緑色日記

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明治安田生命J2リーグ

東京ヴェルディ1-1セレッソ大阪

得:アラン・ピニェイロ    フォルラン



去年なんとか残留をもぎ取ったヴェルディ。

最終順位は20位と本当にギリギリのシーズンになってしまいました。

今年は前田直輝は松本へ、金鍾泌は湘南へ、ニウドは札幌へ

昨年のチーム内得点王の常盤も契約満了(後、熊本に移籍)になりました。

補強はブラジル人トリオを中心に補強。

この試合ではブラジル人トリオの3人、FWアラン・ピニェイロ、

MFブルーノ・コウチーニョ、DFウェズレイをスタメンで起用。

また、ユース上がりのルーキーMF三竿健斗もスタメンで起用されました。


試合の大方の予想はJ1降格してきたが、巨大戦力維持したセレッソが

どのようにヴェルディを粉砕するかということでしたが、試合の序盤は

ヴェルディが主導権を握ります。

前線の4人がいい距離感を保ち、何度かセレッソゴールを脅かします。

しかし、20分過ぎになるとセレッソペースへ。

扇原からの素晴らしいロングフィードから裏抜けしたフォルランに渡り、

フォルランがキーパーのタイミングを外すようなシュートを放ちますが、

佐藤優也のビッグセーブで難を逃れます。

しかし、その後も左サイドバックの丸橋を中心とした攻撃で

何度もクロスからチャンスを作られますが、

優也が当たっていたこともあり、何とか凌ぎます。

ヴェルディも深く相手陣内に切れ込んだ安西幸輝もクロスから

南がボレーシュートを放ちますがわずかに外れて、

前半は0-0で折り返しになります。


セレッソの攻撃は丸橋、関口の突破が恐ろしく、

高精度のクロスを上げてくるのでそこはとても怖かったです。

(逆に右サイドバックの酒本は殆ど目立たなかった)

クロスが上がるとヴェルディのディフェンス陣は

ボールウォッチャーになりやすく、特に今回はセレッソの左サイドの

攻撃が多かったのでヴェルディの左サイド安在和樹の裏に

ポジショニングを取られてファーでフリーでヘッドというピンチの場面が

ありました。

去年からクロスに対してファーサイドを開けてしまうという場面が

多々あるのでそこはしっかりと修正してほしいと思います。

また、セレッソの攻撃ではFWパブロも目立っていました。

中盤と前線の間でボールを受けボールの橋渡し役になり、

チャンスの場面ではしっかりとボールをもらえるポジショニングを取り

正確なコントロールからシュートと相手チームから見ると

嫌な選手だなと見えました。シュートはギリギリで外れていきましたが。。


後半に入ると劣勢気味だったヴェルディがなんと先制!

