バラの向こう側
四十を目の前にして、身体に大きな変化はないが、何か少しずつ
無理がきかなくなったような気がする。
1日中椅子に座りぱなしで、足も一段と細くなった。
加えて全身の筋肉も衰えたように思う。
暴飲暴食すると胃腸が悲鳴をあげ、
どんよりと重い。
若さにまかせて突っ走ることの出来た時期は過ぎたのかもしれない。
しかし・・・そうかと覚悟を決めてから、何かが変わった。
すすんで柔軟体操をするようになった。
小さな木の棒で足裏マッサージをするようになった。
夜11時半までには必ず寝て睡眠をとるようになった。
がんばらない、そう決めてから肩が楽になった。
自分を労わる(いたわる)こと。=自労心。これはとても重要な事だとつくづく思う。
自分を痛めつけるのではなく、うまく自分と折り合っていくこと。
自分の弱さ、醜さを卑下するのではなく、
ありのまま見据え、認めること。
昔のお酒のCMであった、
「何も足さない、何も引かない」
今の自分の課題かなと思う。
仕事に向かうため出た玄関先で、ふと見上げたバラの枝から、
あふれるように見える青空があった。
何か晴れやかな気持ちになった。