バンドが聴けなくなるおまじない~SSW編~ | 海底で盆踊り

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「バンドが聴けなくなるおまじない~SSW編~」

世の中にあふれ溢れているシンガーソングライター。

やはりまだ流行はバンドなのかもしれない。ジャンルは色々あれど大人数が音楽をやっているのはやっぱりかっこいい。僕もバンドファンの一人だった。

しかしバンドを解散してひとりでやっていこうと思った僕は、ある日SSWしか聴かなくなってしまったのだ。

※僕が「シンガーソングライター」という呼び名が好きじゃないことはご存知だと思うので、「SSW」という表記にさせていただきます。

誰かと音楽を鳴らすことは少なからずの妥協が必要となってくる。妥協を感じない人もいるのかもしれないが、そんな拘りのない音楽家がいたらとても羨ましく思う。

メモ書きさえも文字のバランスや字面が気に入らないと書き直してしまう、そんな僕は拘りが強すぎて、誰とも音楽を共有する事が出来なくなってしまった。

拘りにこだわった、こだわりぬいたSSWを今日は紹介させていただこうと思います。

なんだろう。心から楽しみたいのに喜びたいのに、それができない。しっくりこない日常。そんな人生を過ごすあなたに、独断と偏見で好きなSSWを9組紹介したいと思います。




①麓健一



日本一美しい曲を書くSSWだと思っている。彼の声は天性そのもの。きっと天国の紅白歌合戦でトリを務めていると思う。

気になった人は他の楽曲も聴いていただきたい。この楽曲には使われていないが、ピアノとドラムが本当に素晴らしい。ただ、素晴らしい。全てが素晴らしい。

僕は2度しかライブへ行ったことがないのだが、MCのわけのわからなさ、酔っ払っているときの人間じゃなさ、何から何までやっぱり天国の主かなんかだと思うのです。




②忌井三弦



真空メロウ解散後に活動を始めたボーカル今井勝彦さんによる弾き語り。

真空ホロウの方が耳馴染みがあるかもわからないが、真空メロウがなぜもっと売れなかったのか知りたいです。

この楽曲はギターを弾かず、歌だけ。そして、この2分1秒の映像の中にある物語。

バルーンを降らせた「つつましい神」がテレビの上で吠えている犬ならば僕はこの犬のモデルとなった犬を世界中のペットショップから探し当てたい。



③木下美紗都


あの坂本龍一から高い評価を得た作詞・作曲・編曲・録音・ミックス、すべてをこなす奇才の女性。

女性が後ろでお団子ヘアーを作っておでこを出したらこんなに素敵な音楽が生まれるのかもしれない。女に生まれ変わったら、お団子ヘアーにしておでこを出そう。

「つつましい神犬」もしくは麓さん、来世は女性にしてください。



④ent




ご存知ストレイテナーのボーカルギター、ホリエさんのソロプロジェクト。

映画「ソラニン」の劇中歌を担当したり、ファッションブランドのショー音楽まで担当。

この世で僕だけが好きな女優、宮崎あおいもentの音楽に合わされば一瞬でみんなのもの。






のはずはなくて、僕のもの。




⑤長澤知之



音楽事務所「オフィスオーガスタ」で異彩を放つ天才、長澤さん。

ギターがとても上手いこと、andymori小山田さんと親友であること、もちろん曲や声や歌詞がいいこと、それよりも僕に影響を与えてくれた「NAGASAWA Tomoyuki BLOG」。

1年前にファンになった僕だが、そのブログの内容に惹かれて、1週間かけてアーカイブを全部さかのぼって読んだ。

自分の心を全て書いてくれているようだった、とても頼もしかった。その日から僕のスーパーヒーローになった。

長澤さんのブログをこれを機に全て読む強者がいたら僕はその人と人生を共にしたい。



⑥藤原さくら



この楽曲の発表当時、まだ高校生だった藤原さん。1年前にyoutubeの関連動画で見つけて聴いたときの衝撃は凄まじかった。

最近はドラマの挿入歌やCMソングでも活躍していて、先日メジャーデビューが発表されたばかり。

アイドルじゃないのが良い、女優じゃないのが良い、シンガーソングライター(彼女はSSWよりシンガーソングライターの方が似合う)であるから良い。

可愛い顔にスモーキーボイス、(コメントでも多いので書かせていただくと)日本のノラジョーンズ。ツイッターでのギャップも必見です。




⑦赤西仁



記者会見に翻訳家がいるにもかかわらず英語で返しちゃうあたり、もうニヤケが止まらない。最高だ!

僕がジャニーさんだったら赤西に家族が出来る前に駆け落ちを申し込んでいることだろう。

黒木メイサを妻にして、子供も育てているにも関わらず、海外デビューして、作詞・作曲・プロデュースを自ら手掛けて、自主レーベルまで立ち上げてしまった。

ファンクラブまで自分で作っちゃうあたり、大好きです。そんな日本代表のイケメン・赤西仁の楽曲。






こんにちはMIYAVIさん、どこまであなたはかっこいいのでしょう。




⑧剛力彩芽



シンガーソングライターではなく歌手だが、紹介させていただきたい。

まず低評価がやばい、こういうエンタテイメントを楽しめない人は人生損してるなあと思う。

冒頭の「間違って電話かけただけ、やだ、やだ、やだ、やだ」とか、サビ前の「あんたなんかもう知らない、、、うそ」とか、「どうしたらいいの。もうわからない」とかたまらないじゃんか!

あの真面目で恋愛というイメージがなさそうな剛力さんにこんな歌詞を歌わせる事務所と作詞担当のいしわたり淳治、凄い。

あなた方の策略にまんまと引っかかることにします。ゴーリキー大好き。★*――ダィ(人´∀`)スキ――*★*


 
⑨瑛太



もはや俳優だが、僕の愛して止まない瑛太だ、ご存知木村カエラの旦那様だ。

いつか夫婦揃って音楽番組で歌わないかと思う。

その日までに僕は「つつましい神犬」を見つけて、瑛太と木村カエラの3人目の子供に生まれ変わって、素敵な音楽を作るんだ。

そして、いつの日か赤西仁の子供と結婚して、お義父様(パパ)にこう言うんだ。

Papa, MIYAVI?Are you kidding? 」 (パパ、ミヤビはないぜ?)