・独断と偏見のカレー見聞録
・辛さ スパイシーさ バランスの良さ 総合をそれぞれ10段階で評価
・評価値は、基本的には筆者の個人的感覚・好みによる
・特に辛さは個人差が大きいので、下記のとおり十分注意してもらいたい
・評価の目安は
辛さに関してはインデアンの辛3を基準に評価している
よってインデアンのカレーが「結構辛口だ」と思われる方は、辛5以上のお店に行く時は、十分に覚悟して欲しい
特に辛8以上の店は、一般的なカレーファンには「激辛カレー」として有名な店でもあるので、いきなり攻めるのではなく、徐々にステップアップしていくことをお勧めする
スパイシーは、単なる辛さではなく、香辛料の香りの広がりや後味、技術力を評価している
バランスに関しては、甘さ辛さスパイシーさ、旨味などを総合した料理としてのバランスを評価している
よって筆者の好みでなくとも、商品としての完成度が高ければ、甘い辛いに関わらずポイントは高く評価している
総合は、あくまで辛口好きな筆者の個人的な好みによる評価なので、料理だけでなく、店主や店内の印象などを含めたトータルでの評価となり、料理のバランスが高くとも総合では評価が低くなることがある
☆カシミール
とてもスパイシーでサラッとしたインド風カレーの代表格
いわゆる甘辛大阪カレーのコクや甘みはないが、スパイスを贅沢に使い、やや酸味のある爽やかなカレーライスが味わえる
さらに、こちらではオーダーを受けてから一食ずつベースソースとスパイスをブレンドし作り上げていくので、食べるまでに時間はかかるが、スパイスのフレッシュな味わいに関しては他店の追随を許さない
デフォではトマトにも似た酸味が強めに感じられるが、5辛以上にするとスパイスのバランスが急激に向上するので、慣れてくるとやや辛めをオーダーすると良い
筆者お気に入りはビーフ玄米20辛~30辛、ただし、初めての方はデフォの3辛からチャレンジしてほしい
メニューに関しては、常識的かつ物理的に可能な範囲内なら、どんなリクエストにも対応してくれる
ただし、お昼時は行列に1時間、店内に入ってからさらに30分程度待つことになるので、時間に余裕のある方以外は避けた方がよいかも
辛9 スパイシー10 バランス9 総合10
☆ゴヤクラ
カシミールと並んでオススメの名店
店主がスパイスの選択、配合に非常に神経を使っていることが、受け手にもよく伝わってくるカレーだ
特にチキンキーマでは、突き抜けた辛さとスパイシーさと鶏肉の甘みのバランスが素晴らしい
さらに唐辛子肉団子の「鬼玉」を追加すると、辛さとともにスパイシーさも豊かになる
しかしながら、これらを楽しみながら味わうには、南蛮亭やハチをサクサクと食べられる程度の辛さへの耐性・慣れが必要かと思われる
ひとつだけわがままを言わせてもらえば、これほどレベルの高いカレーならば、白米以外の玄米やインディカ米、サフランライスなどのオプションがあるとさらに嬉しい
辛8 スパイシー9 バランス10 総合10
☆肥後橋南蛮亭
カシミールのサラサラスパイシーなカレーとは対称的な、こってりルーの旨味が楽しめる
どちらかというとキーマカリーやタコライスに似た食感であるが、結構大きめの鶏肉がゴロンと入っていたりするので頼りないことはない
上記2店と比較すると辛さよりもタマネギや果実様の甘みを強く感じ、その甘辛バランスがよくさらにスパイシーな香りも十分なので最後まで食べ応えがある
実際のところ、甘みも感じるが辛さのレベルもそれなりにあるので、インデアンやダールあたりが辛いなと感じる人は、正直「決死の覚悟」でチャレンジしてもらいたい
辛8 スパイシー8 バランス9 総合9
☆辛口料理ハチ
巷では「大阪で1番辛い」「殺人的な辛さ」などと激辛評判ばかりが目につくが、筆者としては上記3店ほど辛くはないと思う
そして、単に辛いだけでなくちゃんとルーに甘みもありバランスの取れた家庭的なカレーである
