また質問をいただきました。
質問部分だけ抜粋します。


確かに、私がこれまでのブログで語っていた「専業主婦」は、子どもがいない夫婦を前提にしています。

それがなぜなのかと言うと、ただ単純に私自身に子どもがいた経験がないからです。
子育てについてイメージはありますが、その大変さはわからない。
わからないことを語るのは、あまりにもリスキーだと思います。それこそ、偏見で人を傷つけてしまうのは避けたい…。 
なので、敢えて子どもがいる専業主婦については語らないようにしています。


……と、その上で。
子育てについて私が今の状態でも述べられる意見をつらつらと述べてみようと思います。


まず私の居住地は田舎です。
ほとんどの子は公立小中学校に通うし、高校は私立が滑り止めで、県立の進学校が一番のエリートコース。

だから東京など都会の子育てとは大きく違うと思います。

私は仕事で5歳程度から18歳までの子どもやその親に関わる仕事をしています。年間で結構な数の家族を見ますので、他の子どもがいない若者よりは実情を知っていると思います。


結論から言うと、子どもの成長に親が専業主婦かどうかはあまり関係ないと思っています。

専業主婦の家ならたくさん手がかけられているとも限らないし、もっと言うなら手をかけたところでそれが子どもの優位性に繋がっているとも限りません。もちろん手をかけた分とっても優秀な子もいます。

逆にワーママでも、とっても愛情深いしっかりした子どももいるし、もしくは手間をかけてもらえずに問題行動を起こす子どももいます。

他の人(保育士や祖父母等)の世話になっていることで複数視点から子どもを見られるよさもあれば、母親がていねいに子どもの些細な変化をみとる良さもあります。


片親でも両親でも、働いていても専業でも、どんな環境でも子どもは結構図太く賢く育つのだな…というのが、私の見解です。


なので子育て中だから専業の方がいいとも、働いていた方がいいとも思いません。兼業でも専業でもどちらでもいいと思います。


ただし一方で。
子どもがダメになる家庭は、「子どもへの関心がない(というより、子どもが関心を持ってもらえていないと思っている)」傾向がとにかく強い。

一日のうち、どんなに短くてもいいから子どもとしっかり向き合う時間が必要だと思います。
子どもが、「ママ(もしくはパパ)は私のことをちゃんと見てくれている」と思えるようにすること・愛情が伝わるようにすることが親の使命だと思います。

仕事が大変な家は、意識しないと子どもがほったらかしになってしまうことがあるようです。その点、専業ママは心身に余裕があるでしょうから、ワーママより専業ママの方がその意味では子どものために良いとも言えると思います。


子どもへの見解はこんな感じ。
ふわっとしていてすみません…!