右サイドのスローインの流れからボールを繋ぎ、ゴール前で

中後がバランスを崩しながらも粘りを見せ、アラン・ピニェイロ

にラストパス。パスを受けたアランが左足を振りぬき、

ボールはゴールネットへ。ヴェルディがリードします。


その後はセレッソペースで進み、フォルランのドフリーでの

シュートやパブロの決定機などありましたが、

枠に行かなかったり、優也を中心としたディフェンス陣

の奮闘もあり得点を許しません。

ヴェルディもブルーノ・コウチーニョのスルーパスから

平本一樹がキーパーとの一対一の大チャンスを迎えますが、

セレッソのキーパー金鎭鉉(何故J2に来た。。。)のビッグセーブ

により、追加点のチャンスをつぶしてしまいます。

そして後半34分、FKでチョンと出したボールをフォルランに

豪快に決められ同点に。

その後もセレッソが攻めますが、後半39分セレッソのパブロ

が2枚目のイエローを食らい退場に。

直後に出場した杉本竜士のドリブル突破からヴェルディが

ペースを掴み、勝ち越しを狙いますがそのまま点が入らず、

ヴェルディの開幕戦は1-1の引き分けとなり、勝ち点1

を得るといった結果になりました。


ヴェルディとしては劣勢な展開が多かったながらも、しっかりと

攻撃をやりきっていたことが先制ゴール、また、勝ち点に繋がった

と思います。ロングボールばかりでなく、しっかりと中盤の中後、

三竿を経由してボールを前に運べていました。

最終的に失点をしてしまった原因は三竿が相手を

懐に入れてしまったこと、そこから中後が無理な対応で

フリーキックを与えてしまったことでしたが、攻撃にも守備にも

このダブルボランチは良い関係性を持ってプレーできていたと思います。

中後が運動量を持って90分間プレーを出来ていたのは驚きでした。


また、今年もヴェルディの武器になるであろう両サイドバックの

Wアンザイ、特に右サイドの幸輝の猛然と駆け上がってくる

オーバーラップは迫力がありました。

逆サイドの和樹は無難なプレーが多かったですが、

セレッソは3トップが攻め残りするのでなかなか思い切った上がりは

難しく、うまくバランスを取った良いプレーをしていたと思います。

左足の精度はさすがでした。

ただ、二人とも守備時のクロスの対応はもっとしっかりして欲しいと思っています。


ディフェンス面ではこの日はキーパーの優也が当たっていました。

優也がいなければこの日は暗鬱な展開になっていたかもしれません。。

ディフェンス陣は個々人は頑張っていましたが、玉田、フォルランが

サイドバックとセンターバックの間を狙ってラインの裏を狙っており、

さらにそこの速くて鋭いロングボールが来ていたので

ラインがガタガタになり、裏を取られチャンスを

作られることが多かったです。

しかし、なんとか流れの中からは得点を許さなかったので、

今回の経験を生かしてセンターバックのウェズレイ、井林を中心に

成長し、しっかりとした守備を構築していって欲しいです。


新加入選手の印象はなのですが、まず、ユース上がりの三竿。

決してセレッソの扇原、山口蛍、関口に負けず、

相手をしっかりとチェック出来ていました。

ボールも左右にうまく散らせていましたし、

何といってもプレスに来られても焦らずしっかりプレー出来ていました。

本当に初出場のルーキー!?といった堂々たるプレーぶりでした。

欲を言えばもっとパススピードを速くできればなという印象でしたが、

そこのあたりや全体的な部分で試合をこなすことにより

どんどん成長していって欲しいです。


相模原から移籍してきたセンターバックのウェズレイは

やはり高さという点で大きな存在になるなという印象で、

この点は前任者の金鍾泌よりも良いと感じました。

足元に来るボールにもしっかりと対応していましたし、

サイドバックが上がった後のカバーリングも無難に

こなしていました。

裏への対応も悪くなく、思ったよりも良いディフェンダーだなという印象です。


最初は右のサイドハーフに入り、途中からアランとポジションチェンジして

センターに入ったブルーノ・コウチーニョはまずまずといったところでした。

開始直後に腰をやってしまい、負傷退場かというところでしたが、

何とかプレーを続けることが出来ました。

しかし、その影響なのか、ところどころ高い技術力を生かしたプレーを

していましたが、全体的に運動量は少なく、シュートの意識も低く

この日は微妙でした。

ただ、丸橋が危険な選手と分かると守備のポジショニングを修正して

ケアするなど頭が良い選手との印象も持ちました。

先に言った技術の高さや、視野の広さ、また高さなど見るからに武器が

多そうな選手なので、もう少し見守りたいと思います。

また、サイドよりはセンター向きの選手なのかなと思いました。

次に期待!