オーソドックスな小麦粉を使ったルーと、別鍋で柔らかく煮込まれた牛肉の甘さのマッチングがこの店の特長であろう(メニューはカレーライス1種類のみ)
デフォでは白米がかなりの大盛りなので、普通の人は「ご飯少なめ」でオーダーすると良い(それでも350g~400gくらいはあるように思う)
繰り返すが、インデアンあたりが辛いと感じる人は、十分に覚悟して死ぬ気で行列に参加すること
辛7 スパイシー7 バランス7 総合9
☆王様のスプーン
店構えは小洒落たカフェ風、もしくはヘアサロンを思わせるコンテンポラリーな雰囲気
小麦粉を使わないソースはスパイシーでサラッとしているが、素材の甘み、旨味を引き出しとてもバランス良く仕上げている、どちらかというとカシミールのスタイルに近い
若くて美人の女性スタッフを見に行くだけでも価値があるが、実はそれ以上にカレーのレベルが高いことに驚かされる
仕込みから丁寧な仕事をしていると感じられる本物のひと皿、カレー作りに妥協なし
店はきれい、スタッフもきれい、カレーもウマーで、意地悪でアラ探しをしたくなるほどのレベルの高さ、緻密さ、真剣さは他の有名店も見習うべきだろう
店名に恥じない味わいは、文字通り「王様のスプーン」
看板に偽りなし
辛4 スパイシー8 バランス9 総合8
☆辛激屋
店名ほど突飛な激辛カレーではなく、極めて真面目にカレーに取り組んでいる
激辛と評される黒カレーも辛さはそれほどではなく、甘みが前面に出ていてバランスがよい
サラリとしたソースは一見食べづらいが、すぐにコツを掴むことができる
食べ進んでくると店主がカレーソースを足してくれるサービスはとても有難い
甘さ辛さスパイシーさのバランスが取れたカレーは、700円とコスパも抜群
辛5 スパイシー8 バランス8 総合8
☆バンブルビー
カレー自体はそれほど奇抜ではないが、バランス重視で美味くまとまっている
ルー自体は濃醇だが塩気は少なくスパイスもそこそこ効いている
ややオイリーだが、ジビエなど香りの強い具材との相性ではこれくらいがベターなバランスだろう
店の雰囲気は個性的で、スタッフの接客は丁寧で好感が持てる
筆者の好み的には、辛さとスパイシーさをもっともっとパワーアップして欲しい
辛5 スパイシー6 バランス8 総合7
☆らくしゅみ
カシミール、バンブルビーとともに大阪3大カレーとも称される行列店
薄暗い店内は、お経のようなインド民謡が流れ、異国情緒たっぷり
カレーはバンブルビーに近いオイリーなスタイルだが、パラッとしたサフランライスには良く合う
チキンとキーマの組み合わせでは、チキンが結構辛口でキーマの方は甘口スパイシーでバランスがよい
また、サフランライスは普通でもそこそこ量があるので、小食セットでいいかも知れない
それと、行列ができているときはなかなかすぐに食べられないことが多いので、時間には余裕を持って訪れたい
辛8 スパイシー6 バランス7 総合7
☆モリ商店
スプーンの王様同様の隠れた名店
ややタイカレーやアジアンカレー寄りのスパイシーな味付けで店主の丁寧な仕事が伝わってくる
辛さは一番辛いチキンカレーでもそれほど辛くはないので、辛口が苦手なカレーファンでも楽しめる
あの立地とこの繊細で真面目に作られたカレーが750円とはコストパフォーマンスが良すぎるほど
もっともっと高い評価を受けてよいカレー専門店だろう
辛4 スパイシー7 バランス8 総合6
☆ビィヤント
こちらは例外的に大阪ではなく、京都の小さな喫茶店風のカレー専門店
トンカツはカリッとサクサクでサラリとしたカレーソースとよく合う
ビーフ辛口ソースは、巷では激辛カレーとの評価も聞くが、インデアンより少し辛い程度
マニアックにならず食べ飽きしない家庭的な味は、これはこれで守っていきたい
辛4 スパイシー4 バランス7 総合6
☆もりやま屋
わざと小汚なく仕上げた店構えは場末のバーのようだが、雰囲気は悪くない
デフォでは甘口だがホットホットソースを追加すればスパイシーで美味しいカレーになる
