ゴースト暗算とかいうのがあるらしい。
東大生が編み出したそうです。
詳しくは以下のサイトを参照してください。

http://matome.naver.jp/m/odai/2133539393932245601

で、なんでかというと。

昨日、"よし"が宿題のプリントをしていたのです。
内容は掛け算の暗算。
二桁かける一桁。
繰り上がりのあるなしは半々くらい。
三年生で習う内容ですね。

そして「出来た!」というので見てみたら、繰り上がり無しは出来ているけど、繰り上がりの計算は全て間違い。
全滅。
もう支離滅裂な解答。

どの様に計算したのか聞くと、なんかそれこそ支離滅裂。
例えば、26掛ける2だと正解は52ですよね。
ところが"よし"は答えを412と書いているのです。
また、違う問題では、繰り上がった十の位の「1」を使ってまた掛けたり。

もうグッタリでした。

私の教える声がだんだん大きくヒートアップしてきたので、途中で妻にバトンタッチ。

最終的に、計算方法を教えて理解した時点で宿題終了。最後まではさせませんでした。

何故させないのかというと、"よし"は短期記憶が弱いのです。
というか、発達検査で一番低い値が出るカテゴリーなんですよ。
一番能力の低い部分をいくらやっても正直ムダです。

実生活でどこまで暗算を使うのか、というと、たぶん皆さんもそうだと思うけど、「買い物に行ってカゴの中身を正確に暗算している」人なんかいないですよね。
大抵は「大体の合計金額」しか計算してないですよね。
で、レジに行って初めて「うわっ! 買いすぎた!!」って事、よくありますよね。
(えっ? 私だけですか!?)

だから、そこまで重要視していません。

もちろん、四年後の高校入試に備えて、ある程度の暗算は出来ないといけないのですけどね。


問題は、算数の授業でグラフをやっておいて、宿題に暗算を出すという事が問題だと思います。

本当に、「支援学級の先生は個人個人の発達凸凹をなにも考慮していない」「そもそも、宿題って復習を兼ねている訳でしょう。なのに、授業と違う内容の宿題をだしてどうするの?」って叫びたくなります。

私の考えが変なのですかね!?


それで、ゴースト暗算なのですが、これって発達障害児童、学習障害児童にも効果あるのかな?

こんど試してみたいと思います~