FWのアラン・ピニェイロはとても良かったです。

事前の練習試合などの情報から本当に大丈夫なのかと

思っていましたが、しっかりとボールをキープすることが出来、

空中戦も競り勝つことが出来、スピードもあり、サボらず守備をし、

鋭いシュートでゴールを奪うという、事前の想像を覆してくれました。

去年は前線に一樹がいないと何もできないチームだったので、

このアランの加入は大きいと感じました。

サイドに流れてのボールキープがうまかったです。

アランも最初センターで途中からブルーノとポジションチェンジし

サイドへだったのですが、今のところセンターでプレーした方が

良いのかなと思いました。ブルーノとポジションが被る。。


他に印象に残った選手はやはり杉本竜士。

ロスタイムを含めても10分足らずの出場でしたが、

武器のドリブルでセレッソディフェンスを切り裂きました。

相手が酒本でも、竜士対策に投入した椋原でも関係なかったです。

ワンタッチで酒本を抜いていったプレーや玉田、山口を振り切って

ドリブルしていったプレーなど素晴らしかったです。

竜士はただ単にドリブルするだけでなく、その後のパスやシュートの

アイデアを持っている(相馬と違う)ので、そういったところがただの

ドリブラーではないと思っています。


竜士を次はスタメンにとも思うのですが、南も悪くなかったです。

まだ不安定な動きは多いですが、セレッソのパブロのように

中盤と前線の繋ぎ役としてのプレーをこなしていました。

相手嫌なところでボールを受けたり、

スルーからチャンスを作ったりと、まだまだミスは多いですが、

頭の良いプレーが出来るという選手なので、当面は

スタメン南、スーパーサブ竜士で良いのではないかと思っています。


事前の情報から今年も難しいシーズンに

なってしまうのではないかと思いましたが、しっかりとしたサッカーで

セレッソから勝ち点1を奪うことが出来、思ったよりもスタート

ラインが高かったという印象でした。

練習試合からスタメン組を固定し、連携がある程度出来上がって

いるのがアドバンテージになっているのかなとも思いました。

しかし、まだまだ若いチームなのでこれから個人としても組織としても

成長していって欲しいです。



今回は上から下がってきた格上のセレッソが相手でしたが、次回は

下から上がってきたツエーゲン金沢が相手です。

今回はヴェルディがチャレンジャーとして戦えましたが、次回は

金沢がチャレンジャーとしてヴェルディに向かってくることが

予想されます。J2昇格後初のホーム戦ということもあり、大きな

モチベーションをもって試合に臨んでくることが予想され、

ヴェルディにとって難しい試合になると思いますが、

しっかりと勝ち点3を奪ってきてもらいたいです。



明治安田生命J1リーグ第1節

サガン鳥栖2-1アルビレックス新潟

得:豊田        ラファエル・シルバ

  池田



いよいよ2015年開幕!

開幕戦ということでやはり気になるのは新戦力達。

新潟の新戦力はブラジル代表経験もある左SBコルテースと

新潟ユース出身の大卒ルーキー平松宗がスタメン。

ジュビロから移籍してきたFW山崎と鹿島から移籍してきた左SB前野は

サブとなりました。


去年からの主力の流出は田中亜土夢のみと戦力の維持に成功し、

さらに効果的な補強ができたとの評判で一般的な前評判も高く、

練習試合でも良い結果を残してきたとのことで大きな期待をもってベアスタに行きました。


最初の14分は確かに期待が持てる展開でした。

両CBの大井とマイケルは巧く強く、豊田をシャットアウト。

特にマイケルは良いフィードを連発し、今日はサイドハーフで起用されていた

長身の平松の頭めがけてバンバン蹴っていました。

平松がそこで競り勝って、こぼれを味方が繋ぎ、

チャンスを作るという形が出来ていて、

ペースをうまく握れていると感じていました。

そうこうしているうちに山本からのスルーパスにラファエルが反応して

キーパーとの一対一を制し、新潟が先制!


