていると、入職した時とは聴力も変わってしまいます。

最初は聞こえていたのに聞こえないことがどんどん増えてくる。

聞こえないことがあったら自分から言わないと周りはわからない

それなのに、聞こえないことが多くなりすぎて言うことができなくなってしまいました。

あー、もう限界かな…と思うようになりました。


結婚したことで専業主婦という逃げ道ができた時、仕事から逃げてしまったんです。

10年勤めた仕事を辞めました。



難聴でもお仕事を頑張っている方はたくさんいらっしゃると思います。

甘えていると思う方もいらっしゃるでしょう。


でも…


私は頑張れませんでした。

弱い人間ですね。



周りがもっと理解してくれてたら頑張れたのかなぁ…と思ったことがありました。

でもその考えは間違ってた。

"周りがもっと理解してくれてたら"というのは他人をあてにしているということ。

他人の理解や助けは必要ではあるんだけれど、

足を骨折してギプスをして松葉杖ついているのとはわけが違う。

難聴は外からは見えない。

どういう風に聞こえているかなんて自分にしかわからないんだから、他人がわからないのは当たり前。

こっちから言わない限り、理解しようがないし助けようがないと思う。

けど…

言ったとしても、目に見えないものを他人に理解してもらうことは難しいと思う。

私は他人に伝えることを諦めてしまいました。

それなのに"理解してくれ"なんて押し付けることはできません。




そんな中でも


自分を理解しようとしてくれる人や、難聴である私の友達でいてくれる人がいる。

本当にありがたいことだと思う。


友達は会えば何回も聞き返す私と忍耐強くおしゃべりしてくれる。

夫だって私が難聴だと知りながらも結婚してくれた。

夫の家族も良くしてくれる。

そんな人たちが周りにいる私は幸せ者だと思いますぐすん

心から感謝しています。



夫よ…いつもガミガミ言ってごめんよ〜笑い泣き(私は姉さん女房)

まぁ、これからもイライラしちゃうと思うけど

そんな時はこの感謝の気持ちを思い出せば、少しはイライラも収まるかなぁ…。

う〜ん

ブチギレてたら感謝の気持ち、思い出せないだろうなぁねー




あぁ…せっかくいい感じで終われそうだったのに台無しだ笑い泣き


夫にはちゃんと感謝してますよ
心の中でね…