5月17日(金)、夫の納骨の為に帯広へ向かいました。

四十九日からずいぶん経ってしまったけれど、雪がすっかりなくなって、5月の十勝は1番気持ち良い季節だし、そのあたりがいいねと決めたんです。

息子一家と一緒。


途中、かなりの雨が降っていて「困ったな、雨のお墓参りかな」と思いながら道東道を行きました。

お昼過ぎ、音更の道の駅に到着。

賑やかにお昼ご飯をとっていたら、何と雨があがって晴れ間がみえてきた!

今のうちにいこうと急いで霊園に向かいました。

お墓に到着した時には青空が広がってました。

小3女子が「じいちゃん、雨止めてくれたんだ〜」

お嫁ちゃんが「私晴れ女です!」ってニコニコしてた。


ここは夫が建てたお墓で、少し小高くなって防風林や十勝の広い平原がみえます。

お寺の納骨堂から移した先祖代々の方々が眠っているので寂しくないかも。


重い石をどけて、暗くて深いお墓の中に入れることにちょっと躊躇したけど、最後にお骨を抱きしめて息子に渡し、入れてもらいました。

良かったね、パパ。ゆっくり休んで下さい。



その日の夜は中札内にあるフェーリエンドルフっていうところのロッジに宿泊しました。

昔は中札内休暇村って言ってたとこらしい。


https://feriendorf.jp/




広い敷地にロッジがたくさん建っていて、とても気持ち良いところ。



今回宿泊したのはファミリーロッジ。

リビングにはミニテントがあったり大きなぬいぐるみが置いてあって孫たちは大喜びでした。

2段ベッドもあったよ。


暖炉はあったけど、2歳女児が危ないので使用せず。

庭にバーベキューハウスがあって、そこで持ち込みのお肉や野菜で夕ご飯。

ワイワイしながら、みんなたくさん食べてくれて嬉しい。


近くに温泉があってそこへ歩いて行きました。

お肌つるつるになるモール温泉です。

とてもきれいな施設で、ここは宿泊しなくても入れるそう。

サウナもあったよ。



何だかひと段落して安心したせいか、早めにベッドに入りすぐに寝たのですが、そのせいか4時頃に目が覚めて、珈琲を入れてベランダで空を眺めていました。

朝から晴天の十勝の空です。

夫と結婚が決まり、初めて帯広を訪れてから45年あまり、いつも夫と一緒に来ていたので、寂しい。もう同じ空を見ることはできないんだね。




悲しくても寂しくてもお腹は空く。

朝食は施設にあるカフェにお願いしました。

洋食はこの施設にある冷燻工房のソーセージやベーコンがとてもおいしいとのこと。

私が頂いた和食は牛トロフレークが美味しくてびっくり。



早めに出発して、中札内美術村で絵を観て、十勝野フロマージュで美味しいジェラートをいただき、我が家の定番、麦音でパンを買いました。

ついたくさん買いそうになるけど、「いけない、1人だわ」と思い、必要最低限購入。



そのあとお嫁ちゃんがさがしてくれた芽室のお蕎麦屋さんへ向かう。

畑のど真ん中のお店です。

こんなところにあるの?っていう感じ。


http://bibairo.gourmet.coocan.jp/


もりそばと温かいおろしそばのセットをいただきました。

美味しかったー



そして無事に帰宅。
たくさん泣いて笑った2日間でした。
1人じゃなくて良かった。

さて、入院まであと10日。
準備はできているけれど、戻って来る頃には夏が近づいているから夏物を出しておこうかな。
頑張れ、自分。