良い流れから先制し、いけると感じていましたがほぼ直後に

マイケルが負傷退場。ここで大野が登場。

ここが試合のターニングポイントになってしまいました。

前半からの途中出場でさらに豊田が相手ということで

なかなか厳しいだろうなと思っていましたが、

セットプレーのながれから大野が豊田を引きずり倒してしまいPKを献上。

そのPKを豊田がポストの当てながらも決め同点に。。。


その後は一方的な鳥栖ペースに。

大野はCBとしての守備能力は申し分ないですが、

フィードは蹴れない選手なので、平松の伸長を生かすことができなくなり、

さらにサイドハーフとしての動きが整理されていないため、

平松はゲームから消えてしまいました。

さらに平松の同サイドの右SBの小泉はまっすぐしか

運べないサイドバックなので、ここも孤立。

新潟の右サイドは完全に機能不全に陥り、半身不随に。


平松がゲームから消えてしまったため、新潟は中盤で人数不足に陥り、

セカンドボールを尽く鳥栖に拾われなかなかマイボールに

することが出来ず、マイボールにしても鳥栖の速く厳しいチェックを

かわすことが出来ずに、ボールを前に運ぶこともうまくいかない状態でした。


そのまま前半終了し、後半の立ち上がりにセットプレーから

池田に決められ逆転を許します。。。

後半もずっと鳥栖ペースのまま試合が進み、

FW山崎と指宿を途中投入しますが、

決定的な場面は一回も作ることが出来ずに試合終了。

2-1の逆転負けでした。


敗因としてはどう考えてもマイケルの負傷交代が痛すぎました。

どんなに優秀なCBでも前半の途中から試合に入るのは難しく、

PKを献上しましたが、大野は責められません。

ただ、マイケルがいなくなったことにより、

ディフェンスラインからの良いフィードが

ほとんどなくなってしまったのがとても残念で、

交代していなければもう少し守備の

部分でも粘れていたのかなと思いました。


また、レオと小林のダブルボランチもかなりデキが悪かったです。

ボランチ同士でのパス交換はほとんどなく、

中盤を経由した攻撃というのがあまり見られませんでした。

セカンドボールも拾えず、守備でも後手後手の対応が多かったです。

平松の影響もあるかもしれませんが。


新戦力の印象なのですが、まずコルテース。

可もなく不可もなくの出来だったと思います。

球際で負けていなかったですし、

守備の面ではかなりやれていたと思います。

ただ、チーム自体がイマイチだったためなのか

事前の情報よりも攻撃面はもう一つでした。

サイドを抉るような場面も無かったですし、山本や小林との

連携もいまいちでした。

次の試合では攻撃面でスペシャリティ感をもっとだして欲しいです。


平松は厳しいJデビューとなってしまいました。

練習試合の川崎戦もサイドハーフをしていましたが、

もともとFWの選手なのでまだまだ動きが整理されていないと感じました。

もっとセカンドボールを拾う動きや相手の間と間でボールをもらう動き、

ボランチやFWをフォローする動きなど、

もっともっと動きを覚えていって欲しいです。

がんばれルーキー!


山崎は途中出場でしたがまだ連携面が

いまいちなのか良くなかったです。

自慢のドリブルもあまりなく、消化不良気味でした。

次はもっとゴールに向かっていく動きを見せてもらいたいです。


鳥栖の印象ですが、今年は豊田の裏に二列目から飛び出すサッカーを

目指しているということでしたが、その片鱗は見ることが出来ました。

池田や白が裏に飛び出そう飛び出そうとしているのがよく分かり、

そこでチャンスを作っている場面も見て取れました。豊田を使って相手の

ラインを下げさせることもうまくいっていました。

また、去年からの球際の激しさ、プレスの速さも脅威でした。


前評判からからかなり期待していたのですが、

練習試合でメンバーをシャッフルしすぎた影響なのか

思ったよりもスタート位置が低く少し残念でした。

しかし、個人個人の持っている能力は高いはずなので、

しっかりと連携や戦術を熟成させてどんどん良くなっていって欲しいです。










横浜Fマリノス1-0アルビレックス新潟

得:伊藤翔



J1ももう第33節ということで残り2試合になってきました。

前年の第33節も同じ横浜が相手、さらにその時は横浜が勝てば優勝という試合で6万人の観衆を集めた試合でした。

今年は新潟、横浜ともにシーズン前の前評判は高かったですが、両チームとも中位に甘んじており、僕がシーズン前に期待していたビッグマッチにはならず少し残念でした。

しかし、試合の方はとても面白い展開になり、

今年も日産スタジアムに行ったかいがあったと思えました。


試合の内容に移ります。

新潟の方のスタメンは前節快勝したFC東京戦から変更が無かったですが、ベンチの方には怪我から復帰した成岡の名前がありました。

今年のW杯中断前から中断後の数試合にかけて成岡が攻撃を引っ張って、しぶとく勝ち点を拾っていたのですが、徳島戦や仙台戦での怪我の影響により戦線離脱してしまい、指宿が台頭してくるまで攻撃の組立に苦労していました。

成岡は前線、中盤どこでも出来るプレイヤーなので、途中から出てきてどのように試合のアクセントになるか注目してみたいとメンバー発表時には思っていました(結局試合には出ずに残念でしたが。。。次の柏戦に期待!)


