予定通り、マサのひとり卒業式は夕方からの開始となりました。

 

 

一度、保健室で待機した後、マサを残して体育館へ入ると、多くの教職員の方々が着席されておりビックリ。

 

 

しかも、半分は先生達の席に座り、残り半数は保護者側の席に座るという凝りよう。

 

 

てっきり、何名かの先生が見守る中、軽い感じで卒業証書を授与して終わり、なのかと思っていたのです。

 

 

ところが、恐らくは明日本番とほぼ同じ式次第で進行していきました。

 

 

マサ、担任の先生と入場。

 

画像(これは開始前に撮影した写真です)の奥側が児童の席。もちろんマサが1人だけ座る事に。

(変わったレイアウトです。ステージは使用せず、体育館中央での授与となります)

 

真ん中付近のお立ち台で、一旦立ち止まったあと、向かって左側にいる校長先生の前まで進みます。

 

そして、卒業証書の授与。

 

校長先生のお言葉。

 

6年生担任のお言葉。

 

5年生の時の担任の先生のお言葉。

 

そして退場。

 

 

わざわざマサ1人のために、恐らく殆どの先生が参加して頂いて、本当に感謝に堪えません。

 

引っ越してきて本当に良かったと思います。

 

(いや、引っ越さなければ不登校になっていなかったかもですが、恐らくは違う問題が発生していたかも知れません)

 

そしてなにより、校長先生(女性)の指導力が凄かったのだと思います。

 

残念ながら、校長先生は今年度で定年退職なんです。

 

そういう意味では凄い巡り合わせだなぁと思います。

 

 

これが前住んでいた所だと、恐らく何の相談もなく問答無用に、「参加できないようでしたら、卒業証書は後日、お家まで届けますね」という連絡で済まされていたハズです。そういう人たちでしたよ、あそこの学校(先生達)は。

 

 

 

 

さて。

 

マサは今回の1人だけの心温まる卒業式に何を感じたんだろうか。

 

何かを感じてくれてれば良いなぁ…

 

 

 

そして来月からは中学生。

 

ゆっくりゆっくり慣れていって欲しいなぁと思っていたら、4月下旬にいきなり宿泊学習が有るんですよね。

 

6年生の時はゴールデンウィーク明けの修学旅行で”事切れた”ので、心配です。

 

ただ、中学校にはヨシも居るし、しかも同じ支援学級だしね。

 

きっと大丈夫だよね~

 

 

 

とりあえず、「卒業おめでとう、マサ」