今回の家庭訪問に臨むにあたり、軽く文書を作成しました。
口だけでは忘れてしまうこともあるので、保護者からの要望を紙面にして渡した方がよいと思ったからです。もちろんこの紙面に書かれたことが要望の全てではないし、他にもいろいろお話したのですけどね
ま、色々な意味で保険みたいなものです。

紙面の内容は以下の通りです。
タイトル
 今後の学校生活及び学習面に対する要望
内容
 ■現在の状況
  今のところ簡単な四則計算は出来るようになっているが、桁が増えると難しくなってくる。また、気の乗らないときには1年生の問題すら解けなくなる。

■今後の要望
1.将来の人生を見据えた学習内容を重視。
2.学習指導要領等の流れに沿った学習のみではなく、本人が理解できないと思っても 一通り教えてほしい。
3.三桁×二桁の筆算より、時計の概念や計算、距離の単位や計算・距離自体の概念など、実生活に密着した事柄を重視してほしい。
 (時計は読めても、「1時間10分後は何時何分か?」を答えることが出来ない)
 (学習に対する想像力が無い(興味が無いので当然だが)ので、時間、距離及び単位など、イメージを必要とするものに関しては非常に弱い)


■その他
1.面倒でも頻繁な”声かけ”をお願いしたい。
  短期記憶が弱く、ひとつのことに集中したり拘ってしまうと、しなければいけないこと等が抜けてしまう。また解っていても次に進めないなどもある。
とにかく忘れ物が多い。特に家に持って帰るもの、しかも大事なプリント等に限って家に持って帰るのを忘れる場合が多々あるので、大事な提出物や連絡事項がある場 合は【がんばりノート】に記入して下さい。
2.保護者側にも抜けなどがある場合も多々あります。
  そういった場合は、通常は【がんばりノート】、緊急時は電話などで連絡ください。
3.毎年、通常学級(協力学級)担任教師の顔が見えない。
 「連絡を密にして、情報共有して~」という言葉を年度初めに毎年しているが、夏休み頃には何の遣り取りも無くなるのが毎年恒例になっているので今年はそのようなことが無いように要望する。

以上の事項について精査の上、御考慮していただきたく要望するものである。

平成   年   月   日

  保護者名              印

こんな感じです。
一太郎で作成しプリントアウト。
最後の日付と保護者名は自筆で記入し印鑑を押して2部作成し、通常学級と支援学級の先生に1部ずつ渡しました。

追記
「よし」の時のみ、ICレコーダーにて録音しました。