試合の最初の10分は横浜ペースで試合が進み、主にセットプレーで新潟ゴールを脅かしますが、守田を中心にディフェンスがまとまり跳ね返します。

それ以降は亜土夢のミドルシュートを皮切りに新潟のペースになっていきます。

前線での連動したプレスからボールを奪ってからの指宿のシュートや山本のシュートなど惜しいシーンを数多く作りますが、得点には至りませんでした。

前半の新潟は前からプレスに行く時としっかり引くときのメリハリや、速攻でいくのかポゼッションするのかのバランスが絶妙で試合を支配できていました。

ダブルボランチのレオと小林の関係がいよいよ熟成されてきており、シーズンの初めにはなかなか見れなかったボランチでのパス交換が多くあり、高い位置でボールを動かせるようになったと感じます。

多くの選手が横浜の選手のギャップに顔を出し、サイドではなく中央でパスを回せるようになっており、

攻撃に厚みが出ていましたので、シーズン中にポゼッションに固執したのは無駄ではないと強く思いました。

サイド→中央→サイドとつないでから中央へクロス、手詰まりになったら逆を使うという展開がとても小気味よかったです。

サイドバックの上がりのタイミングも絶妙で、亜土夢、山本が中に絞ってボールを持ったらサイドのスペースへ両サイドバックとも素晴らしいフォローを見せていました。

練習をしっかりとしているというのが本当によく分かる前半でした。


後半になっても新潟ペースが続き、相手陣内に横浜を張り付けていました。

しかし、先制したのは横浜。横浜、奈良輪のクロスをレオが頭に当てますが、横浜の「翔」伊藤翔への絶妙なパスになってしまい、きっちり伊藤が決め先制されてしまいます。

レオはヘッドをした時に相手に押されたとアピールしますがノーファウル(あれはノーファウルだよなぁ。。。)

その後よかった新潟が焦りからかバタバタし始めます。前半ではほとんど見られなかったポゼッションでのミスが出始め、横浜のカウンターに何回もさらされました。

なんとか決定的なピンチでも大井や大野の水際ディフェンスでなんとかしのぎ、達也→ラファエル、指宿→武蔵の交代で点を取りに行きます(もうひと枠の交代枠は前半、小泉の負傷→松原で使い済)

結果論ですが。。。この指宿の交代がよくなかった。僕も相手ディフェンダーのスピードを考えれば、指宿から武蔵に交代すれば面白いのではないかと思っていたのですが、指宿が交代したことにより前線でポイントが作れなくり有効的な攻撃が出来なくなってしまいました。

武蔵もラファエルも相手を背負うプレーを頑張っていたものの、二人とも背負うプレーは得意ではなく、前線への縦のボールは尽く横浜にインターセプトされてしまい、サイド攻撃しかできなくなってしまいます。

前半から松原を中心にクロスを多く上げていたのですが、クロスを上げた先に待っているのは栗原と中澤。さすがの空中能力で横浜ゴール前の制空権を支配され、決定的なチャンスを作ることが出来ません。

武蔵がニアに飛び込んでのヘッドというチャンスもありましたが、基本的には指宿交代後はノーチャンスで終わってしまい、そのまま敗北という形になってしまいます。


本当に結果論になってしまいますが成岡が使える状態だったのならば、指宿が交替するところで中盤の誰かに替えて成岡を出すべきだったのかなと思います。前線と中盤にエレベーターのようにスムーズに上下動しながらのパス出しや飛び出しが出来、また、交通整理も出来るので、今日の試合で言うと小林あるいは山本と替えてみれば決定的な仕事をしたのではないかなと思います。


ただ、この試合は負けたとはいえとてもいい試合でした。指宿のバイタルに下りてきての絶妙なポストや亜土夢の360度見えているかのようなプレーぶりはそれだけでお金を払う価値があると感じます。

ボールが味方に入った時の周りの連動した動きなど、来年が楽しみになるプレーの連続でした。

本当にサイドバックがいいタイミングでオーバーラップしてくるのを見るのは昔サイドバックをやっていた者として見てて楽しいですし、すごいなと思います。それだけでお腹一杯。


次は今週土曜日!願わくば今年の集大成である最終戦の柏戦に勝って気持ちよくシーズンオフを迎えたいですね!