肉系より野菜系の使い方が上手く、ソースもトマト様を強く感じるエスニック仕上げ
ただ、ややオイリーで塩気が強いのと、全体のバランスが偏っていること
そして、夜はワンドリンク強制なのが減点ポイント
辛4 スパイシー5 バランス6 総合5
☆インデアン
大阪を代表する甘辛系カレーの筆頭格
これを食べないことには大阪カレーの話が始まらないといわれる名店
とろみのあるルーは、最初甘く、店を出る頃に遅れて辛みがやってくる大阪風
筆者もインデアンを各評価の基準としている
ただし、ルーは少なめなので、ケチらずにもう少し多く入れて欲しい
辛3 スパイシー4 バランス6 総合5
☆ダール
インデアンと並ぶ大阪カレーの標準器
辛口を頼む時は「からくちで」ではなく「ダールで」と注文すること
オススメのランチはビーフカツ2個トッピング
インデアンと比較すると、ルーに色々なスパイスを感じるが、好みの分かれるところでもある
辛3 スパイシー5 バランス6 総合5
☆ミンガス
駅前でサクッと食べられるカレースタンドの中ではなかなかのクオリティ
ルーもサラッとしており、甘辛スパイシーのバランスも良く、食べやすい
何よりオーダーしてからサーヴされるまでの時間が1分かからないスピーディーさは特筆もの
インデアン、ダールと並んで甘辛大阪カレーの代表格と呼んで良い
辛3 スパイシー4 バランス6 総合5
☆印度屋
トッピングの豊富さと、辛さのレベルアップが無料でオーダーできるところが嬉しい
ルーはデフォではやや濃醇過ぎるが、ダイナマイト以上に辛くすると、全体のバランスが取れてくる
辛7 スパイシー6 バランス7 総合5
☆ダイヤ
喫茶店のカレーとは思えぬ洗煉された味わいが特長
やや苦みを感じるルーは熟成感があり旨味もあるが、やや単調な感じも拭えない
しかしカレーライスとして全体のバランスは悪くない
おすすめはカツカレー
辛3 スパイシー4 バランス7 総合5
☆サンクチュアリ
カレー専門店ではないが、ランチタイムにカレーが食べられる
辛口キーマと甘口チキンが選べる
キーマは程よい辛さが心地よく、スパイスの香りも効いている
ミニサラダが付いて680円はリーズナブル
辛5 スパイシー5 バランス6 総合5
☆ブルーノ
最初は甘くて後から辛くなってくる甘辛大阪カレーの店
店内のゴージャス感、バターライスやトッピングの豊富さなど、全体の雰囲気は良い
しかし「本当に美味しいカレーを食べたことがありますか?」のコピーは傲慢すぎる
カレー自体のレベルは低くないだけに、もう少し謙虚な姿勢が欲しい
辛3 スパイシー4 バランス5 総合4
☆ルーホンダ
昭和の洋食屋さんを彷彿とさせる、懐かしい洋風カレー
トッピングは手抜き無くオーダー受けてから揚げるのでアツアツサクサク
辛2 スパイシー3 バランス5 総合4
☆白川
小麦粉を使ったとろみのあるホテルカレー風で、結構レベルが高い
ルーホンダよりは家庭的でまろやかな味わい
辛2 スパイシー2 バランス5 総合4
☆ランタン
地元ではカレーライスよりカレーパンで有名な店
オーソドックスだがサラリとしたカレーソースは店主の丁寧な仕事ぶりが出ている
上記2店よりはスパイシー側に振れた味付け
辛2 スパイシー3 バランス4 総合4
☆辛味屋
上のルーホンダからここまで4店は寝屋川のお店
辛さを売りにした「大人カレー」でも辛さはインデアンと同程度の甘さ
甘口カレーが好きな方にはおすすめ
店主の接客、サービスは文句なし、カレーソースも足りなければ
後から追い掛けしてくれる気前の良さ
辛3 スパイシー2 バランス4 総合4
☆ハイシ
店内は決して広くないが、店主との昭和チックな会話が楽しい、家庭的なカレーの店
ルーは比較的サラリとしており、白米とのからみもバランスが取れている
甘口大阪カレーのファンにはお勧めのひと皿
辛1 スパイシー2 バランス5 総合4
☆カツヤ
欧風カツカレーの老舗的定番店
サラサラになるまで煮込まれたルーは素材の原型が分からないほど滑らかで
