大相撲が好きだった。

子供の頃、輪湖の時代は
学校から帰ると、
爺と婆と一緒にいつもTVにかじりついていた。

好きだった力士は、
魁傑(今の理事長)、麒麟児、富士桜
高見山、長岡(朝潮になる前の四股名)
逆鉾、など色々居た。

最近、その大相撲で
「八百長」が「ばれて」問題になっている。
大量の引退力士、
そのお陰で、夏場所も平常開催は出来ないらしい。

この大相撲協会の処分の仕方はどうなんだろう?
「メールなんか使いやがって、だからばれたんだ!」
「4人じゃ世間は許してくれないね~。」
「もう少し増やすか、あの部屋の親方は現役のとき、よくやっていたから、あの部屋の力士にするか?」
なんてこと考えているんじゃないのかな?

「八百長」よりも「ばれた」ことを問題にして、
「どうすれば世間に許してもらえるのか」を考えているだけで、
とても反省しているなんて思えない。

力士の方も
「何で俺達が?昔からの伝統(八百長)を守っただけじゃないか!」
「お前達(親方衆)もやっていたじゃないか!」
という怒りがあるんだろうね。
7勝7敗の力士が勝ち越すなんて、うちの婆さんでも知っていた。

本当に反省しているなら、
親方衆も
「私達もやっていました。」
「公益法人の申請は取り下げます。」
というべきだろうね。

そこで、
「相撲は元々神事です。これからは、宗教法人として活動していきます。」
と宣言する。(ここまでは誰かがTVで言っていた。)


そして
相撲は観覧者の、「無病息災を祈祷するもの」 とします。
したがって、「入場料は祈祷料」とします。
懸賞金は「特別祈祷料」とし、それを掛けることにより、その効果は増します。
神事ですから、土俵に女性は上がれません。
八百長は、「神の情け」とします。
稽古中に起きる「かわいがり」も神事の一部で、これは一般には公開されません。

なんてね?
北の湖の最後の15連勝のとき
「怪しいな~」
と私は感じた。

7勝7敗の力士が勝ち越すのは別にいいけど、
優勝力士がね~?

そこからあまり見なくなったかな?