リーガBBVA Jor.2
グラナダ0-1ベテイス
             ルベン・カストロ

1節がストライキで順延したので今日が開幕戦。
ってことで開幕戦勝利ー!!
目覚ましを4:55にセットして万全!と思いきや、起きたのは5:45…
前半丸々寝過ごすorz
しかし、前半スコアレスでほっと胸をなでおろす。
それで、後半!!
後半は完全にベティスペース。
時々相手のカウンターからピンチを招きますが、そのピンチもマリオ、ドラドの両セントラルを中心にうまく処理をしていました。
特に新加入のマリオは縦に強いディフェンダーで、相手のトップに入りそうなところを後ろから尽くインターセプトしていたのが印象的でした。
マリオがどんどん前に行くので、ドラドはきっちりとその裏をカバー。この2人の関係はGOODでした。
また、中盤のベニャト、イリネイの出足が早く、相手の攻撃の芽を潰し、そこからショートカウンターでチャンスを多く演出していました。
筆者は中盤で相手を運動量、技術などで大きく上回っていたのが今日の勝因だと思います。
また攻撃ではヴァディージョは後半すぐに交代して、よく分からなかったのですが、左サイドのジェフ・モンテーロはスピード、テクニックともに抜群です。
あのプレーっぷりはとても筆者好みですヾ(@°▽°@)ノ
決勝点は87分ゴールキックから交代で入ったジョニー(ホナタン・ペレイラ)が飛び出して、サイドを抉ってクロス、そこに去年セグンダで得点ランキング2位(もちろんチーム得点王)のルベン・カストロが飛び込んでゴル!!!
収穫がとても多い開幕戦でした(^O^)
特に嬉しかったのが、新加入が多い中でも去年の土台を崩さず進化してきたというところ。ロペラ時代のベティスは毎年チームをシャッフルして最終的には降格してしまったので、とても良いことです。ここら辺は監督のペペ・メルはうまいですね。
とにもかくにも、良い開幕戦でした。来週はインターナショナルマッチデーなので試合がありません。なのでギリギリで加入した選手とのコンビネーションをうまく熟成させる期間にして欲しいです。






ベティス開幕メンバー
1.ゴイティア ポルテロ
2.イシドロ ラテラル
3.マリオ セントラル (←ヘタフェ)
4.アマジャ セントラル (←ウィガン)
5.ドラド セントラル
6.
7.ファンマ インテリオール
8.マティージャ メディオセントロ (←ヴィジャレアル)
9.ホナタン・ペレイラ デランテロ
10.ベニャト メディオセントロ
11.モモ エストレーモ
12.
13.カスト ポルテロ
14.サルバ・セヴィージャ メディオセントロ
15.ウスタリツ セントラル (←アスレティック・ビルバオ)
16.
17.チカ ラテラル (←エスパニョール)
18.イリネイ メディオセントロ
19.ホルヘ・モリーナ デランテロ
20.ジェフェルソン・モンテーロ インテリオール (←ヴィジャレアル)
21.カニャス メディオセントロ
22.ネルソン ラテラル
23.ナチョ ラテラル
24.
ルベン・カストロ デランテロ
25.ファブリシオ ポルテロ (←バジャドリー)
26.ミキ・ロケ セントラル
27.ヴァディージョ インテリオール
28.エセキエル インテリオール
36.アレックス・マルティネス ラテラル
が新加入(みんなありがとーヾ(@^▽^@)ノ)
ここに獲得間近のロケ・サンタクルス(←マンチェスター・シティ)左ラテラル(サイドバック)が加われば補強終了かな。

主なOUT
ベレンゲル(→ヘタフェでコーチ就任?)
オドンコール(→ドーンベルグ)
イスラエル(→ヘレス)
ラザク(→アル・ヒラル)
エマナ(→アル・ヒラル)
ファンデ(→未定)
アルス(→未定)
フアニート・カラホーロ(→未定)
フェルナンド・ヴェガ(→未定)
ロドリ(→未定)

今までベティスを支えてきてくれてありがとう!
移籍が決まらない選手は早く決まってくれるといいのだけれど…
特にアルス!頑張れ!