マサの不登校が始まって以来、色々と紆余曲折はあるのですが、やはり医療面からもう少しちゃんと診て貰うべきだという話がありまして、今回、新規の病院へ行ってきました。

その筋では有名な先生らしく「予約は学校経由」で「緊急性が高い」とか、予約とるのも大変な先生らしいです。元々は脳神経系が専門とのこと。

今回はたまたまキャンセルが出たので、急遽受診できる事になったのです。

急に決まったものだから、学校からの報告書も先生が急いで作成してくれました。

急いでいたせいか封筒の封がしておらず、家で拝見させて貰いました。ついでにコピーも(笑)

内容的には、「それはどうよ? 先生ちゃんと見てるか?」という内容も書かれていたりしたけれど、家と学校では違うだろうしね。

そもそも担任の先生は新任だし不登校ぎみだから接触時間自体少ないもんね。

5年生の時の担任に書いて貰った方が良かったんじゃないかなと思うけれど、それは仕方ないかな。時間も無かったし。



で、病院へ。

学校からの報告書と瓜二つのチェックリストに答え、面談スタート。

先生は、学校からの報告書や今書いたチェックリスト、三年前のWISC-3の結果などを見つつ、軽く質問されたり。


もう面談が始まってすぐに驚いたのが、何故これだけの情報でそこまで判るの?

っていうほどマサの事を的確に言い当ててビックリ。


「この子はね、コミュニケーションが苦手で多動がありますけど…頭が良くて、真面目な子ですね」
「不安が凄く強いですよね」
「OOが苦手。OOな拘りがあったりしますね」


私は先生が喋るたびに、
「って先生あんた超能力者か!?」
と心の中で叫んでましたよ。


まぁ、そりゃその筋で名を馳せている先生との事なので、逆に言えば、それくらい判って当然、なのかもしれないですね。


そして、

『キミはね、間違ったことが嫌いで、間違った事をする子を注意しない先生も嫌いで、順序通りに進められないのが嫌いで、間違ってる事ちゃんと進められない事ミスしそうな事はやりたくないって思っちゃうんだよな? それは絶対悪いことじゃない、キミは真面目な子、頭の良い子だよ、これからしっかり伸ばしていこうね』

と言われたマサは、微妙な困惑した顔をしておりました(笑)


そして先生は、
「アスペルガー症候群だね~」
と発言。

これまでマサは当初こそアスぺ判断でしたが、その後ADHDが酷かったのでアスペのことはすっかり気がつかなかった、というか忘れてましたが、確かにアスペだよね。

それから「鬱傾向」とも。

これも確かに言われてみれば、最近のマサは鬱の初期状態なのかなと。



そんな訳で、薬物療法へ。

実は私たち夫婦は発達障害児への薬治療には後ろ向きなんですよね。

でも「鬱」と言われたらこれはもう仕方ないです。

「先ずは現在の不安感を取り除いて、学校へ行けるようになる事から始めないとね」
「学校へ行く気力が戻ってきたら多動に効く薬に切り替えて集中力を上げて勉強に向かえる様に持っていってみましょう」


という先生の言葉に概ね同意、薬物治療を始めます。



今日からドグマチールとデブロメールを毎夕食後に。


1ヶ月後からコンサータです。(効く効かないの個人差が結構ありそうなので、飲ませるのが少々心配ですが。それとコンサータ始める頃には夏休みだけど・・・)


ちなみに前の病院(正確には療育センター)の先生は薬は親がイヤなら出しません、でしたが、今回は有無を言わさず出します!でした。


好転すれば良いのですがね。


病院から学校への診断書










*療育センターから今回の病院へ切り替えたのには、学校からの紹介の他に私の個人的理由もあるのですが、それはまた別の機会に・・・





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