複数のスパイの香りも感じるが、全体的にやや濃醇すぎる
カレーのレベルは高いが値段も高い
確かに味わいは悪くないが、カツカレーに1400円はちょっと高い
辛1 スパイシー2 バランス4 総合4
☆梨花食堂
一般的な甘辛カレーファンには根強い人気店
南蛮亭やハチが好きな辛口ファンにはちょっと甘過ぎだが
全体のバランスは良いと思う
はっきり言えばインデアンの亜流だが、店主の仕事はとても丁寧だ
辛2 スパイシー3 バランス5 総合4
☆伽麗伊屋
甘辛欧風カレーはくどくなく、食べ飽きしない
スパイシーさは弱いが、辛さはこの手の店ではやや辛め
辛2 スパイシー2 バランス4 総合3
☆カレー工房Roji
大阪甘辛カレーをよく研究しているがいまいちツメが甘い
料理としてのレベルは低くなくバランスも良いだけに、他店にない独自性を期待したい
ひとつブレイクスルーがあれば格段に良くなるかも
辛2 スパイシー2 バランス5 総合3
カレー専門店B
こちらも甘辛系カレーだが、ルーのとろみが強く、白米の上からかけても、下に浸透しないほどの固さがある
ただ、カレーは平凡で特にコメントすべき特徴は見当たらない
専門店を標榜するのならば、もう少し他店を食べ歩いて勉強するか、独自の味を追究しなければリピートはない
辛3 スパイシー1 バランス2 総合2
☆カルダモン
甘辛大阪カレーの亜流だが、甘みと旨味、コクに欠け、総じて味が薄い
辛さはデフォでは甘過ぎ、激辛にしてもインデアンと同程度
トッピングの具材は悪くないが、ベースのカレーがしっかりしていないと料理としてのバランスが取れない
スパイスを店名に掲げるのならば、もう少し同系統の有名店の研究をしてもらいたい
辛1 スパイシー1 バランス2 総合2
☆コロンビア8
店構えは欧風カウンターバーといった今風な感じだが、若い店主の高慢な態度はいただけない
また、自信満々で料理を出す割りには、ご飯やルーが冷めており、手際の悪さを感じる
カレーの指向は近所の名店カシミールを模倣したようなサラサラ系だが味わいは全く似て非なる代物で、スパイスの使い方が中途半端でバランスが全く取れていない
接客と料理技術の両方をもう少し真剣に勉強すべき
辛2 スパイシー2 バランス2 総合1
☆上等カレー
特にコメントすることはない
辛1 スパイシー1 バランス1 総合1
☆自由軒
カレーライスとしては前時代的で特に評価することはない、あくまで話のネタ
辛1 スパイシー1 バランス2 総合1
☆ピッコロ
大阪の定番的チェーン店
もう少し辛さとスパイシーさと個性が欲しい
辛2 スパイシー2 バランス3 総合1
☆フジオ軒
ステーキカレー以外は特にコメントすべきものは見当たらない
カレーソースは凡庸な甘辛大阪カレー風
辛1 スパイシー2 バランス3 総合1
☆船場カリー
これも定番のチェーン店
イカスミカレーはは好みの分かれるところ
辛1 スパイシー2 バランス3 総合1
☆サンマルコ
これを大阪の標準器とするファンも少なくないが、やはりカレーは辛さも必要
辛さと旨味のバランスが取れていない甘口では飽きがくる
辛1 スパイシー1 バランス3 総合1
☆CoCo壱番屋
ビーフソースのレベルを上げれば通いたくなるのだが
万人向けのレベルとはこの程度なのか
ポークソースは論外、松屋の方がずっと美味い
辛1 スパイシー2 バランス3 総合1
☆アチャ
こういう店が大阪カレーのレベルを下げているのかと思う
家庭で作るインスタントルーのカレー以下、というかレトルトのカレー以下で、こんなカレーで料金を取られることが悔しくてならない
まずはお客から金を取って商品を提供しているという自覚を持つことが必要
辛1 スパイシー1 バランス1 総合1
☆P&G
チェーン店
特にコメンすべきことはない
辛1 スパイシー2 バランス3 総合1
☆T&A
チェーン店
特にコメントすべきことはない
辛1 スパイシー1 バランス2 総合1