アメリカ大統領選でトランプが勝利した。選挙期間中、トランプは在日米軍の撤退を示唆し、日本の核武装を容認する発言をして物議をかもした。
今後、トランプ大統領の誕生によって、アメリカは孤立主義に傾斜し、世界情勢の多極化が一層進むであろう。それは我が国を含む東アジア情勢についても同じである。
こうしたなかで我が国はアメリカ依存の国防体制から脱却し、真の独立国として国際社会に対峙して行かなければならない。そしてそのためには、国民が自国の歴史や伝統文化に誇りを持ち、自主独立の気概を持たねばならない。
その意味で公教育における歴史教育の責任はますます重大と言わなければならない。